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旅行について。日帰り旅行も含みます。ほぼ1日かけて、名所を回れば、立派な旅行

湯河原で登山と温泉と蛍観賞

2017年6月2日、湯河原へ日帰り旅行してきました。ちょうどこの日は職場が平日休みでしたので、若干蛍には早いかと思いつつ、行くことに決めました。温泉街に一泊しようか迷いましたが、日にちが少なくて計画を詰めきれなかったので、日帰りです。

当日の天気は、予報が色々変わった結果、晴れて気温が高く、風も穏やかという好条件になりました。以前の予報では曇りや雨だったり、当日朝の予報は強風だったりして、やきもきしましたが、良かったです。

東海道線快速アクティがなかったので、普通に乗って湯河原を目指します。通過待合せ等があり、1時間30分ほど掛かりました。早川、根府川のあたりは、車窓に海が広がって、気持ちいい光景でしたね。

湯河原駅に到着後、駅舎でも撮ろうかと思ったら、ちょうど改築工事をやっていたので、断念。そのままお昼を食べに行きます。しかし、あらかじめ調べておいた店が、思いきり解体されていました。うわー、マジかー、と思いつつ、他のお店を探して入った先が、一福庵。どうしても蕎麦を食べたかったのです。注文したのは、おすすめされていた浜おろし蕎麦とビール。浜おろし蕎麦は、海草たっぷりで磯を感じます。

腹ごしらえをしたら、城山登山へ向かいます。登山するのにビールを飲んでしまって、トイレ大丈夫かな、と今更の後悔。ただ、登山と言いつつ、実際にはハイキングです。

  

途中、城願寺に参拝します。境内にある国指定天然記念物のビャクシンが立派ですね。大きすぎて、写真に全てを収めることが出来ませんでした。他にも、頼朝の腰掛け石などがありました。今回湯河原に来るまであまり知りませんでしたが、頼朝に所縁のある地なのですね。

お参りを済ませたら、ちょうど目の前にあった公衆トイレで用を足して、ひと安心。城山の山頂を目指して、脚を進めます。しばらくは住宅街の中を登っていく感じになります。舗装道路ですが、それなりに急なので結構疲れます。

次第に住宅も少なくなり、山道になってきました。それでも舗装道路なので、歩きやすくて良いですね。眺望が開けた場所では、相模湾に浮かぶ初島や大島が見えました。

登り進めていくと、近道、まわり道の看板が出現。近道のほうは当然急勾配なのですが、せっかくなので近道のほうを俺は選ぶぜ!結果、一部急なところはありましたが、全体的にはそれほど急ではなく、予想したほど苦労はしませんでした。道はわりとすぐに合流します。

道を進んで行くと、いろいろ史跡への案内があるのですが、70メートル登ったり、80メートル下ったりと、わりと面倒くさいので、全部スルーしちゃいました。史跡めぐりの旅なら良いのですけど、今回は蛍メインの旅なので。

舗装道路を進んでいくと、ようやくオフロードに入ります。草むらのなかの道を歩くと、木立の下にテーブルやイスがあって、寛げるようになっていました。この辺はほとんど坂もなく、気づいたらあっという間に城山山頂でした。

  

海抜563メートル。海を見渡せば、初島とその奥に大島のシルエットが広がります。山頂はちょっとした広場になっているのですが、蝶がいっぱい舞っていて、楽園感が半端なかったですね。平日ということもあってか、他の人は誰も来なかったので、とても贅沢に楽しめました。もう少しのんびりしたかったのですが、蝶に交じって大きめの蜂も飛んできたので、ビビッて下山です。

帰りは城山入口バス停へ通じるルートを下ります。最初は自然林が続いて、そのうち人工林っぽくなります。道は結構細くて、気をつけながら下りました。途中、倒木で道が塞がれている箇所があり、ここまでかっ!という場面もありましたが、無事下山して、道路まで出ました。往路より距離は全然短いですね。しかし、ここから湯河原温泉郷まで歩かなくてはいけません。

まずは奥湯河原温泉郷を目指しててくてく歩きます。車の通りはそれほどないですが、稀にマナーの悪い車がいました。歩くこと40分、街並みが見えてきて、奥湯河原温泉郷に到着です。

 

藤木川に沿って下って行き、湯河原温泉郷を目指します。途中自販機でコーラを買って喉を潤しながら、進みます。温泉街らしく、温泉設備が湯気を立てている光景が、よく目に入ってくるようになりました。不動滝や湯元通りを見て回って、温泉を触れる場所で楽しんだりしつつ、万葉公園に到着です。

17時ごろで、蛍の観賞にはまだ早いので、日帰り温泉施設こごめの湯にて、湯河原温泉を楽しみます。内湯2つに露天1つで、最初は内湯を味わい、その後は露天で夕方の空を眺めつつ、のんびりしました。湯上りの後には、自販機でアイスを買って、体を冷やします。それから2階に行き、休憩室にあったマッサージチェアを堪能しました。温泉施設にあるマッサージチェア大好きです。

少しずつ暗くなり始めましたが、まだ蛍は見られないので、万葉公園内を散策します。花木園で万葉集所縁の野草を見たり、狸福神社を参拝したり、千歳川沿いの滝を眺めたりしました。

それから観光会館へ行き、花菖蒲展を見学。大量に並ぶ花菖蒲と、個別に鉢植えされている個性的な花菖蒲を楽しみました。

観光会館前では屋台が4店舗ほど出ており、フードコートみたいになっています。ちょうど手持ちに細かいお金がなくて、店の人を困らせてしまいましたが、無事本日の夕食を購入。湯河原名物の坦々焼きそばとレモンサワーです。坦々焼きそばは、ピリッとした程よい辛さですね。レモンサワーは結構お酒を入れてくれた感じです。

さて、そろそろスタンバイ。蛍は花木園付近で見られるとのことですが、具体的にどの辺なのか分からないので、勘で位置を決めてスタンバイ。まだ若干明るかったのでもう少し経ってからかなあ、と思っていると、目の前をファ~と舞う弱い光が。もう蛍が飛び始めていました。

 

花木園の池の方で飛ぶみたいですね。陣取った位置でも結構見えたのですが、ベストポジションはもう少し奥のほうでした。人が多くてそちらで写真を撮るのは難しそうなので、この場所で頑張ることにしました。さっそく三脚を使って、10秒露光で蛍の軌跡を狙います。ただ、小型の三脚でしたので、手前の柵が邪魔になってしまうのは、計算外。持ち運びには便利なのですが、小型ゆえの弱点が露呈しました。(※写真のサムネイルだと蛍の光がだいぶ潰れていますが、クリックして拡大いただけると、そこそこ光が映っています)

あと難しいな、と思ったのは、蛍の飛び方は予測できないので、上手くフレームに収まってくれるかは、わりと運しだいというところです。飛ばずに葉っぱなどに留まっていても、星空のようできれいなのですが、やはり飛んでくれたほうが美しいです。

蛍は基本的に水場の上を飛んでいるので、なかなか近くでは見られませんが、たまに遊歩道のほうまで飛んでくる蛍がいます。写真を撮っていたら、蛍がゆっくりと自分の方に舞ってきて、思わずぶつからないように避けました。想像以上に小さくて、ゆっくりと舞うのですね。目の前で蛍が明滅して、光るたびにその姿が浮かぶ様子は、とても幻想的でした。

後日の公式発表では、50頭ほど舞っていたようです。前日が20頭でしたので、わりと良いタイミングで来られたと思います。乱舞というにはまだ遠いですが、十分に蛍を楽しむことが出来ました。写真はたくさん撮りましたが、数枚は満足いくものが撮れて良かったです。

もう少し粘るつもりでしたが、急に体調が優れなくなってきたので、早めに切り上げて帰ることにしました。落合橋バス停から湯河原駅までバスで移動し、そこから東海道線で帰ります。東海道線は意外と混んでいましたが、小田原で座れたので、川崎まで寝て過ごせました。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。


メルボルン&南極旅行~まとめ

2017年2月10日から14日にかけて、メルボルンと南極を旅してきました。メインに据えていたのは南極で、南極フライトのゲートウェイとなるメルボルンを、併せて観光した形になります。シドニーやパース出発のコースもありましたが、日程などの都合が一番良かったのが、2月12日のメルボルン発でした。

元々予定していた南米経由の計画をオーストラリア経由に切り替えると決めたのが、2016年8月。安くない買い物なので、代理店経由にしたかったのですが、該当日程を取り扱っているところが見つからず、Antarctica Flightへ直接申し込むことにしました。もともと本格的な旅行を想定していたので、財布の紐は若干緩いです。しかし、ビジネス以上はさすがに高額なので、プレミアムエコノミーにします。9月に予約問合せを行ない、記入した申込み用紙をスキャンして、メールにて申込みました。支払い方法はクレジットカードと海外送金が選べましたが、手数料を考えるとクレジットカードの割り増し分も大差なかったので、楽なカード払いにしました。分割も可能でしたが、一括払いで済ませました。

で、その後詳細な書類が送られてくるはずなのですが、なかなか送られてきません。年明けにもうすぐ旅行ですね的なメールは届きましたが、肝心な書類は届きません。出発の時期が迫ってきたので、問い合わせました。結果、無事に書類が送られてきました。送ったはずだ、との回答でしたが、メールボックスの中を見返してもありませんでした。複数の部署間でやり取りをしている様子でしたので、何か手違いがあったのでしょう。何か不安なことがあったら、早いうちに問い合わせてしまった方が、やきもきしなくて良いです。

メルボルン市内は、あまり欲張らずに行きたいところをリストアップして、観光しました。やっぱり行きたい世界遺産、1個は行きたい博物館、野生のペンギンが見られるかもしれないビーチ、南極でペンギンが見れないので代わりに見たい水族館、カジノで遊びたい、と言った感じです。

メルボルン&南極旅行~初日と2日目

  • 移動、メルボルン市内観光
  • 成田空港~メルボルン空港~サザンクロス駅~ヤラ川~フリンダースストリート駅~キングスドメイン~ロイヤル植物園~カフェ~スワンストンストリート~王立展示館とカールトン庭園~セントギルダビーチ~ホテル

メルボルン&南極旅行~3日目

  • 南極観光
  • ホテル~メルボルン空港~南極大陸~メルボルン空港~ホテル

メルボルン&南極旅行~4日目と最終日

  • メルボルン市内観光、移動
  • カフェ通り~王立展示館とカールトン庭園~メルボルン博物館~カフェ~メルボルン水族館~クラウンカジノ~ホテル~メルボルン空港~成田空港

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。


メルボルン&南極旅行~4日目と最終日

4日目の朝、6時40分に自然と目が覚めました。普段アラームを鳴らしている時間なのですが、直前に目が覚めることに、毎度人体の不思議を感じます。この日はメルボルン市内を、気ままに観光する予定です。

9時すぎ、ホテルを出発して、フリンダースストリート駅方面に向かいます。この付近の幾つかの路地が、カフェ通りと呼ばれるカフェが軒を連ねる通りになっています。雰囲気のあるカフェが並んでいて素敵ですね。朝ということもあって、席はそれほど混んでいません。朝ごはんを食べていなかったので、ここで食べて行こうか迷いましたが、雰囲気だけ味わい、先へ進むことにしました。

10時ごろ、一昨日やって来たカールトン庭園に再びやって来ました。今日は曇り予報でしたが、意外と晴れ間も見えて気持ちいいお天気です。しばらく庭園を楽しんだら、裏手にあるメルボルン博物館へ行きます。

入館して、広いロビーの真ん中にあるチケットブースに並んで、入場券を買いました。マイキーカードのビジターパックに割引クーポンが付いていたので、それを活用です。平日の午前中と言うこともあってか、子供連れが多かったですね。

   

さっそく展示を見て回ります。クジラや恐竜の骨格、鉱石の展示、昆虫標本、水生生物や陸上動物など、自然科学に関する展示が多数あります。生体展示がわりとたくさんあったのが、少し驚きでした。ここだけでもかなりのボリュームがあります。

 

その後は2階に上がり、人体に関する展示、戦争に関する企画展示、精神に関する展示を見ました。

色々見て回っていたら、昼も回り、お腹が空いてきたので、1階のカフェで昼食をいただきます。セルフ形式で、フィッシュ&チップスとサンドイッチ、オレンジのフレッシュジュースにしました。朝食を食べていなかったので、少し多めにしたのですが、予想以上に満腹となってしまいました。

  

その後は、カヌーなどがあるアボリジニコーナー、続いて吹き抜けで森になっているエリアに行き、そこを上へ登って庭園コーナーを巡ったりしました。

この他にも、メルボルンの歴史を紹介するコーナーがあったのですが、時間が押してきたので、退館して次の場所を目指します。メルボルン博物館はとても大きくて様々な展示があり、脚さえ疲れなければ時間を忘れて見ていられますね。

トラムに乗って次に向かった先は、メルボルン水族館です。事前情報より結構値上げしていて、割引クーポンを使っても、そこそこの入場料でした。

 

最初は、でっかい海老がいる水槽があり、その先にはタッチプールがありました。下のフロアへ降りると、小さいクマノミやクラゲ、ウツボやオニオコゼが泳ぐ水槽が並んでいます。

さらに下のフロアに行くと、サメや大型のエイが泳ぐ大水槽が登場しました。沈船の船首がディスプレイされています。サメはかっこよかったのですが、上手く写真に収めるのは、案外難しかったです。

 

その後は、水中でじっとして動かない巨大なアリゲーターや、カエルなどがいるテラリウム、ザリガニや淡水魚の水槽などを見ました。

 

次は、イカやタツノオトシゴなどいる中型水槽が並ぶコーナーがあります。円形のホールの壁面に各水槽が入っていて、各水槽はなかなか写真映えします。

  

そして、最後にペンギンコーナーの登場です。南極地域で見られるペンギンたちを見ることが出来ます。ペンギンたちはそれぞれ個性的で、見ていて面白いですね。皆が立っている中、地面に腹這いになったまま微動だにしないペンギンが気になりすぎでした。水中の様子を見られる部分もあるのですが、地上のよたよた歩きからは想像できない猛スピードで泳ぎ回ります。まさに水中を飛んでいるような感じです。写真に収めるのは無理でしたので、動画で撮影しました。ペンギンコーナーの傍らには、南極観測の装備の展示もあり、南極感を高めてくれます。

メルボルン水族館、前半は通路もそれほど広くなくこじんまりとした印象を受けますが、後半に行くにつれて広くなっていきます。構造上、次のフロアに進むと前のフロアに戻りにくいので、時間があるのでしたらゆっくりと見たほうが良いかもしれません。駆け足で回ると、わりとすぐに見終えてしまいそうです。

その後は橋を渡り、ヤラ川沿いで夕涼み。程なくして、クラウンカジノに入ります。まずメンバーズカードを作る必要があるのですが、どこで作れば良いのか分からず、迷ってしまいました。最初違う窓口で訊いて、正しい窓口を教えてもらったのですが、換金用の窓口だと思い込んでいたので、勝手に迷っていました。

入会手続きはタブレット端末で必要事項を記入します。ちょうど日本人のグループがいたので、そこでまとめて処理されました。パスポートの提示をして、無事メンバーズカード発行です。

プレイするのは、いつも通りスロットマシーンです。いつかテーブルゲームもやってみたいんですけどねえ。スロットでの遊び方は、カードの挿入や排出など、ラスベガスの時と完全に同じでした。業界の共通規格なのでしょうか。少額を賭けながら、ちまちまと回します。最初の台ではそこそこ当たりが来て、数百円程度のプラスにはなっていたのですが、台を変えたら一気に負けが込んできて、最終的には15AUS$の負け。まあ、1時間程度楽しめたので、良しとしましょう。最初は多少プラスになって、後で削られる、大体いつもこのパターンですね。掛け金高額にして、早めに勝ち逃げとか出来ないかな……リスクが高すぎだけど。

カジノを出た後は、出口付近にあったフードコートにあるRhumbasにて、チキンのバゲットサンドをテイクアウェイ。ホテルの部屋で食べました。

ホテルに戻ったのは、21時ごろ。明日は空港へ早朝出発なので、荷物を整理します。しかしiPodで音楽を聴き始めたら、寝るタイミングを逃してしまい、結局0時30分ごろ就寝。

最終日、5時に起きて、ホテルをチェックアウト。スカイバスに乗り、6時40分ごろ、メルボルン空港に到着しました。やはり30分強で着いたので、昨日の朝は通常より時間が掛かっていたのです。

  

飛行機は9時15分発でしたが、遅延のアナウンス。結果として15分程度の遅延で済みました。機内では、HOBBITの映画を視聴。あまり知らずに見たのですが、どうやらシリーズの完結編だったらしく、予備知識ゼロで見るのは少々厳しかったです。

17時40分、成田空港に着きました。税関では特に訊かれることなく、そのままNEXで帰還し、今回の旅は終了です。


メルボルン&南極旅行~3日目

4時30分に起床。6時間強寝ていますが、飛行機でほとんど寝ていないので、十分な睡眠とは言えません。しかし、遅れるわけにはいかないので、早めに起きました。インスタントコーヒーがあったので、それを飲みながら目を覚まします。

6時手前、ホテルを出て、スカイバスの乗り場に向かいます。サマータイムなので、6時でもまだ暗いですね。バスがなかなか来ないなー、と思ったら、降車場で待っていました。気づいて慌てて乗車場へ。

予定より少し遅れましたが、まだ余裕があるので、のんびりと車窓からの夜明けを眺めつつ空港へ向かいます。しかし、そろそろ着いて良いはずの時間なのに、一向に空港に着く気配がありません。この時は焦りましたねえ。普段は30分程度で済むところが、結局1時間強掛かりました。昨日市内へ向かう際に、道路工事の案内を見た気がしますが、その影響で迂回したのでしょうか。

 

空港に着いたのが7時手前で、カウンターへの到着が7時15分までと言われていたので、小走りで向かいます。国内線ターミナルに行き、セキュリティチェックを通過したら、搭乗口へ進みます。Antarctica Flightの立て看板が見えてきて、ひと安心。ここのカウンターで、航空券や書類一式を受け取ります。混んでるカウンターと空いてるカウンターがあって、混んでる方が別便だと思い込んで空いてる方に並んだのだけど、もしかして並んではいけなかったのかな。プレミアムエコノミーなので、微妙なところです。

時間になり、搭乗開始です。席は往路と復路でローテーションするため、航空券は2枚発行されるのですが、両方とも窓側でした。どちらかは真ん中の通路席になると思っていたので、予想外です。一人だったことと、往路が少し翼が被る最後列だったことが、関係しているかもしれません。

 

南極大陸までは、片道4時間ほど掛かります。離陸後しばらくすると、眼下にはタスマニア島が見えてきます。その後は大きな陸地はなく、海が続きます。その間に前半の機内食をいただいたり、南極関連のビデオを座席モニタで見て、テンションを上げていきます。プレミアムエコノミーなので、機内食も食器も少し豪華です。

それから、亜南極地域の島にある地上基地にある観測員とパイロットが無線で会話し、それが機内アナウンスで流れます。音声が聴き取りにくく、それなりに速くて、且つ専門用語がそこそこ入っていると思われて、残念ながら内容はほとんど分かりませんでした。

  

窓の外を見ていると、雲の切れ間からうっすらと白い大地が見えてきました。ついに南極大陸に到着です。高度は約1,000メートルほどまで下げてくれるので、地上の景色がわりとはっきり見えます。スカイツリーの展望台の2倍程度の高さなので、地上を感じられる高さだと思います。ただ、野生動物等は、さすがに見えないですね。

      

プレミアムエコノミー席は30席程度で、後方のエコノミー席とは仕切られているため、あまりゴチャゴチャしません。往路は窓の隣の席でしたので、そこに張り付いて写真を撮っていました。白い大地と山々、海面に浮かぶ流氷や棚氷、巨大な山の頂と雲海、予想以上に様々な表情を見せてくれる南極の大地に、シャッターが止まりません。

白い大地が太陽を反射するので、サングラスがあった方が良いと推奨されていましたが、なくても大丈夫かなあ、と思いました。確かに少し眩しく感じるところもありましたが、それほどでもありません。瞳が黒いおかげでしょうか。

カメラについては、望遠レンズがあった方が良いです。景色を撮りたいから広角でいいや、とも思えるのですが、機内から撮ると機体の翼などが入り込んでしまうため、望遠レンズがないと、なかなか自由が利きません。また、望遠レンズがあれば、窓からひとつ離れた席でも、写真を撮れるという利点もあります。ただ、より地上近くを撮るための超望遠は、あまり意味がありません。機体が振動していますので、どんなに頑張っても、ブレた写真になってしまいます。

フライトも後半に入り、席替えの時間です。窓の隣から離れてしまったので、少し撮影はおとなしくしようと思ったのですが、先ほどまでとは違う景色に、ついついシャッターを切ってしまいます。カメラを縦にして窓の形に合わせて、適度に望遠にすることで、意外と上手く撮れます。隣の人が窓全体に張り付いてたら厳しいですけど。

 

ドライバレーと呼ばれる雪の少ないエリアで、茶色い地表が見えています。地層による色の違いが見事で、縞模様になっています。火星といった別の惑星を見ているような気分になります。手つかずの大地をより強く感じました。

 

しばらく進むと、再び雪と氷に覆われた大地になります。川みたいのがあるなあ、と思ったら、巨大な氷河でした。普段氷河をテレビ等で見ても、あまり河のようには感じなかったのですが、雪と氷の世界をずっと見てきたせいか、素直に河の流れに見えました。

 

こうして興奮冷めやらぬまま、南極大陸を離脱します。徐々に高度を上げてゆき、やがて眼下には南極海のみが広がります。帰りの機内では、後半の機内食をいただいたのち、オークションイベントが開催されました。南極に由来した絵画などの品物がオークションに掛けられていきます。それなりの開始価格でしたが、なんやかんやで買い手がついていました。

21時ごろ、メルボルンに戻ってきました。およそ12時間の長旅です。外へ出ると、マスコットのペンギンの着ぐるみがお見送りをしてくれました。HISの係員さんがいたので、HISでもオプショナルツアーで取り扱っていたんですね。申込み当時は案内が出ていなかったので、直接申し込んでしまいましたけど。

スカイバスに乗って市内へ戻り、22時ごろホテルへ着きました。南極の余韻を味わいつつ、0時すぎに寝ました。


メルボルン&南極旅行~初日と2日目

初日、日本とは季節が逆なので服装に悩みましたが、ちょうど中間となる春秋の装いにしました。しかしこんな日に限って、雪がぱらつくような天候になろうとは。さて、今回はNEXで成田空港まで向かいます。夕方出発便なので、忘れ物チェックなどのんびり出来て良いです。利用するのは、カンタス航空のメルボルン直行便です。上空混雑のため、出発が40分遅延しました。

メルボルンは時差がほとんどないので、身体には優しいはずですけど、飛行機のなかで寝れないタイプなので、現地に朝の到着は少しきつかったりします。機内では、映画を1本(MAN OF STEEL)見ました。

朝方、メルボルンのタラマリン空港に到着です。空港のターミナルビルを出た瞬間、その国特有の匂いを感じますね。その後すぐに分からなくなるので、ほんの数秒しか知覚できません。国内線ターミナルビルの方へ歩いて、スカイバスの乗り場を見つけたら、チケットボックスで往復チケットを買います。QRコードが印刷されてて、沖縄のゆいレールを思い出します。それから、市内へ向けて出発しました。

いわゆる郊外な景色を眺めていると、徐々にメルボルンの街が近づいてきます。空は晴れてて良い天気。30分ほどで、サザンクロス駅下のバスターミナルに着きました。

さっそく市内観光です。まずはホテルの場所を確かめに行きます。街の雰囲気は良いですね。この辺りは人が多すぎず少なすぎずで、歩きやすいです。今回宿泊するのは、キングストリートにあるibis kingsgateになります。先に荷物だけ預けても良かったのですが、それほど重い荷物でもなかったので、そのまま観光へ向かいます。

メルボルン水族館の横にある橋を渡り、ヤラ川の対岸へ出ました。ここで暫くボケ~っとします。空は少し曇り気味で、小雨がぱらついてきました。川の上では、何艘ものカヌーが勢いよく進んでいき、見ていて気持ちが良いです。レジャーと言うより、トレーニングのようでした。

それからヤラ川沿いを歩いて、次の目的地を目指します。道中、中国っぽいオブジェ等が見えてきて何かと思ったら、旧正月のイベントをやっているようです。

歩みを進めて、対岸にフリンダースストリート駅が見えてきたら、そちらへ渡ってちょっと寄り道。フリンダースストリート駅の写真でよく見るのは、正面からの写真で、駅舎自体は奥へ長く続いています。駅の向かい側には、聖ポール聖堂がありました。

駅の周辺は繁華街ということで、人通りが多いです。駅の改札口前には、煙草をくれとねだるおっちゃんがいたりしました。特に不安を感じるほどではないですが、人の集まる中央駅付近は、どこの国でも少し雰囲気が違います。

再び対岸へ渡り、庭園散策へ向かいます。まずはアレクサンドラガーデンズを回ります。黄色い薔薇を見てヒロ様を思い出しつつ、様々な花を楽しみます。続いて、クイーンビクトリアガーデンズを散策。

  

そのまま次はキングスドメインへ行きました。この辺は同じ景色が続いており、先程までの庭園とは、道路を挟んで名前が変わる感じですね。キングスドメインは、かなり広いです。広い庭園のなかには、花時計や様々な銅像やモニュメントなどがありました。戦争慰霊館や総督官邸を遠目に眺めつつ、ロイヤル植物園へ向かいます。

  

ここもあまり境目が分かりませんが、ゲートみたいなところがあったので、そこが境目なのだと思います。さっそく、石造りの東屋から、様々な種類のサボテンを見下ろしてみます。園内を散策すると、実に様々な花が咲いていてきれいですね。花がなくとも興味深い姿をした植物も多く、ついついシャッターを切ってしまいます。天気は良かったのですが、時々太陽が雲に隠れてしまうので、太陽待ちをしたりしました。園内はそこそこ高低差があったので、大きな荷物を持っていると、少し疲れます。

昼食は、庭園内のオーナメンタル湖のそばにあったカフェでいただきました。セルフ形式で、選んだメニューはバゲットサンドとファンタオレンジ。ついつい選んでしまう、ファンタとコーラの安心感。バゲットサンド1個でしたが、わりとお腹は膨れました。

その後は、庭園を出て、タムトラックを周りながら、フリンダースストリート駅方面を目指します。昼になり、日も高くなったことから、さすがに少し汗ばみ始めました。

フェラデーションスクエアに出たら、観光案内所に入ります。階段を下りて地下に入ると、様々なパンフレットが置かれています。案内板や係員に訊いたりして、無事マイキーカードのビジターパックを入手しました。これでトラムに乗車できます。RPGで船を手に入れた気分ですね。

しかし、意気揚々と乗ったトラムが、一駅先で突然停止しました。他の乗客たちも状況を把握しきれていない様子でしたが、把握したと思われる乗客がトラムをどんどん下りていきます。停止した原因は、進行先でデモ行進が行われていたためでした。内容はきちんとは分かりませんでしたが、フレーズを見る限り、難民受け入れ反対のようです。少し前の通りでは、政府による難民受け入れの啓蒙看板があったりしました。

 

まあ、あまり危険なことになりそうな雰囲気はありませんでしたが、長居する理由もないので、とっとと歩いて次の目的地へ向かいます。大勢の人で賑わうスワンストンストリートを北へ進み、ビクトリア州立図書館の立派な外観を眺めたら、右手へ曲がります。そのまま真っ直ぐ進むと、目的地に到着です。

 

着いた先は、王立展示館とカールトン庭園、世界遺産です。王立展示館は、ガイドツアーのみなので、入場せずに外観を楽しみます。それからベンチに腰掛けて、カールトン庭園の景色を堪能しました。街のど真ん中の庭園なので、緑の奥に高層ビルが見えたりして、そのコントラストも良かったです。

17時すぎ、一旦ホテルにチェックインするか迷いましたが、そのままセントギルダビーチへ向かうことにしました。利用するのは96番のトラム。路線図を勘違いしていて、96番が来ない駅で待っていましたが、案内表示のおかげで間違いに気づいて駅を移動しました。

セントギルダビーチまでは、そこそこの距離があります。さすがに徒歩だと厳しいですね。20分ほどしてそろそろ目的の駅かな、と思ったら、1駅降り過ごしてしまいました。素直に皆が降りた駅で降りれば良かったです。

てくてく街を歩いて、ビーチを目指します。背の低い建物が多く、如何にもビーチ沿いの街並みです。ぐるんぐるん動くルナパークのジェットコースターを横目に眺めて歩いて行くと、5分ほどで海が見えてきました。横断歩道を渡ると、そこには眩しい太陽と押し寄せるさざ波、そして大きく広がるビーチがありました。大都市からこれほどの近さでこれほどのビーチがあるとは驚きです。

 

特に泳ぐわけでもなく、日没までも相当時間があることから、僅かな滞在時間ですが、もう戻ることにしました。本当はリトルペンギンを見たかったのですが、荷物もあるし、捜し歩く元気がありませんでした。ルナパークの入場ゲートを写真に撮りつつ、帰りのトラムに乗車します。

往路とは違う路線に乗ったので、沿線の景色が全然違っていて、ちょっと不安になります。全然知らない郊外に出ちゃったらどうしよう……。降りる駅が分からないと困ることもあり、GPSで確認したところ、ちゃんと中心部へ向かうようでひと安心。結果、ホテルにかなり近い駅で降りることが出来ました。乗り換えを想定していたので、これはラッキー。

ここから歩いてホテルに向かいます。途中にあったセブンイレブンにて、夕食を購入します。今日はもう外へ食べに出る気力がないです。

そしてホテルにチェックイン。他と比べて安めのホテルを選んだのですが、確かに内装は至ってシンプル。廊下では女性が電話で手配元へホテルの部屋に文句を言っていました。確かに多少なりともラグジュアリー感を求めていると、全力で裏切られます。ただ、必要な機能や清潔感は問題なく、この値段なら文句はありません。

買ってきたツナの手巻き寿司やシーザーサラダを食べつつ、明日の準備と確認。明朝は出発も早いので、22時には就寝しました。