鎌倉大町を散策

2017年4月30日、鎌倉の大町周辺を散策してきました。お目当てはツツジと藤です。

 

最初に向かった先は、別願寺。小さなお堂があります。藤の立木があり、ちょうど満開で見事でした。

 

続いて向かった先は安養院。ここでのツツジをメインに考えていたのですが、満開には早かったようです。ちょうど小銭がなかったので、近くのローソンで買い物をして、お金を崩しました。

 

境内に入ると、槇の大木に目が行きます。ツツジはやはり満開ではありません。それでも所々には咲いていて、寺務所前にある桃色のツツジは、満開できれいでした。本堂や夫婦御助親子地蔵を眺めつつ、境内の裏手へ向かいます。

こちらには、宝篋印塔があります。周りにはオオムラサキツツジが咲いています。境内のオオムラサキツツジは全体的に開花前なのですが、こちらは比較的咲いていました。隣には北条政子の墓があります。

続いて、安国論寺へ行きました。入る前に先ほど買った豆大福を頬張ります。お昼ご飯が遅くなりそうなので、エネルギー補給です。門前のツツジがきれいですね。入口には山門不幸の立て札が出ていました。

拝観料を喜捨して、境内に進みます。こちらに限らず、大町周辺の寺社はこの形式が多いですね。普段窓口で支払うことが多いので、新鮮でした。境内は高い木々が多く、参道は木陰になっています。そこを抜けると奥に本堂が見えてきます。手前に椛の木があり、新緑の椛を傘に望む本堂は、風情があって良かったです。

それから御小庵や日朗上人御荼毘所を眺めつつ、山を登っていきます。途中にあった藤棚は時期が合わなかったようで、あまり咲いていませんでした。

途中、斜面に生えているツツジを眺めます。丈の低いツツジですが、赤や濃い桃色など、様々な色合いで鮮やかでした。下には墓地が広がります。

 

さらに山を登って行き、南面窟を見て、道なりに進みます。やがて鐘楼が見えて、そこを過ぎると富士見台に出ました。この日は快晴でしたが、霞んでいたので富士山は見えません。湘南の海を望みます。山を下りたら、幾つか花を愛でて、安国論寺を後にしました。

 

続いては、長勝寺へ向かいます。名越踏切を越えてすぐのところに入口があります。参道を抜けて進むと、本堂前に立派な日蓮聖人像と四天王像が鎮座しています。脇の階段を登ると、本師堂や鐘楼などがあり、さらに進むと墓地が広がります。

さて、ここで折り返して、鎌倉駅方面に戻ることにしました。先ほど通った名越踏切を渡ります。せっかくなので、少し待って、横須賀線が通るタイミングを撮影してみました。鎌倉の線路は、何か画になるんですよね。

  

来た道を戻り、途中で右手に入ります。まず立ち寄ったのが八雲神社です。鳥居の傍に咲いている八重桜がきれいでした。それから祇園山に登り、見晴台へ。安国論寺よりも少し標高が高いようで、海がはっきりと見渡せます。多くのヨットが出ており、この陽気も相まって気持ちよさそうでした。

    

次に向かった先は妙本寺になります。以前は拝観時間に間に合わず、参道のみの散策となりましたので、境内に入るのは今回が初めてです。立派な山門をくぐり、祖師堂へ。右手にはシャガの群生があり、見事ですね。日陰の時間帯になってしまったので、色はちょっと映えなかったですけど。八重桜や新緑の椛もきれいでした。墓地には、源媄子墓がありました。また、境内でウグイスのホ~ホケキョが聴こえてきたのは、洒落が効いてると思いました。

 

道端に生えていた藤を楽しみつつ、最後に立ち寄ったのが本覚寺。日が傾いてきて本堂には上手く光が当たりませんでした。僅かに残っていた八重桜などを楽しみます。ちょうど旬の花がないタイミングですね。

 

若宮大路を渡り、小町通りに出たら、峰本小町通り店へ。鎌倉で食事する際は、個人的に定番となっています。今回注文したのは吾妻弁当。もずく粥に惹かれました。風邪気味だったのでお酒は控えようと思いつつ、結局八海山一合を頼んでしまいました。デザートはあんみつ。

今回の鎌倉散策は、これでお終いです。最近は午前中だけの散策が多かったので、こうして一日かけて初めてのお寺を拝観するのは新鮮でした。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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