槍ヶ岳登山旅行~2日目(登山初日)

2日目、4時すぎに起床して、5時すぎにホテルをチェックアウトしました。コンビニで買い出しを済ませたら、松本バスターミナルへ向かい、5時30分発のナショナルパークライナーに乗ります。こちらは予約制ですが、新島々駅での乗り継ぎなしで上高地まで行くことができます。

バスに揺られること1時間半、7時すぎに上高地バスターミナルに着きました。登山届を提出したら、さっそく朝の上高地を歩き始めます。道端には様々な花が咲いていて、ついついシャッターを切ってしまいます。

河童橋、小梨平を抜けて、明神館方面へ歩きます。天気は青空が見える好天です。森の中の小川からは、川霧が立ち上っており、木漏れ日に照らされる光景が美しいです。

明神館に着いたら、徳沢ロッヂ方面に歩き続けます。ナエシ、ソバナ、トモエソウなど、様々な草花を楽しみます。徳沢ロッジ付近では、アゲハチョウを見ることができました。人に対する警戒心が薄いのか、結構寄っても逃げなかったです。

徳沢ロッヂからは横尾山荘に向けて歩きます。初めて歩いた昨年はそれなりに長く感じましたが、2回目で距離感も分かっており、傾斜もかなり緩いので、今回はあっという間に感じました。

横尾山荘前で少し休憩したら、槍沢方面へ進みます。昨年は涸沢方面に進んだので、ここから初めての道になります。道が細くなり、岩なども出てきて、登山道らしくなります。時折短い急登がありますが、全体的にはまだ平坦な道です。

近くを梓川が流れており、そこへ流れ込む小さな沢が登山道を横切ります。登山道は樹林帯の中ですが、川の部分は日が当たるので、気持ちの良い景色が広がります。一の俣、二の俣で橋を渡り、槍沢を進んでいきます。

センジュガンビ、コウゾリナ、トリカブトなどの草花を愛でつつ、徐々に勾配を増していく道を歩いていきます。槍沢ロッヂ手前は頑張りどころ。ミニ水力発電の案内に励まされます。

11時30分ごろ、槍沢ロッヂに着きました。チェックイン手続きを済ませたら、しばしゆっくりします。一番乗りだったようで、大部屋の端が割り当てられました。少し寛いだ後は、昼食にビーフカレーライスをいただきます。

槍沢ロッヂは沢の樹林帯の中に建っているので、展望はあまり開けていませんが、小屋の周りは木がないので、その分の眺望を楽しめます。草の先に留まっていた赤トンボを撮影したりして楽しみました。

それから、お風呂に入ります。水が豊富な沢沿いなので、山小屋でお風呂に入れるのです。疲れた身体にお湯の温かさが染み渡りますね。お湯自体は入れ替わらないので、多くの人が入った後だと、水面の汚れが気になると思いますが。

その後部屋に戻ると、徐々に雲が広がってきて、やがて雨が降り始めました。形態の電波が不安定なので、あまりネットサーフィンも出来ず、時間を持て余してゴロゴロします。毎回暇潰しアイテムを持って来ようと思うのですが、なかなか良いものがなく。文庫本とか良さそうに思えますけど、自分は読まないですからねえ。

17時、夕食をいただきます。肉あり、魚ありのメニュー。お腹を満たしたら、部屋でまったりして、20時の消灯で就寝しました。

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