« Google Maps APIを使ってみました | メイン | 漢検2級を受けてきました »

2006年06月12日

尾瀬旅行記

2006年06月09日~10日にかけて、大学時代の友人と尾瀬に行ってきました。友人の運転する車で行くので、東所沢駅に朝8時集合(ちなみにうちはペーパー^-^;)。うちから東所沢まではやや距離があるため、朝6時ごろ起床。昨日の晩は深夜2時就寝ですが…(最近旅の前日は、早く寝ようと思っても、やり残したことがどんどん出てきてついつい遅くなってしまいます)

東所沢に到着後は、コンビニで朝食をとりつつ、関越道に乗って沼田ICまで。道は混んでおらず、だいたい1時間30分ほどで着きました。途中真っ黒な雲に覆われ、土砂降りの雨が…。その後は国道120号と401号を通って、戸倉駐車場へ到着。天気が良くないこともあり、結構空いていました(前日からの泊り客もいるので、車はそれなりに停まっていましたが)。

車を停めたあとは、乗り合いタクシーで鳩待峠まで移動します。最初、ネットでバスの時間を見たとき、本数があまりないのかなあ、と思いましたが、基本的にピストン輸送なので特に待たされることはありません。

山道を車で走ること30分、鳩待峠に到着です。標高が高く、風もあるので、結構肌寒いです。それでも鳩待峠には結構な人がいました。タクシーの運ちゃんに今日は空いているほうだと聞いていたので、混雑時はどうなってしまうんだろう、と思いました。休憩所で、昼食にまいたけ定食を食べて出発です。

初日のコースは、時間と天候を考えて鳩待峠~山の鼻にしました。最初傘をさしていこうとしましたが、風が強いし、動きもとりづらいと思ったので、レインコートを装備。うーん、持ってきてよかった、備えあれば憂いなし、です。客層は、平日なのでお年寄りグループが多かったですね。あと、修学旅行生とも結構すれ違いました。このルートは、入り口付近は泥でぬかるみ、足場が悪いです。そこを超えると木道が整備され、歩きやすいです。加えて、行きはほとんど下りなので楽です。

ここは、尾瀬ヶ原へ入る途中の山道です。しかし、半分くらいのところに差し掛かると、水芭蕉の群生したポイントがあります。これを見たとき、尾瀬を実感しました。だいたい1時間弱歩くと、川の上の橋に差し掛かります。ここまで来たら、山の鼻はもう目の前。到着後は、花豆ジェラートを食べて一服です。

次のルートは、帰りの時間も考慮して、植物見本園のあたりをぐるっと周ることにしました。天気が良くなったおかげで、ここの景色は最高です。水芭蕉の群生している様子や、その葉の上で泳いでいるオタマジャクシなど、自然の素晴らしさを感じますね。背景に映る至仏山の青い姿や、近くの山の木々が緑や黄緑に染まる様子など、とてもきれいでした。水も空気もきれいで、心が洗われます。

ゆっくりと周りつつ、時間も迫ってきたので、15時くらいに戻り始めました。やや急ぎ足で進んだので、45分ほどで鳩待峠に到着です。乗り合いタクシーに乗って、戸倉駐車場に着いたあとは、車で宿まで移動です。

今回泊まる宿は、ペンションコーボルト。武尊スキー場の近くです。看板が小さくて、見過ごしかけました(外観覚えておいてよかった^-^;)。まずはお風呂をいただき、それから夕食をいただきます。コース形式で、洋風中心のメニューが出てきます。ご飯はセルフで存分に食べられます。ちなみに、アメニティーはほとんどありません(でも、その分宿泊代は安くて一人6000円台!)。テレビは室内にはなく、共同スペースで見ます。共同スペースにはたくさんの漫画本があります。そこでシティーハンターを3巻分読みました。漫画を読んでいると、あっという間に時間が過ぎていきますね。9時すぎに床に就きました。

翌朝、6時くらいに起きて出発支度。7時くらいに朝食をいただきます。朝食はパンとサラダ、目玉焼きなど。パンはとくに気に入りました。2枚ほどおかわり。お土産に取れたての山菜(うりっ葉)をいただきました。ちなみに今回の泊り客は我々だけ。それもあってか、宿の方とも気さくにお話しできました。食事もおいしく、雰囲気もいいので、お薦めですね~。ただアメニティー関係はご確認を。

8時くらいに宿を出発。再び昨日と同じ戸倉駐車場へ向かいますが、満車です。晴天に恵まれ、しかも土曜日なので当然ですね…(途中のコンビニでもおにぎりが売り切れ--;)。なのでスキー場の駐車場へ移動です。ここから乗り合いタクシーに乗り、鳩待峠へ。本日のルートは鳩待峠~富士見下です。

ところがこのルート、さぞかし人が多いんだろうな、と思いきや、全然人がいません。どうやらみんな山の鼻ルートで行くみたいで。向こうは恐ろしい具合に混んでいるんだろうな…。というわけで、うちらは混雑とは無縁のルートを進んでいきます。…が、実はこのルート、それなりに厳しいです。途中から雪が積もって木道が埋まっており、木についたリボンを目印に進んでいきます。ずっと上りが続きますし、人が少ないのには、それなりの理由があるんですね~--;。

しかし、そんな積雪地帯を抜けると、横田代に到着です。広大な湿原地帯が広がります。草花もちらほら見えます。途中、池窪と呼ばれる小さな池が点在して、面白い景色です。背景には山が峰を連ね、壮観でした。さらに進んでいくと再び積雪地帯が復活します。どんどん先へ歩いていくと、中原山の山頂に着きます。そこからさらに進むと、再び湿原が見えてきます。ここがアヤメ平です。先ほどの横田代が斜めになっていたのに対し、アヤメ平は平たく、遮るものがありません。そのため、風が肌寒いです。とはいえ、景色もよく、ちょうど休憩所もあったので、ここで昼食を食べました。

昼食を終え、再び歩き出します。途中に右側が思い切り開ける場所があり、眼下に見下ろす山の姿が素晴らしいです。空気が澄んでいるので、遥か下の木々もくっきりと見えます。近くにウグイスの声も聞こえ、写真に収めたかったのですが、叶わず…。その後は再び積雪地帯を下りつつ、富士見峠に到着です。と、ここからまだ長い道のりがあるのです。1時間30分ほどかけて、山道を延々と下ります。う~ん、下りは足にきますね。富士山のときに比べたら全然マシですが。。

で、ようやく出口に到着…と思ったら、なんとバスの経路が予想外なことに。戸倉を中心に、鳩待峠、富士見下、大清水口だと思っていたら、鳩待峠が中心でした。なので、富士見下から戸倉へ行くには、富士見下~鳩待~戸倉と乗り継がなければなりません。うへ~、と思いつつ、歩けない距離でもないので、歩くことに。ところが嬉しい誤算で、今回はスキー場のほうに車を停めていたので、予想より早く着きました。

あとはいざ帰宅の途へ。途中、花とオルゴール館でお土産を買います。2階のオルゴールコーナーを見てちょっと欲しくなりましたが、そのうち埃を被ってしまう気がしたので、止めました。その後は沼田ICに入り、高速で。特に混雑しておらず、19時くらいに到着です。こうして東所沢で現地解散して、今回の旅は終了です。お疲れさまでした~

他の写真はこちらで!
このエントリのアルバム

投稿者 bokupi : 2006年06月12日 22:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://omoshiro-joho.com/c-i-mnet/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1020

コメント

コメントしてください




保存しますか?