下越・佐渡旅行

2009年09月19日~20日にかけて、新潟県の下越地方と佐渡島を旅してきました。新潟県は、スキーで湯沢に行ったことしかないので、ちゃんと巡るのは初めてです。

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東京を10時すぎに出発して、12時30分手前に新潟駅に到着しました。さっそく駅ビル内にある長岡小嶋屋にて、へぎそばと天丼のセットをいただきました。ほのかな布海苔の味わいを楽しみました。

昼食を済ませたあとは、駅の外に出ます。新潟駅にはビックカメラもヨドバシカメラもあるんですね。少し驚きつつ、バス停を探します。しかし、どれに乗ればいいのかわかりません。結局電車を使ったほうが分かりやすいので、信越本線で新津まで行きました。

新津駅に着いたあとは、バスに乗って北沢海博物館前まで行きます。そこから歩いて向かったさきは、北方文化博物館。越後の豪農である伊藤家の邸宅を用いた博物館です。美しい回遊式庭園や様々な調度品の展示があり、興味深かったです。中では、案内もしてくれるので、説明を聞きながら見て回ると、いっそう面白いです。

北方文化博物館の見学を終えたら、バスで新潟駅方面に向かいます。最初は村上のほうへ行くつもりでしたが、電車に間に合わないので、古町観光に変更しました。

バスセンター前で下車したあとは、万代シティ内にあるみかづきへ行き、あの「イタリアン」を食べました。焼きそばにミートソースをかけたものですが、焼きそばの麺にではなく、本当に焼きそばそのものなんですね。つまり、もやしなどの具材が入っているところに、ミートソースをかけるスタイルは、予想以上で驚きでした。マックのような感じで、軽い食事代わりに良いですね。

それから、北へ歩いて見えてきたのが信濃川。萬代橋を渡り、古町方面に向かいます。東堀から西堀へてくてくと。賑やかでいいですね。それから少し戻って、古町通を歩いてみました。まずはアーケード街から入って、一番町のほうへ向かいます。奥へ行くに従い、徐々に人通りも減ってきます。そんななか、水島新司まんがストリートが登場。ドカベンのキャラクターたちの銅像が置かれています。思わず、写真に収めました。

さらに歩みを進めると、古町通を抜けて白山神社に出ます。せっかくなので、お参りをしておきました。あとは、日本海に沈む夕日を見たかったのですが、海が思った以上に遠いです。日没までに間に合わないことは明白でしたが、夕焼けだけでも見ようと頑張って歩いてみました。まあ、夕日は翌日見ればいいですしね。

無事、日本海まで出て夕焼けを見たあとは、暗い道を歩いて古町方面に戻ります。今度は古町通の七番町側を歩いてみました。確かに呑み屋などが多くて、夜の街ですね。それから、ライトアップされた萬代橋などを見つつ、宿泊先のホテルへ向かいました。今回泊まったのはレオパレスホテルズ新潟です。

チェックインを済ませたあとは、夕食をとりに外出。向かった先は線路を越えたところにあるなにわ茶屋。思ったより閑静な場所にありました。ここで、郷土料理であるわっぱ飯と、地酒の利き酒セットをいただきました。わっぱ飯はかにわっぱを選びました。熱々で美味しかったです。そして利き酒のほうは、全然当てられませんでした^-^;

夕食を終えてホテルに戻ったあとは、のんびりテレビを見て過ごしました。23時ごろに就寝です。

二日目、7時すぎに起きて朝食を済ませ、8時15分くらいに出発。少しのんびりしすぎて、時間に余裕がありません、バスでは間に合わないため、タクシーで佐渡汽船ターミナルへ向かいました。

ターミナルに到着後は、予約票とチケットの引き換えを済ませます。そして9時発のジェットフォイル船でいざ佐渡島へ。1時間ほどで佐渡島に到着です。天候はまさに快晴で気持ちいいです。新潟にいたときより、天気が良くなっていますね。

さっそく観光協会で自転車を借ります。結構人気があるみたいで、電動自転車が二台残っているだけでした。さっそく自転車に乗って島内を走ります。加茂湖沿いに走り、途中に本間家や原黒諏訪神社の能舞台を見ました。

それから、トキ保護センターのあるトキの森公園を目指します。ここから上り坂がきつくなります。電動自転車を借りておいて良かったと思いました。普通の自転車では、結構きついと思います。現に、普通の自転車を借りたと思われるグループが電動にすれば良かったとぼやいていました^-^;

途中、道を間違えつつも、何とかトキの森公園に到着です。さっそくトキ資料館へ。中にはトキのはく製や卵、その他生態や歴史などが展示されていました。また、現在センターで保護しているトキの姿も見ることができます。ただし、距離が20メートルほど離れていますので、双眼鏡などがないとよく見えないと思います。

トキ資料館を見終えたあとは、喉が渇いたので、入り口付近で売っていたえだまめソフトクリームをいただきます。ほのかに枝豆の味がするような…。基本は甘いソフトクリームな味です。

さて、喉を潤したあとは、両津港を目指して自転車を漕ぎます。帰りの便まであまり時間がないので、急ぎ足で進みます。ちょっと前半のんびりしすぎましたね(汗)。一応間に合ったものの、食事をする時間はなかったので、菓子パンと佐渡乳業のコーヒー牛乳を買いました。

両津港から1時間ほどで新潟港に到着です。ターミナル内の食堂で見た新潟丼が美味しそうだったので、つい入って注文しちゃいました。なかなか濃い味付けでまいう~。

このあとは新潟駅まで行くのですが、ちょうど良いバスがないので、歩いていくことにしました。途中、万代島美術館で男鹿和雄展がやっていて、鑑賞したかったのですが、そこはぐっと我慢。

新潟駅に着いたら、特急いなほに乗って村上駅へ。特急いなほは大混雑で、デッキさえも窮屈な状態。う~ん、これで1時間は疲れます。村上駅に着いたあとは、佐渡島で買ったパンとコーヒー牛乳で一服。そして、いざ瀬波温泉を目指して歩きます。

まずは海岸に出て夕日を見たいです。なので、しだいに暮れゆく西の空に焦りながら、てくてくと歩きます。そして無事夕日が沈む前に到着しました。多くの見物客とともに日没の様子を眺めます。う~ん、海はいいですねえ。

夕日に満足したあとは、湯元龍泉に立ち寄って瀬波温泉を満喫します。内湯と露天風呂を楽しみました。露天風呂は、外気の冷えと湯の温かさがちょうど心地よいですね。お湯のほうはほんの少し塩味がしました。匂いはそれほど印象なかったです。

温まったところで、村上駅を目指して歩きます。本当は村上牛を食べたかったのですが、電車の時間に間に合わないので断念です。そして、再び特急いなほに乗り、新潟駅へ戻ってきました。

新幹線の出発まで時間があるので、お土産の笹団子を買った後は、駅前を中心に散策。村上牛が食べられそうなところを探しましたが、いかの墨、赤鯱、胡桃屋などいずれも入れず。待ちの先客がいたり、或いは時間帯てきに一人客はお断りみたいな感じでしょうか。

そんな感じで、最後は不完全燃焼のまま、帰りの新幹線に乗りました。村上牛は、お土産で村上牛カレーを買うことで、自分のなかの折り合いをつけました。夕食は車内で購入したいかめし弁当です。八戸旅行を思い出しますなあ。

そんな感じで、今回の旅行は終了です。やりたいことはほぼ達成できたので、満足でしたね。ちょっと時間に余裕のない場面が多かった点は、反省です。

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コメント

  1. こやまる より:

    おはようございます。
    一泊二日の旅行に新津に佐渡に瀬波にと詰め込みまくりですごいです。

    そして2日ともきれいな夕日が見れたのも…。
    私は旅先でまともに夕日が見れたことはほとんど無いですね(^^;。
    しかし初日の夕焼けを見た後は足下が見えないくらい真っ暗に
    なったのでは!?
    暗闇の海ってすごく不気味な感じがします。

    新潟のグルメ堪能もうらやましいですね。
    最近JR東日本ではしきりに新潟のキャンペーンを行っているので、
    それに便乗して私も日帰りで行ってこようかな。
    では!

  2. bokupi より:

    >こやまるさん
    こんばんは。
    瀬波はちょっと無理して詰め込みました。
    その分余裕はなくて、夕食にはありつけませんでした^-^;

    そしておっしゃるとおり、夕焼けを見終えたあとは、すっかり真っ暗でしたね。
    古町まで出てしまえば明るいので良いのですが。
    一応翌日瀬波へ行くつもりだったので、初日は無理する必要なかったのですが、
    翌日の天気が怖かったので、念のため見に行きました(笑)

    JRの新潟キャンペーンは、ちょうどうちが出かけたあとぐらいから始まりました。
    あのキャンペーンを見たあとだと、また違った旅プランになっていたのかもしれません。
    しかし、グルメは昼と夜一日2回しか楽しめないので、厳選するのが大変です^-^;

    そして、新潟はちょっぴり新幹線代が安いので、日帰りっていう手もありですね。
    うちも上越や中越地方には行っていないので、再び行ってみたいです。