ドラクエコンサート~ドラゴンクエストの世界~を鑑賞

 

2007年08月09日、東京芸術劇場にて催されたドラクエコンサートを鑑賞してきました。仕事帰りに頑張っていこうかと思いましたが、難しかったのでお休みをもらいました。

会場には17時15分ごろに到着です。席は、三階席の最後列でした。チケットは4月下旬発売で、購入したのは5月中旬だったのですが、予想以上に売れ行きが早かったみたいです。三階席は、ホールの広さを体感できますが、やはり遠いですね。

今回の演奏曲は、6のものです。すぎやま氏曰く、6は実に11年ぶりの演奏だそうです。まさに、本作発売翌年の演奏以来というわけですね。個人的に6は、7と並んであまり印象の強い作品ではありません。それゆえに、古い記憶を呼び起こすことができるかもしれないという、期待があります。

最初の曲は、もちろん序曲のマーチ。それから各曲が続きます。ちゃんと覚えている曲から、曖昧な曲までいろいろ。けれど、どれもドラクエらしさに満ちていて、聞いていて心地よかったです。19時までを第一部として、一旦休憩を挟みます。ちなみに、曲の合間にはたくさんの咳が聞こえました。コンサートという場所柄、風邪をひいてると大変だなあ、と思いました^-^;

それから第二部の開始。第二部では、曲ごとに特定の楽器にスポットの当たる構成が多かったです。また、たくさんいる弦楽器奏者たちも、音の種類ごとに入れ替わる様子が、見て分かりました。こういう音を出すためにはこの楽器が必要なんだ、といった、オーケストラの面白さを見られたような気がします。

その後は、アンコール。次回作9は、DSで始まる新シリーズとして、序曲のイントロ部分の変更が予定されているそうです。それの雛型(候補の1つ)を披露してくれました。個人的な印象としては、少し短くなったかな、と感じました。続く第1小節はブラスアンサンブルで、第2小節はいつもの演奏です。アンコール2曲目は、ドラクエ1のED。実に21年前の曲になります。うちはFC版をプレイしていないので、SFCでのリメイク版になりますが、それでも14年前です。いやはや懐かしい。最後の曲は、5より結婚ワルツ。これまた名曲です。こうして、20時15分ごろ終演。最後は5分くらい拍手が鳴り止みませんでした。

退場時に他のお客さんが話していましたが、すぎやま氏は昭和6年生まれ。うちの親より20歳ちかく上です。そんな御歳を感じさせない、 元気な様子でした。

いやはや、満足のコンサートでした。次回は、もっと早くチケット購入をして、より近い席で聞きたいと思います。隣の方が常連のようで、やはり三階席だと少し音が鈍くなるようなことを話していたので、そう思ったしだいです。