ロードバイクで渡良瀬遊水地

2021年7月23日、渡良瀬遊水地までロードバイクで走ってきました。以前からチャレンジしてみたいと思いつつ、距離があることから躊躇ってきました。今年の正月にいよいよチャレンジするかと思い立ったのですが、日が長い時期の方が良いと考え、先延ばしにしました。そしてオリンピック開会に伴う7月の4連休を使って、ついに決行しました。

10時30分ごろ、家を出発します。万が一を考え、電車によるエスケープのために、輪行袋を持っていきます。そして日焼け対策として、日焼け止めを塗っておきます。今回予定している走行時間を考えると、塗っておかないと悲惨なことになりそうです。

天気は晴れで、雲は多めですが、日は差しているので結構暑いです。でもロードバイクに乗って走っている最中は、全身に送風を受けているような状態になるので、多少は涼しくなります。また、川沿いなので、時々冷えた空気の塊が流れ込んでくるのもありがたいです。

まずは江戸川CRを北上して、関宿城を目指します。こちらは今年の正月にも走っているので、見知ったコースです。4連休中ですが、暑さのためか、人は少なめでした。

関宿城に着いたら、自販機で飲み物を購入して小休止します。前述の通り、走行中は風を浴びていますが、それでも汗だくになります。

先は長いので、再び漕ぎ始めます。ここから先は、初めてのエリアになります。まず橋を渡って中の島公園に入ります。公園を抜けて、関宿水閘門を渡り、江戸川の右岸に出ます。

そのままCRに沿って進みたいところですが、工事により通行止めとなっているので、迂回します。情報・防災ステーションごかの辺りまで出て、そこから右手の坂道を登り、再びCRに戻ります。このあたりから利根川CRになります。

工事区間は続いていて、道幅が狭くなっています。用意されているバリケードがキティさんになっており、本当キティさんは仕事を選ばないな、と思いました。

首都圏中央連絡自動車道を抜けて、新利根川橋まで進むと、再び利根川CRが通行止めとなっています。そのため、新利根川橋を渡って茨城県側に移動します。

道幅が比較的広くて走りやすいです。沿道も整備されたような様子できれいです。利根川は川の名前の看板がでかくて、たまに走ると圧倒されます。そのまま北西へ進んでいくと、利根川橋に出ます。こちら結構交通量が多い橋なので、信号待ちの時間が長くてつらいです。アンダーパスが欲しいですねえ。

橋を越えてさらに進んでいくと、いつの間にか渡良瀬川CRに入っていました。三国橋に着いたら、こちらを渡って埼玉側へ移動します。この橋は舗装されていますが、結構ダート気味で、ロードバイクには優しくないですね。

橋を渡ったら、いよいよ渡良瀬遊水地の看板が見えてきました。渡良瀬川に沿って進んでいくと、中央エントランスに着きました。ここで自販機で飲み物を買って一服します。防犯対策のためか、自販機本体がかなり厳重にガードされています。

渡良瀬遊水地を走る前に、先に道の駅かぞわたらせに向かいます。こちらのさくら食堂にギリギリ滑り込み、とろろ蕎麦大盛を昼食にいただきました。この先も長い予定なので、しっかりとエネルギー補給しておきます。食後は、ごかぼう黒蜜ソフトをいただきました。

その後は三県境に向かうつもりでしたが、GoogleMapsの情報を見誤り、全然違う場所へ向かってしまいました。まあ、のどかな田舎道を走れたから良しとしますか。

予定を変えて、先に渡良瀬遊水地を走ることにしました。湖の周りにCRが敷かれており、中の島を中継地点として、北と東と西が繋がっているので、色々なコース取りが可能です。路面状態がよく、道幅も広く、すぐ横には湖があって景色が開けており、ロードバイクで走るには最高です。芝生や木々の緑も気持ちいいです。

北の方には、旧谷中村の史跡があります。ただし、基本的に跡地なので、はっきりとした遺構は残っていないようです。史跡のある場所はオフロードとなっており、虫も多かったので、向かうのは断念しました。

ひとしきり満喫したら、三県境に向かいます。佐野古河線を渡る必要がありますが、たまに車が途切れるので、何とかなります。案内に従い進んでいくと、三県境は田園のすぐそばにありました。埼玉、群馬、栃木の三県境です。簡単に歩いて行ける三県境は、レアだそうです。

ここで結構良い時間になってしまったので、帰りのことを考えると、電車でエスケープするという選択肢も出てきました。東武日光線の駅も近くにあります。ところが、電車の乗り継ぎが多く、時間も1時間半程度掛かることから、輪行だとかなり時間が掛かりそうで微妙です。

というわけで、来た道を自走で戻ることにしました。当初は、往路とルートを変えるために、江戸川CRの代わりに利根川CRを走り続けて利根運河で戻ろうと思っていたのですが、時間に余裕がないので同じルートのピストンにしています。

道の駅かぞわたらせでひと休みしていたら、雨が本降りになりました。ちょうど休んでいる時で良かったです。15分ほどで小康状態になってきましたので、意を決して出発します。渡良瀬川CRあたりは降雨による水たまりなどがあったので、水はねを避けるべくゆっくりと走ります。局所的な雨でしたので、しばらく走ると路面も乾いてきました。

利根川CRを走っているあたりで、ちょうど夕暮れの時間帯です。往路では気づかなかった古河城本丸跡の史跡を眺めたりします。それから補給のために、利根川橋で下道に下りて、セブンイレブンで飲み物とゼリー飲料を買いました。

関宿城に着いた頃にはだいぶ暗くなってきていました。雨はほとんど降っていませんでしたが、雷の音が聞こえてちょっと怖いです。天気予報でも発雷確率が高かったので、安全を祈りつつ走ります。西側の空は微かに明るいですが、進む方向の空は群青色に染まり、一番星や満月が見えます。野田橋を越えたあたりでは、ほぼ真っ暗となりました。

そして平坦な道なので足の疲労感は少ないですが、同じ乗車姿勢を長時間続けているので、全身の凝りがつらいです。時折自転車から降りて、ストレッチを挟みながら進んでいきます。そして21時手前に、ようやく帰宅できました。

夜間走行時に毎回感じるのですが、現在使用しているライトの視認性がいまひとつですね。今回は1回危ないシーンがあったので、特にそれを感じました。光の直進性は良く、かなり先にある標識に反射するのですが、近場の可視性が低いです。あまり明るいライトは対向車の目潰しになるので、どうかと思っていたのですが、さすがに夜間走行が危なく感じてきたので、新しいライトを物色してみようかな、と思います。

今回の走行データは以下の通りです。初の1日100km超えとなりました。

走行距離121.54km
平均速度12.9km/h
平均移動速度17.9km/h
最高速度32.4km/h
経過時間10:04:40
走行時間9:26:19
移動時間6:47:46
平均心拍数145bpm

関宿以北は初めてのルートでしたので、新鮮でした。ほとんどを川沿いのCRに乗って進むことができ、街中を走る必要がないので、快適でした。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。

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