天てれの認知度(2)

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傾向分析

全体的な傾向を見ていきましょう。まずは知名度です。 おかあさんといっしょの97.6%を筆頭に、おじゃる丸など子供向けの番組は高い知名度を誇っています。 それに対して、トップランナーや日曜美術館などは、あまり知名度が高くありません。 天てれは91.7%ということで、ひとできに次いで4位になります。 そして実際に視聴したことがある割合は、おじゃる丸、しゃべり場、ピタゴラスイッチが群を抜いて4〜50%を確保しています。 天てれは30.2%で、中堅といった位置づけです。

続いて回答者のプロフィール別に傾向を見ます。 男女別で見た場合、あまり特徴はないのですが、全体的に女性の方が、教育テレビの視聴割合が高いようです。 天てれの数字を見ると、男性が16.2%に対し、女性は39.6%でした。

今度は年齢別に見ると、幾つか特徴が浮かんできました。 当然と言いますか、10代以下ではおじゃる丸、カードキャプターさくらなど子供向け番組の視聴が多いのに対し、 20代以上ではトップランナーや日曜美術館など比較的大人向けと思われる番組の視聴が多かったです(10代以下と比較しての話です。絶対値はもともと高くないので)。 天てれの数字を見ると、10代以下が52.2%に対し、20代以上は15.8%でした。 やはりいい大人は、天てれを見ないのですね。

しかしそんな中、ピタゴラスイッチの数字の高さには、少し驚いています。 知名度に対して実際の視聴がかなりの割合に昇っています。 これはイレギュラーとすべきなのか判断に迷いますが、今回の結果として納めようと思います。

その他、より詳しい内容をご覧になりたい場合は、ページ末尾に記載してありますExcelファイルを参照下さい。 グラフ等も添付されております。

留意すること

ここで出ている結果は、いわゆる視聴率とは違ったものになります。 毎週見ているかよりも緩いものなので、一般的に数字は高めになっております。 また、40代以上の回答はほとんど入っていないことも留意下さい。

より一般的な個人視聴率については、NHKが調査した結果が公表されています。 教育テレビで一番視聴率が高いのは「忍たま」の3.5%、天てれは3.0%でした。

また、当アンケートの集計回答数は、169です。人数構成比は比較的均等(2倍以内)になっていますが、 10代以下では男性と女性比が1:3になっております。集計期間は2005年07月23日〜08月06日になります。

参考資料

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