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2006年10月03日

ゲド戦記の感想

「見えぬものこそ」…見えないものが多すぎる

2006年09月30日、大学時代の友人と銀座の日劇PLEXで、ジブリ最新作「ゲド戦記」を見てきました。ネットの評判通り、かなりひどい内容でした。というわけで、いろいろ批判を書くので、それが嫌、あるいはネタばれ(ほとんど無いけど)が嫌な方は、見ないでくださいね。(批判は方々にあるので、良かった探しに努めようとしたけど、無理ぽorz..)

何がいけないのか、一言で表すならば「説明不足」。あまりに、話の展開のなかで、説明が足りない部分が多いのです。タイトルにもなっている「ゲド戦記」ですが、テナーが一度ハイタカのことをゲドと呼びますが、何の説明もなし。ゲドって結局何ですか?

なぜあの歌を聞いて泣き出すのか、何でいきなり父親を刺したのか、諸々において説明なしで置いてきぼりな気分です。なので、最後まで感情移入することはできませんでした。正直、最後のほうでは、早く終わらないかな~、寿司食べたいなあ~(映画のあとの予定)、とか考えていました(ぉ。原作が大作なので、そちらを読めばいろいろわかるんでしょうけど…

画のほうでは、近所のおばさん2人が歩きながら話すシーンとか、これ本当に映画?と思うほどお粗末。背景は全体的にきれいなんですけど。

まあ、不満はこのへんにしておいて、見ていて思った小ネタをいくつか。竜への変化は、ハクを思い出しますな。あと、黒幕が魔法で若さを作っている様子は、荒地の魔女を思い出したり。

お薦めは難しい作品ですが、これはこれで話のタネにはなると思うので、時間とお金に余裕があれば、見てみても良いかもしれません。

投稿者 bokupi : 2006年10月03日 20:40

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