SMART とは、HDD に搭載されているログ管理機能です。これを利用することで、HDD の状態を知ることができます。寿命を予測するうえで、1つのバロメーターになるでしょう。
上記のページからダウンロードできます。
方法(2)に書かれているソースからのビルドが、良いと思います。
$ ./configure $ make # make install
うちの Vine Linux 2.6 環境では、コンパイルのさいに、以下のようなエラーが2回出ました。
smartd.cpp: In function `void PrintCVS()': smartd.cpp:313: initialization to `char *' from `const char *' discards qualifiers
該当ソースは、
char *configargs=strlen(SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS)? SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS:"[no arguments given]";
上記のようになっていたので、
char *configargs=(char *)(strlen(SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS)? SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS:"[no arguments given]");
このように修正して、対応しました。
方法(6)にあるように、Windows用のバイナリをダウンロードして、インストールします。
さっそくハードディスクの SMART 情報を見ます。ソースからビルドしてインストールした場合、/usr/local/sbin 以下に、smartctl があるはずです。
# smartctl -a /dev/hda
うちの場合、SMART が有効になっていませんでした。そこで、次のようにして、SMART を有効にしました。
# smartctl -s on /dev/hda