南ドイツ・オーストリアの旅~6日目

6日目です。この日はホテルをチェックアウトし、最終目的地であるウィーンに向かいます。

10時すぎにチェックアウトを済ませて、ザルツブルク駅に行きます。電車のだいたいの時間は、スマホで調べておきました。ザルツブルクからウィーンまでの切符の値段は、特急や各停に関わらず、同一料金のようです。

というわけで、RailJetに乗って、いざウィーンへ。ところが、夏の休暇シーズンのためか、車内は大混雑。空席もほとんど見当たらず、たまに見つけた空席も「ナインフライ」ばかりで、諦めてデッキに立つことにしました。座っていけたら、快適そうな車内だったのですが。

外の景色を見ていると、ウィーンに近づくにつれて、だんだん街並みが都会化していくのが目に見えて、面白かったです。最初は畑や牧場が連なる、北海道の穀倉地帯のような景色が続くのですが、次第に集合住宅や、宅地集落が増えてきました。

2時間30分ほどして、ウィーン西駅に到着です。さすがにこれだけの時間を立ちっぱなしは疲れました。階段を降りた先の券売機で、ウイーン市内のバス・地下鉄・トラムが乗り放題になる48時間券を買います。この切符は、刻印が必要です。というわけで、ここに来て初めて切符の刻印をしました。

あと、念のためにトイレへ行っておきました。ミュンヘンのマリエン広場駅と同様に無料かなあ、と思ったら、しっかりお金を取られました。トイレおばちゃんに徴収されたのは、ここが唯一でしたね。

Uバーンを乗り継いで、ホテル最寄りのプラーターシュテルン駅を目指します。最初は何となく場の雰囲気に慣れませんでしたが、じきに馴染みました。さて、シュテファン広場駅でU1線に乗り換えようと思ったら、乗り場が工事中です。あとで知ったのですが、U1線は一部区間が工事中みたいです。仕方ないので、少し戻ってU2線経由で行きました。路線的には大回りですが、大した時間はかからないので、気になりません。

プラーターシュテルン駅に着いたら、OKShopにて水、コーラ、惣菜パンを買いました。それからホテルにチェックイン。今回ウィーンでお世話になるホテルは、オーストリアクラシックホテルです。軽く横になって、すぐに市内観光に行くつもりでしたが、がっつり2時間ほどお昼寝しちゃいました。やはり電車でだいぶ疲れていたのでしょうね。

とはいえ、まだ17時。日の長い夏のヨーロッパでは、十分に観光できる時間です。まずはシュテファン広場へ向かいます。さすがにたくさんの人で溢れています。シュテファン寺院は外観も美しいのですが、いかんせん大きくて、写真には収めきれませんでした。さっそくシュテファン寺院のなかへ入ります。寺院のなかもたくさん人がいますね。椅子に座ってぼぅっとしながら教会の空気を味わいたかったのですが、椅子の周りには柵があり、叶いませんでした。観光客が多すぎるがゆえの措置でしょうね。なお、教会内には、一部撮影禁止のエリアがありますので、ご注意。

続いては、王宮に向かいます。なんかチラシみたいなものを配っている人たちが何人かいました。観光客目当ての商売でしょうか。王宮は、正面入口から入り、そのまま抜けていきます。すると、立派な新王宮が見えてきました。それからカール大公騎馬像の前を通り、ベンチに腰掛けひと休み。日陰になるところがないので、なかなか日差しが眩しく、汗ばみます。周りにはボール遊びする子供たちや、遠くからはBBQっぽい匂いがして、気になりました。

次に向かった先は、王宮庭園。ここでは、ト音記号を花で描くモーツァルト像が見られます。庭園を出たところには、ゲーテ像もありました。広場では、子供たちが舞踏会の練習をしていて、微笑ましかったです。

そのあとは、国立オペラ座まで歩いてみました。ここでは、手持ちのスマプリマスコットを使って、ちょっとしたネタ撮影。意外と大変で、そして少し恥ずかしいです(笑。写真とネタは、Twitterのほうに載せています。

続いては、美術史博物館と自然史博物館のある場所へ行きました。中央にあるマリア・テレジア像は工事中のようで、周囲を足場に囲われており、残念。ちょうど西日が美術史博物館を照らしていて、きれいでした。

さて、ここからリングに乗るか迷います。見たいところが、順番に点々としているので、待ちや乗降の時間を考えていると微妙なんですよね。というわけで、歩くことにしました。

次に向かった場所は、国会議事堂です。ギリシャ神殿風の建物で、なかなかの存在感を放っています。

その次は、フォルクスガーデン。王宮が見える庭園です。園内には薔薇の花などが咲いており、きれいでした。

続いて、市庁舎です。市庁舎前では、フィルム・フェスティバルが催されていました。賑やかな音楽や、おいしそうな食べ物の匂いが漂ってきます。ただおかげで、市庁舎はあまり良く見えません。

市庁舎の向かい側にはブルク劇場です。ドイツ語圏では、最高レベルの劇場と言われてるそうです。

最後に向かった先は、ヴォティーフ教会。2本の尖塔が美しいです。教会前の芝生には、たくさんの人たちがくつろいでいました。

ひと通り見たかった建物を見終えたので、最寄りだったショッテントール駅から、地下鉄でプラーターシュテルン駅へ。夕食は、駅の中にサンドイッチ屋があったので、ケバブサンドイッチを注文しました。少し時間はかかりましたが、無事本日の夕ごはんをゲット。適当な場所がなかったので、駅前広場の一角で、いただきます。大きくて熱々、肉に野菜もたっぷりで、とてもおいしかったです。

ホテルに戻ったあとは、オリンピック観戦などしながら、少々夜更かし。ちなみに、このホテルも無料でwifiが使えます。freewaveというブランドのようです。寝たのは、0時ごろ。明日はいよいよ実質最終日。こうして6日目が終わりました。

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