MTK久々の大型ユニット「MEMORIES」

今回(2003年10月6日〜10月16日)のMTKは、豪華メンバーによる大型ユニット「MEMORIES」が唄う『旅人は星を数える〜Days Are Numbers』です。 ちなみにメンバーは、マイケル、山ちゃん、七世、杏奈、小百合、里穂の６人。 大型ユニットならではのハモリも聞かれ、良い歌に仕上がっています。 そしてビデオクリップもなかなか凝った作りになっていましたね。

今回のビデオクリップを見て思ったことは、草原と海原、そこを駆け抜ける風を感じられるような画が見事に溶け合っているなあということ。 見ていて気持ちのよくなる映像でした。 それと同時に、曲と重なる何とも言えない侘しさのようなものも感じとることができましたね。

さてそうした映像美と同時に、ビデオクリップにはもう１つの要素があります。 そう、それはストーリーです。あのストーリー、細かいところで人それぞれ解釈の違いはあるでしょうけど、うちは次のように解釈しています。

独り岬に立つ老人、手に持つ鞄は彼があの家に引っ越してきた時の鞄。一歩ずつ歩みを進めながらあの時のことを思い出す―――――

引越してきたばかりの自分はまだ友達もできずに、みんなが遊んでいる横で独り本ばかり読んでいた。 そんなある日、突然目の前に現れた５人。自分は彼らに導かれるがままに後を追いかけていった。 辿り着いた先には１つの扉。その扉の先には、見るも鮮やかな世界が広がっていた。 あの５人が並んで待っている、そう、自分が来るのを。 そこへ足を運ぶと、突然体がふわりと浮いた。 そのまま真っ直ぐに飛び出し、まるでみんなと一緒に無限の彼方へと飛んで行けるようだった。

それから僕はだんだん新しい友達ができて、今では独りで本ばかり読むこともなくなった。 でもあれ以来、あの５人に会うことは二度となかった。

―――――ようやく辿り着いた。そう、ここが私に無限の勇気を教えてくれた場所……老人にとっての星であったに違いない

適当に文章を脚色していますけど、要約すれば、引っ越したばかりで周りに馴染めないマイケルに、 山ちゃんたちが勇気を出してみんなに話しかけてみようよ、と諭すようなストーリーだと思っています。 別の解釈がありましたら、掲示板に書き込んで下さいね＾-＾）。