オカリナの息遣いを楽しむ

オカリナ、平日の朝や休日に、10分くらい吹いています。ウクレレと行ったりきたりな感じです。タイプの違う楽器同士なので、時々切り替えることで、飽きがこなくて良いですね。

遊び程度ではありますが、1年弱オカリナを吹いてきて大切だと感じたことは、息遣いにつきますね。運指については、単音で且つ音域も広くないのでパターンも少ないですし、フレーズ毎に覚えてしまえば、特に難しくありません。ただ、暗譜はできないので、フレーズ単位のトリガは楽譜を見ないと厳しいです。

息遣いについては、息の強さを少し変えるだけで、音程が変わるのが分かります。後は、息を吹き込む角度なども効いてきますね。それらが巡り巡って姿勢などにも繋がってきて、面白いです。

最初は歌を唄うように、息の強弱で音量の表現ができるのかなあ、と思っていたのですが、前述のとおり音程が変わってしまうので出来ません。

高い音は息を強めに、低い音は息を弱めに吐きます。最初はなかなか慣れずに、低い音に強い息を入れてしまい、音を外すことが多かったです。しかし反復練習の効果で、いつの間にか音を外しにくくなっていました。

オカリナは、音域が狭く、単音しか出せません。さらに音の強弱をつけることも出来ません。しかし、出来ることの幅は狭いけれど、息遣いの部分はとても奥深いと思います。音程をものすごくアナログにコントロールできますよね。そこを上手く合わせるのが楽しいのです。加えて、非常にコンパクトであると言うメリットもあります。

なお、音の出る原理が同じである口笛はどうだろうと思ったのですが、音は出せるものの音域が全然狭くて駄目でした。これからもオカリナを楽しんでいこうと思います。

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