高千穂・宮崎の旅~2日目

2日目、5時すぎに起床しました。この日は国見ケ丘からの朝日観賞ツアーを申し込んでいるので、早起きです。6時30分ごろ、ホテルの入口で待ち合わせて、タクシーに乗ります。自分の他にもう1名。前日既に高千穂峡を巡ってきたそうです。

車で山道を上ること10分程度、国見ケ丘に到着しました。道中霧にはなっていましたが、雲海にはなっていません。外は小雨が降ったり止んだりで、少し寒いです。椎茸茶をいただき、体を温めたところで、国見ケ丘の展望台に向かいます。

太陽のある方向は雲が切れているので、朝焼けは見えそうですけど、そこ以外は全体的に雲がかかっています。展望台エリアは、松の木が並んでおり、遠くには山々も見渡せて、気持ちいいですね。斜面には山歩きでよく見かける笹の葉も生い茂っていて、懐かしかったです。

そしていよいよ日の出の瞬間。残念ながら太陽を見ることは出来なかったのですが、あとほんの100メートルくらい違う場所にいたら、見られたみたいです。ん~、惜しいことをしました。そんな僅かな差で見えたり見えなかったりするとは思わなかったので、甘かったです。とはいえ、このような雲一面の空模様のなかで、朝焼けを見られただけでも、ラッキーでしたね。

やって来た時点ではだいぶ薄暗かったのですが、朝日が昇ると一気に明るくなりました。

7時30分ごろ、ホテルへ戻ります。ビュッフェ形式の朝食をいただいたら、荷物を整理しつつ、しばらくまったりと過ごします。そして10時ごろ、ホテルをチェックアウトしました。

この日の天気は回復基調ですが、まだ曇り空。紅葉は晴れている状態で見たいので、先に史跡をめぐることにしました。前日歩いてきた道を戻りつつ、道中にある猿田彦大神の石碑や、鈿女の舞の像など、神話の里ならではの光景を楽しみます。

そして信号を渡って反対側の道へ行き、少し路地へ入ります。少々行き過ぎて迷いましたが、鬼八塚の首塚を発見しました。鬼八という鬼にまつわる伝承の史跡です。こういう地方に伝わる民話は、普段の生活のなかでなかなか知る機会がないので、面白いですね。旅に来たからこそ、出合えたお話という感じがします。

それから案内板にあったお寺を探したのですが、近くには見当たらずに断念。バスターミナルの方へ向かいます。乗りたいバスが来るまでしばらく時間があるので、槵觸神社に行ってみました。バスターミナルを越えて信号を渡り、緩やかな坂道を上っていくと、大きな鳥居が見えてきます。ここが、槵觸神社です。観光客はほとんどおらず、とても閑静です。高い木々に囲われた参道を進んで、参拝を済ませました。

それからバスターミナルに戻り、バスに乗って天岩戸神社へ向かいます。だいたい15分程度で到着です。先ほどまで曇り空でしたが、ここに来てついに太陽が顔を出してきました。天照大御神が一歩早く岩戸を開けたようです。

さっそく天岩戸神社の境内へ。入口付近にある岩戸川の渓谷にかかる紅葉が見事です。参道を進み、西本宮へお参りして、神楽殿を眺めつつ、さらに奥へ進みます。途中数軒の茶屋が並ぶ通りを抜けると、河原へ降りる階段が現れます。

その後道なりに河原を5分ほど歩くと、ぽっかりと大きな口を開けた洞窟が見えました。圧巻の大きさで、ここに神秘を感じ、神話の舞台とした理由が、何となく伝わってきます。中には小さな社があり、周辺には無数に積まれた石が広がっています。ますます神秘的な空間です。

そんな神秘的な空間や岩戸川の流れを楽しんだら、再び西本宮のほうへ戻ります。御神体である天岩戸は西本宮の裏手にあり、ガイドツアーに参加しないと見られません。そこで社務所で受付を済ませて、ある程度人が集まるか、一定の時間まで待ちます。今回は10分近く待って、7人くらい集まったところで、始まりました。

西本宮に向かいながら、幾つか説明を聞いて、その後西本宮の横にある扉を通り、御神体のある裏手に回ります。岩戸川を挟んで向かい側の渓谷に岩戸があるのですが、木々が生い茂っていることもあり、場所を説明されないとわかりません。なお、御神体ゆえに、撮影はできません。

その後は岩戸橋を渡って東本宮の入口付近を軽く見学。センサに反応して音楽とともに動き出す像があって、ちょっと驚きました。ちゃんと拝観したかったのですが、バスの時間が迫っていたので、すぐに引き返しました。

バスの車窓から段々畑を眺めつつ、高千穂バスターミナルに戻ってきました。

そこから歩いて高千穂峡へ向かいます。案内板に従い、九十九折の道を降りていくと、ようやく底が見えてきました。道路脇の岩肌には水が勢い良く流れて、滝を形作っています。茶屋などが集まる広場に生える色鮮やかな紅葉を楽しみつつ、渓谷の遊歩道を目指します。

すると、紺碧の水面を称える五ヶ瀬川と、紅葉に染まった渓谷が目に飛び込んできました。渓谷なので、太陽の光は谷底までなかなか届かないのですが、上を見上げると山肌の木々が見事に太陽の光を浴びて映えています。遊歩道の入口は、真名井の滝と渓谷を良く楽しめるポイントがあるために、若干渋滞気味ですが、そこを抜けてしまえば快適に歩けます。

鬼八の力石や様々に切り立った岩肌などを楽しみつつ、遊歩道を進んでいきます。そして、神橋、高千穂大橋、神都高千穂大橋の三橋が眺められる場所に着きました。周りの紅葉とのコラボレーションが見事ですね。神橋の上から五ヶ瀬川の流れを楽しみつつ、反対側に渡って真っ赤な紅葉を楽しんだりしました。

そのまま歩いて行くと、別の帰り道を見つけたので、そちらから帰ることにしました。林の中の紅葉や苔の絨毯、その上に舞い落ちた落葉など、写真撮影で色々楽しませてもらいました。

そのように紅葉狩りを楽しんだらお腹が空いたので、少し遅い昼食をとります。食事処まないに入って、ブランド豚の陶板焼と、高千穂峡湧水コーヒーをいただきました。熱々のお肉美味しかったです。

その後はボート乗り場の入口付近まで行って、山肌をぼぅっと眺めて過ごします。バスの発車時間まで余裕があるから時間潰しのつもりでしたが、予想以上に駅までの距離があって、急ぎ足での帰り道となりました。ぼぅっとしている場合ではありませんでした。

早歩きの効果もあってか、無事16時30分発のバスに乗って、延岡に向かいます。バスに揺られている途中に日が落ちてきて、街が夕闇に染まっていきます。旅先で、こうした夕暮れに包まれていく街の様子を眺めるの、何とも言えず好きなんですよね。

延岡に着いたら、にちりん号に乗って宮崎を目指します。席はそこそこ埋まっています。もう真っ暗なので、車窓からの景色も楽しめず、昼の疲れもあってか、うとうとしながら過ごしていました。

19時30分ごろ、宮崎駅に着きました。駅前には光のディスプレイが置かれていて、きれいでした。ちょうど持ってきていたF1.8のレンズを使用して、撮ってみました。

それから、中央通をまっすぐ歩いて、ホテルを目指します。喉が渇いていたので、コンビニに立ち寄り、ローカル飲料っぽい飲み物を買いました。愛のスコール。乳性炭酸飲料と書いてある通り、カルピスソーダのような味でした。

この日お世話になるのは、エアラインホテル。5階に受付があり、客室はその上にあります。下のフロアは、レストランや会議室みたいになっているようです。なので、エレベータ利用者がホテル宿泊者以外にも多いので、その点移動が少し面倒でした。

部屋に入ったあとは、ゴロゴロしつつ、夕食を食べる場所探し。せっかくなので宮崎の郷土料理を食べたいと思ってネットで調べてみると、良さそうなところがあったので、行ってみることにしました。

向かった先は、もも鐡えん。ホテルから中央通をもう少し南に行ったところの路地にあります。カウンタに座って、まずは枝豆やカンパチを肴に、地酒を楽しみます。飲んだお酒は、き六、心水、日南娘。芋焼酎を満喫です。地鶏炭火焼やメヒカリの唐揚げなど、郷土料理も堪能しました。炭火焼きは、カウンタ隣のガラス越しに様子を見ることができます。ものすごい炎で焼かれる様は圧巻でした。

大将と軽くお話しつつ、天気の話。ちょうど高千穂峡で紅葉を見るタイミングで晴れていたのは、運が良かったのかもしれません。明日からの宮崎の天気は下り坂。最後は締めに、母ちゃんの冷汁をいただきました。本当はチキン南蛮とかも食べたかったのですが、さすがにお腹いっぱいです。

こうして芋焼酎3杯が入った気分の良い状態で、ホテルに戻ります。23時30分くらいには、就寝してしまいました。でも、その後何故か目が覚めてしまい、テレビを見ていたら、結局2時すぎの就寝となりました。

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