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2005年09月13日

2ch発のまネコ問題に思うこと

avexが、のまネコと称して、2ch発のAA「モナー」に酷似したキャラクターを使用したことに端を発する問題(「のまネコ」は「モナー」? ネットで騒動に@ITmedia)。多くのブログ等の論調を見る限り、avexの法的責任(あるのかも怪しいけれど)よりも、企業としての対応の下手さを指摘する声が多いです。

皆様において『モナー』などの既存のアスキーアート・キャラクターを使用されることを何ら制限するものではございません

上述のavexのコメントも、上から見下ろしたような内容で、火に油を注いでしまっているように思えます。何と言うか、コナカの「軽涼スーツ」、NTTComの「ホットスポット」や、NTTDocomoの「フルブラウザ」と同じような感覚なのでしょうか。前述の例は、「商標権」の性質上何ら問題はないのですが、やっぱりイメージダウンは否めませんよね。

しかし、この騒動から思ったことは、avex云々よりも、知的財産の線引きって難しいなあ~、と。本当に0から作ってたまたま似たものができた場合と、恣意的に似たものを作った場合、そんなこと厳密には当人しか分からないですし。また、インスパイア(いい訳語がないね…)により生まれたものに対し、どこを境にオリジナル性を認めるのか、など。なまじっか自分が二次創作という微妙な領域の創作活動をしているだけに、この手の話題にはちょっと感度が上がっています。

投稿者 bokupi : 2005年09月13日 00:49

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