鎌倉で紫陽花観賞2012

2012年06月15日、鎌倉で紫陽花を観賞してきました。鎌倉駅に着いたら、まず妙本寺に向かいます。木立に囲まれた参道を抜けると、境内が見えてきます。ちょうど団体客がいましたが、基本的に閑静な雰囲気。残念ながら、紫陽花の色づきにはまだ早かったようです。ただ、境内に2匹の猫がいて、ほっこり癒されました。他には、竹御所の墓に関する石碑などを見ました。本堂は、祖師堂と勘違いして、結局見ないまま後にしました。

ちょっと小腹が空いてきたので、お昼をいただける場所を探します。GoogleMapsで調べると、コバカバというお店が良さそうなので、そこに決めました。待ちの先客がいたので、店の軒先のベンチに腰掛けます。なかなか風流な感じで、若宮大路を行き交う人々を見ながら楽しみます。ただ、日差しが強かったのが、少々堪えました。

15分くらいにて入店。日替わり定食で、鶏のつくねかイサダかを選べます。自分は、イサダを頼みました。出てきたのは、野菜が添えられ、オイルソースがかけられたお洒落なもの。小麦粉こそないものの、ムニエルといった感じです。付け合せも、温菜と冷菜が揃っており、気配りを感じるメニューになっています。ご飯は見た目ちょっと少ないかな、と思いましたが、五穀米なので、ゆっくり噛んで食べると、ちょうど良い満腹感になります。あと、ドリンクでこば茶を頼みましたが、こちらはアイスじゃなくてホットでいただいたほうが良かったのかも。少々薄く感じたので。いずれにせよ、1000円未満でこの味がいただけるのなら満足です。誰か鎌倉に呼ぶことがあったら、使いたいですね。

続いて、江ノ電に乗って、長谷駅に行きます。向かった先は光則寺。隣の長谷寺に向かう人は多いですが、こちらは静かな感じ。さっそく境内に入ると、様々な種類の紫陽花を見られます。ただ、数年前に病気が蔓延して、多くの紫陽花が駄目になってしまいました。その結果、現在多くの紫陽花は、鉢植えになっています。また、紫陽花以外にも、花菖蒲などいろいろ花木を楽しめるお寺です。

少し奥に行くと、土の牢への道があります。少々階段を登りますが、この路にある紫陽花が素敵です。本堂近くにある鉢植えの紫陽花も様々な種類があって良いですが、ボリュームはこちらのほうがあります。階段を登りきった先には、土の牢。洞窟の入り口に木の格子がはめられています。山中なので、夜とか不気味だったんだろうなあ、と思いました。

次は長谷寺に行くつもりでしたが、入場には45分待ちとのこと。さすがに辛いので、諦めました。平日なのにすごいですね。

再び江ノ電に乗り、隣の極楽寺に行きました。向かった先は成就院。紫陽花と由比ヶ浜を見下ろす眺望が、実に見事です。こちらもたくさんの人で賑わっていましたが、別に待つことはありません。前回来たときは、時期が遅すぎて、紫陽花が切り落とされた後でした。なので、今回見事に咲き誇る様子が見られて良かったです。

紫陽花を堪能したあとは、成就院を拝観して、パワースポットらしい不動明王立像の写真を撮ってみました。

これで紫陽花観賞は終わりかな、と思ったら、最後に江ノ電の鎌倉駅に、小さな紫陽花コーナーがありました。赤と青できれいですね。

こうして、今回の鎌倉紫陽花観賞の散策は、終わりです。妙本寺と光則寺は、初めての訪問でした。せっかく鎌倉の近くに住んでいるので、行ったことのないお寺に、どんどん参拝してみたいですね。

ここに載せられなかった写真は、こちらにあります。(鎌倉紫陽花観賞2012のアルバム

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