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トルコ旅行~まとめ

2013年04月30日~5月7日にかけて、トルコを旅してきました。別の時期に1週間休める見込みだったので、大型連休は避けようかと思ったのですが、数少ない長期休暇を活用しないのももったいないと思い、決断しました。とはいえ、大型連休ドンピシャだとさすがに高すぎたので、少し後ろにずらしています。

当初の計画では、イスタンブールとカッパドキア、パムッカレもしくはエフェスを考えていたのですが、8日間ではバタバタしそうなので、イスタンブールとカッパドキアという定番二箇所に絞りました。手配はフリープランのツアーです。個人手配だと、空港からの送迎やら飛行機やらの確保が面倒そうだったので、ツアーにしちゃいました。

お金は、成田空港である程度の日本円をTLに両替し、その後はクレジットカードでキャッシングする、というスタイルでした。ATMはどこかしらに置いてあるので、特に困りませんでした。

体感気温は、わりと暑かったです。緯度は日本と同じ程度のはずですが、日差しをずいぶん強く感じました。おかげで帰ってきたときは、しっかり日焼けをしていました。

使ったトルコ語は、メルハバ、テシェッキュル、くらいですかね。観光地ばかりを回ったので、ほぼ英語のみで済みました。ガイドに教わってドライバーに掛ける挨拶てきな言葉を使いましたが、よく意味はわかっていません。

あと、ブルーモスクやアヤソフィア前の広場は、とにかく日本語で話しかけてくる客引きが多かったです。取り合わなければいいのですが、何にせよ面倒くさいです。この辺りを離れると、途端にそうした客引きは少なくなりますので、特に用事がなければ、あの辺をブラブラしないほうがいいかなあ、と感じました。

トルコ旅行~初日

  • 日本からトルコへの移動日
  • 成田空港~アタチュルク空港~カイセリ空港~ギョレメ

トルコ旅行~2日目

  • カッパドキア散策(自力)
  • ギョレメ村~ギョレメ野外博物館~ローズバレー~チャウシン村~キノコ岩~レッドバレー~ギョレメ村

トルコ旅行~3日目

  • カッパドキア散策(ツアー)
  • ギョレメパノラマ~セレメ修道院~ウフララ渓谷~デリンクユ地下都市~トルコ石屋~ピジョンバレー~ギョレメ村

トルコ旅行~4日目

  • 移動と、イスタンブール旧市街散策
  • カイセリ空港~アタチュルク空港~地下宮殿~ブルーモスク~休憩~ハマム

トルコ旅行~5日目

  • イスタンブール旧市街散策
  • アヤソフィア~ガラタ橋界隈~ギュルハーネ公園~トプカプ宮殿~トルコ料理

トルコ旅行~6日目

  • イスタンブール新市街散策
  • トラム~ガラタ塔~イスティクラール通り~カフェ~地下鉄~軍事博物館~テュネル~休憩~オリエントハウス

トルコ旅行~7日目と8日目

  • グランバザール散策と移動
  • グランバザール~お土産屋~ギュルハーネ公園~バーガーキング~アタチュルク空港~成田空港

日記に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。


トルコ旅行~7日目と8日目

4時すぎに一旦起床。さすがに頭が痛いです。起きた理由は、ドラクエコンサートのチケット予約。時差の関係上、早朝となってしまいました。一旦取り損ねて焦りましたが、時間切れ解放となったチケットを無事取れたので、早起きした甲斐がありました。ひと安心して、二度寝です。

起きたのは、8時すぎ。最初の起床では、二日酔いかなあ、と思いましたが、意外と残っていなくて良かったです。10時すぎに、ホテルをチェックアウト。大きな荷物はホテルに預かってもらいます。

向かった先は、ベヤズット地区にあるグランバザール。ベヤズット駅から一番近い入口を通り、中へ入ります。特に買い物の予定はなく、バザール内を散策します。大きな通りを歩いている分には特に迷いませんが、細い路地に入ると自分の位置を見失いますね。香辛料を扱うお店や貴金属を扱うお店など、似た商品を扱うお店は密集している感じです。チャイをお盆に乗せて運ぶ人の姿もよく見かけました。グランバザール自体、端から端まで歩く分にはそれほど広くありませんが、路地に入ったり色々なお店に寄ったりすると、かなり歩くことになるかと思います。

ちなみに、チェックアウト前にペットボトルを空けるため、水をガブ飲みしたので、やたらトイレが近かったです。バザール内にあるトイレと、どこかの出入り口そばにあるトイレを借用しました。いずれも有料です。

その後は、イスタンブール初日に案内されたお土産屋さんで、お土産を購入します。ドライフルーツとアップルチャイとトルコ菓子を買いました。カラスミを一押しされたのですが、自分はお酒の家呑みあまりしないですしねえ。ドライフルーツは、試食させてもらったときにイチゴがおいしかったので是非買いたかったのですが、この日はないそうで残念でした。

お土産を購入したあとは、特にやることがなくなったので、ギュルハーネ公園のベンチに腰かけてまったりします。イスタンブールというか、トルコは野良猫が多いですね。野良犬もたまに見かけますが、猫ほどではないです。見かける野良犬は決まって、薄茶の痩せた感じの犬でした。大概地面に寝そべっています。

迎えの時間が迫ってきたので、トラムでホテルのほうへ戻ります。途中、バーガーキングを見かけたので、昼食のため立ち寄り。ビーンズバーガーを注文しました。時間が迫ってきていて、少し焦り気味。

ホテルに戻ったあとは、ガイドとともにアタチュルク空港に向かいます。往きと違って渋滞しないので、30分掛からない程度で到着しました。搭乗手続きはガイドがやってくれました。チップはユーロで渡しましたが、今思えばTLで渡せば良かったですね。余ったTLの扱いに困ります。そして、ガイドは信用できるけど、観光客ズレしてるなあ、という印象でした。

特にやることもないので、iPodで音楽を聴きながら、出発を待ちます。途中搭乗ゲートの変更などありつつ、17時すぎに、トルコを出発しました。

機内では、iPodで音楽鑑賞しつつ、二度の機内食を楽しみます。長時間フライトは、食事の時間が楽しみで仕方ないです。時差の関係で、後半はうつらうつらしていました。

翌日の10時すぎに、成田空港に着きました。こうして、今回のトルコ旅行は、無事終了です。


トルコ旅行~6日目

7時すぎに起きて、9時すぎにホテルを出発しました。

今日は新市街を周るので、トラムで移動します。イスタンブール滞在3日目にして、初トラムです。チェンベルリタシュ駅に行き、駅前にあるジェトン自販機で購入します。料金は区間に依らず一定なので、必要な数だけ購入すれば良いです。ガイドブックなどの情報では、ジェトンは廃止の方向と書かれていましたが、まだまだ現役ぽい扱いでした。また、釣り銭がないので小銭(3TL)が必要という話も見ましたが、自分の見た自販機は、5TL、10TL、20TLが使えました。ただ、5TLは自販機が認識してくれないことが何度かありました。自分以外の観光客も同様の現象に合っていました。日本のギザ10みたいに、認識できない紙幣があるのかもしれません。

ジェトンを購入したら、ゲートの投入口に入れて、進みます。入場とともに手元からなくなるというのは、日本の感覚だと少し不思議ですね。同時に不安でもあります。

肝心のトラムですが、めちゃくちゃ混んでいます。この時期のイスタンブールはハイシーズンみたいですね。3本くらい見逃しました。途中、隣のベンチに悪ガキグループみたいのが、英語でふざけて悪態ついてて、微妙に鬱陶しかったです。どこにでもいるもんです。

満員のトラムに揺られながら、ガラタ橋を渡ったカラキョイ駅にて下車。目指す先はガラタ塔です。迷わないように大きな道を通って行こうと思ったのですが、上手くいかなかったので、看板に従い路地を進みます。ガラタ塔は新市街の一番高いところにあるので、急な階段や坂道を登ることになります。

途中、車のストッパーに引っかかって、躓いたところに、オーバーオールにデッキブラシを携えたおじさんが話しかけてきました。ガラタ塔に行くと告げたら、こっちの方が近道だ、と言って別の道を案内しようとします。看板に書いてある方向と明らかに違う方向です。ガイドブックに載っている靴磨き詐欺ですね。すぐに付いていくのを止めて、元の道を進みました。そしたら、ものの10秒でガラタ塔に到着です。まったく悪いデッキブラシには困ったもんです。

ガラタ塔の前には、少し行列ができていました。というわけで、行列が伸びる前に並びます。あとで近くを通ったら、列がだいぶ伸びていました。列に並んだら、塔の内部でチケットを買い、エレベーターで展望台フロアへ登ります。展望スペースは、塔の外周部分で、一人二人が通れる程度の幅。そこそこ人がいるので、上手く移動しないといけません。塔の上から、新市街のずっと奥に見える高層ビル群や、新市街の赤い屋根群、新市街旧市街アジア側の一望などを、楽しみました。

次は、イスティクラール通りに向かいます。イスティクラール通りは、イスタンブール随一の繁華街。シハーネ駅に出てしまったり、少々迷いましたが、無事たどり着きました。タクシム広場を目指して、通りをゆっくりと進みます。とにかくたくさんのお店と、人の数ですね。道中、警官隊が訓練みたいなのをしていました。時折やって来る路面電車を楽しみながら、どんどん進んで行きます。トルコアイス売りの発する掛け声は、一瞬ビックリしますね。最初何だかわからなかったので、不審に思っていました。

だいたい30分くらいで、タクシム広場に着きました。独立記念碑などを見たら、再び通りを戻ります。一服できるところを探して入ったのが、Özsüt Cafe。注文したのは、フルーツケーキとライスプティング、レモネードです。フルーツケーキは普通に食べたくて、ライスプティングはトルコスイーツとして食べたくて、ついつい欲張りな注文になっちゃいました。かなり満腹です。間食のつもりが昼食となりました。ちなみにこちらは、テーブル注文および会計でした。

お腹を満たしたところで、次に目指すのは軍事博物館です。地下鉄で、タクシム駅からオスマンベイ駅まで移動します。地下鉄もトラムと同様にジェトンで乗車できます。仕組みが同じだと、分かりやすくていいですね。

駅から少し歩いて、軍事博物館に向かいます。途中の売店で水を50TLで買ったのですが、100TL出したのにお釣りが25TLでした。誤魔化された……けど、気づいたのが少し歩いた後でした。その場で確認する癖をつけないといけませんね。

軍事博物館に入場です。まず敷地内に入るためにセキュリティチェックがあります。そこを抜けると、砲台や戦車が庭に展示されているので、見て回ります。続いて館内へ。カメラ持ち込み用のチケットを買ったのですが、特にチェックされていません。

展示は、軍事博物館の名の通り、中世から近代にかけての軍事関連の品物が、いろいろあります。中世の武具とかドラクエのアイテムを彷彿とさせますね。他にも、コンスタンティノープルの陥落にて、金角湾を封鎖した鎖などが、展示されていました。そして、肖像画の人物がターバン姿というのも、新鮮に映りました。

ちなみに、軍楽コンサートがあると聞いていたのですが、この日はないようでした。館内も封鎖されている通路が多かったですし、軍事博物館は、この時期オフシーズンなのでしょうか。

見学を終えたら、庭のベンチでひと休み。それから歩いてタクシム広場に向かいました。工事の影響で少し迂回しつつも、無事着きました。夕方になると、昼間より一層混んでますねえ。昼食がスイーツのみだったので、さすがにお腹が空いてきました。イスティクラール通りのファーストフード店Pizza-Potatoにて、チキンのロール巻きみたいなのを注文しました。さっさと注文しないと、並んでてもどんどん割り込んできますね。お店の人が気を利かせてくれて良かったです。

腹ごしらえをしたところで、イスティクラール通りからカラキョイ駅まで下りるのに、テュネルを使います。足が疲れていたのと、一度乗ってみたかったのと、両方です。さっそく自販機でジェトンを買おうとしますが、買えません。ん???色々試行錯誤するも買えません。イスタンブールカードのチャージしか出来ない?観光客の女性が忠告してくれてたのですが、ちゃんと理解できていませんでした。結局窓口に行って購入しました。先ほどネットで調べたら、テュネルは既にジェトンが使えなくなっているそうですね。

テュネルはかなり急勾配な区間を走行するので、パッと見ケーブルカーかと思いますが、普通の地下鉄です。なので、車内での傾き方がちょっと面白いです。乗車区間はかなり短く、あっという間に終点に着きます。終点では傾きはなくなり、水平となります。

その後は、カラキョイ駅からトラムに乗って、ホテルへ向かいます。途中、トラムの車窓から、路上で物売りをしている少女たちの姿が見えました。4人が同じような品物を床に並べていて、等間隔で並んでいるのです。一人の子のところに観光客が来て何か買っているのを、隣の子がものすごい表情で凝視していました。何だかAKBの握手会を彷彿とさせます。どこの世界も厳しいですね。そんなことを思いつつ、ホテルには17時ごろ着いたので、夜のお迎えが来るまで、しばらく休憩です。

20時30分、迎えの車に乗って、オリエントハウスに行きました。ガイドに予約してもらった、ショーレストランです。案内してもらったテーブルには日本の国旗。いやはや海外でこういうのは、何となくうれしいですね。運ばれてくる料理に舌鼓を打ちつつ、ステージを楽しみます。最初は民俗楽器の演奏から始まり、大人数によるダンスや舞台が、催されます。後半に入ったところで、ベリーダンスが始まりました。途中、各国の女性たちが、ステージに上がってベリーダンスレッスンに参加する、といった企画もありました。お酒は、ついつい白ワインのハーフボトルを2本空けてしまい、良い気持ちになっています。ちなみに、写真販売の売り込みがありましたが、1枚だけ購入。2回目にベリーダンサーといっしょの写真撮影があったので、そちらが良かったのですが、それではあまりに思う壺なので。

0時すぎに店員に促されて、送迎車へ。ホテルに戻ったらすぐに就寝しました。予想以上にアルコールを入れてしまって、明日が少し心配です。


トルコ旅行~5日目

7時すぎに起床。身支度を済ませたら、ホテルの朝食会場へ。最上階にあるので、ブルーモスクの姿を見ながら、朝食をとることができます。メニューもそこそこ数があって満足。

9時すぎにホテルを出発して、スルタンアフメット広場に向かいます。目的はアヤソフィアなのですが、朝早いにも関わらず、長蛇の列が出来上がっていました。とりあえず並んで待ちます。何人もの転売屋が営業を仕掛けてきますが、時間はあるので、話には乗りません。ちなみに転売屋が売っているのは、時間指定のガイドツアーチケットのようです。時間になれば優先入場できるけど、スケジュールが拘束されるのは微妙です。転売屋いわく待ち時間は1時間30分くらいだそうで、そこまで掛からないだろ、と思っていたのですが、本気で1時間30分掛かりました……

ようやくアヤソフィアに入場です。場内は混雑していますが、広いのでそれほど見学に支障はありません。いくつかの部屋に分かれており、順次見て回ります。重厚でかつ美しい、昨日見たブルーモスクとはまた違う雰囲気ですね。天井などにも装飾がされており、手を抜かない仕事をしているなあ、と感じました。2階部分に取り付けられた円形の家紋みたいな飾りが印象的でした。アラビア書道なんですかね。

それから、意外と長い階段を登って2階に着くと、そこにはキリスト教の肖像モザイク画が2点ありました。さまざまな用途に何度も塗り重ねられてきたアヤソフィアの歴史を、垣間見ることができます。イスラム建築は、偶像禁止の教義に基づき、動物などの装飾がなく、幾何学模様が主となっていますが、それがシンプルだけど美しい雰囲気をもたらすのだなあ、と対照的に思いました。

アヤソフィアの見学を終えたら、スルケジ方面へ。昨日寄ったお店の人と軽く挨拶。それからガラタ橋界隈を散策します。この辺りも賑わっていますね。橋の上には、釣り糸を垂らす釣り人たちがたくさんいました。バケツの中を覗いてみると、かなり釣果はあるようです。そのまま橋を渡って新市街へ。橋の近くの路地を軽く散策すると、土産物通りでした。

さて、噂のサバサンドを食べてみたくて、ガラタ橋の下の通路を歩いてみたのですが、魚料理レストランに捕まってしまいました。会話がうまく通じなかったようで、普通に魚料理を食べることに。もちろんおいしいんですけど、イスタンブールはなぜか魚料理の価格が高いんですよね。もともと日本は魚がおいしいので、敢えてイスタンブールで食べなくても良いのでは、とも思います。wifiを使えたのは良かったです。

その後はギュルハーネ公園に向かいました。緑豊かな公園内を散策します。いろいろ面白い銅像や石像があって、楽しいです。ボスポラス海峡を眺めたかったのですが、眺望が良いところはレストランスペースになっており、普通には見えません。ぐぬぬ。

続いては、トプカプ宮殿へ。ギュルハーネ公園の中から行けると思ったのですが、手前の分かれ道で違う方向に行く必要があったみたいです。結構急な坂を登っていくと、考古学博物館の前あたりで、銃を構えた軍服姿の人が2名立っています。何も悪いことはしてないのに、受ける威圧感はすごいです。

坂道を登りきると、トプカプ宮殿前に到着です。チケットブースや入口を見る限り、それほど混雑していない雰囲気です。ただし、手持ちの現金が少なかったので、ATMで補給しに行きました。スルタンアフメット広場付近に行ったのですが、やたら日本語で話しかけられて、鬱陶しいです。きりがないので無視。途中アイスクリーム屋さんを見つけたので、ピスタチオ味のアイスをいただきました。暑い中のアイスは最高。

空になったアイスの箱を持ちながら歩いていると、ゴミ箱の場所の提示と、鞄の口が空いてることの指摘をされました。英語だけ喋る人と日本語も喋れる人、最初は親切なのだと思いました。しかし、自分がトプカプ宮殿に行こうとすると、混んでるから今は止めたほうがいい、と言ってきたので、信用しないことにしました。さっき実際に確認していて、明らかに混んでいなかったのです。ひたすらチャイを飲みに行こうと誘うので、客引きなんだろうなあ、と。振り切ってトプカプ宮殿へ行きました。トプカプ宮殿へ簡単に行ける道を教えてもらったことだけは、助かりました。

トプカプ宮殿内はとても広いです。庭園や館内などてくてく歩きまわって見学。そこでふと気づきました。ハレムの入場時間って16時までだったような。実は入場チケットを買うとき、チケットブースに質問をさせて、という人たちがいたのですが、この件だったのですね。そのときの応対を見ていると問題なさそうだったので、大丈夫だろうと思いつつ、早めに向かいました。結果、無事に入場できました。繁忙期だから延長しているのでしょうね。

ハレムの内部は白地に青の幾何学模様が刻まれたタイルを基調としています。手が込んでいつつ、雰囲気は落ち着いていますね。多くの部屋がありましたが、それらは中庭に通じているものの、外へ通じている部分は限られています。ハレムがちょっと異質な閉ざされた世界だったという雰囲気は、そうした造りからも今に伝わってきます。ちなみに中庭にはベンチが置かれており、ひと休みするのに良いです。

ハレムの見学後は、トプカプ宮殿の残りの部分を見学します。宝物館など展示室を巡ります。入口に近いほうの展示室には、様々な武具が展示されていました。とても煌びやかな剣や槍が鎮座していて、見るからに実戦用ではなく、宝飾という印象でした。奥の展示室には、トプカプの短剣やスプーン屋のダイヤモンド、世界最大のエメラルドなど、様々な宝石を見ることができました。とても煌びやかで、いくつもの繊細な光を映し出しています。残念ながら展示室内は撮影禁止なので、写真はありません。

その後は図書館など庭園部分の見学をして、続いて入口のほうに戻ってきて、まだ見ていなかった箇所を散策します。ガイドブックに載っていた、トプカプ宮殿建築時の起点となる石も、ちゃんと見つけることができました。

その後はまだ見ていなかった宮殿の奥のほうへ行きました。きれいなチューリップ畑があったのですが、時季が遅かったようで、ほとんど枯れていました。他にも噴水や海峡の眺めなどを楽しみました。

トプカプ宮殿をあとにしたら、スルケジにあるGAR RESTAURANTにて、夕食。トマトスープとアダナケバブとエフェスビールをいただきました。アダナケバブはちょっとピリ辛ですが、食欲を刺激する程よい感じ。店員さんとは日本に関して軽いやり取り。「ヤクザ」という単語は意外と国際的なのでしょうか。良い雰囲気で楽しく過ごせました。

このあとはホテルに帰りたいのですが、先ほどの二人組に会いたくなかったので、別ルートで帰ることにしました。あまり把握していない道をてくてく歩いていきます。思いのほか急な坂道で、クネクネと曲り、自分の位置が分からなくなってきます。結局気づいたらスルタンアフメット広場に出ていたようで、運悪く見つかってしまいました。

チャイをご馳走するよ、と言われて、客引きだろうなあ、と思いつつ付いていったら、そこは絨毯屋。ああ、やっぱり。チャイをご馳走になって、色々じゅうたんを見せられます。そして、どれを買うんだ?てきな展開になってきたので、買わない旨をはっきり告げると、途端に剣幕が厳しくなりました。威圧を態度に出してきます。それを見てカチンときたので、もうお前の店からは何ひとつ買わないというモードになりました。じゅうたんを買わないと見ると、今度はスカーフを進めてきて、それも買わないと分かると、1000円弱のトルコ石を進めてきます。まあ、この手で買う人が多いから、こうしているんでしょうね。全部断って店を出ました。最後に悪態つかれてとても腹が立ったのですが、イスタンブールにはまだ2日以上滞在するので、余計な波風は立てないようにしました。

イライラしながら歩いていくと、ブルーモスク前にいました。すると突然声を掛けられました。ドバイから来たと自称する青年、東京にも行ったことがあるんだ、とか言っています。それから、Japanese Oppai、Turkish Omankoとか連発して、とてもフレンドリーに話しかけてきます。すっごい人の良さそうな顔してるんですよね。まあ、呑みに一緒に行こうよ、と言い出して、明らかにぼったくりバーの勧誘なのですが。続けざまに心底疲れていたので、疲れてるからごめんね、ホテル帰るわ、と振り切りました。握手をしてお別れ。会話のなかで、自然と泊まっているホテルがどこだか聞いてきますが、それをはぐらかす程度の意識は持ち合わせています。

とにかく早くホテルに戻りたかったのですが、目印にしていたトラムの駅を1つ先まで行ってしまったせいで、だいぶ迷いました。まあ、色々あって気が焦っていたこともあるでしょうね。

21時すぎ、ホテルに戻りました。翌日の計画を練りつつ、今度はお湯の出るお風呂に入ってさっぱりとしました。0時すぎに、就寝です。


トルコ旅行~4日目

5時すぎに起きて、6時20分ごろホテルを出発。ツアーの送迎車でオトガルまで運んでもらいます。ここから大型バスに乗り換えて、カイセリ空港へ。往きと違って明るいので、外の景色を楽しめます。ただ結構眠くて、途中うつらうつら。

カイセリ空港に着いたら、まずは空港内に入るためのセキュリティチェック。それから搭乗手続きを済ませて、ベンチで待機。小さな空港です。搭乗したら、1時間ちょっとでアタチュルク空港に着きました。機内の軽食が朝食代わりになりました。

アタチュルク空港に着いたあとは、迎えの人と合流。ツアー客は自分だけでした。少々うろうろしましたが、無事車にたどり着きました。ガイドはラマダンさん。市内までは1時間少々。市内に近づくと道が渋滞して、なかなか進みません。車内でハマムとベリーダンスショーの手配をしてもらいました。

ホテルに着いたあとは、ガイドの紹介で、日本語の勉強をしているという学生の方と引き合わせてもらいました。ギョフテンさん。と言いつつ、結局会話はほとんど英語になりました。まずは地下宮殿に案内してもらいます。

うわっ、と思うほど人が並んでいます。クルーズの売り込みとか物売りとか、行列に対する営業も盛ん。自分はトルコ人と同行しているためか、特に何も来ませんでしたが。列の長さのわりには、思ったよりも早く、地下宮殿の入口に着きました。

地下宮殿は、貯水池とその上を通る回廊、地下空間を支える何本もの柱から成っています。内部はとても涼しく、天井から水が滴るのか、水浸しになっている箇所もいくつかあります。奥のほうに進んで行くと、メデューサの頭を模した柱がありました。結構大きくて、迫力があります。この辺は特に人が多くて、見て回るのが大変でした。

続いてはアラスタバザールを通って、案内されたレストランで昼食。バトゥルジャンケバブを注文しました。茄子の皮がちょっと固かったですが、おいしかったです。それからギョフテンさんの家へ行きました。お父さんが登場して軽くお話。キリムの売り込みがあったけど、特にしつこくはありません。

続いて向かった先はブルーモスク。ですがちょっとタイミングが悪かったらしく、先にスルケジ方面にあるお店に案内されました。チャイをご馳走になりながら、話を聞きます。わりとお土産に使えそうなものがあるので、帰国日に寄っていこうと思いました。

再びブルーモスクへ向かいます。こちらも行列に並んで、ようやく中へ入れました。内部は広い空間になっており、幾何学模様の刻まれたタイルが圧巻です。大きな空間がどかっとあるので、見て回る時間はそれほど掛かりません。この空間の広さと、装飾の細部へのディテールのバランス感を堪能しました。ちなみに、中に入る際は、日本のお寺のお堂と同じく、靴を脱いで袋に入れます。なので、人々の足の臭いが室内に充満するんですよねえ(苦笑。5月だったので、まだ穏やかなほうなのかもしれませんが、それでもときどきものすごい臭いがして、うぇぇとなりました。

その後は、ブルーモスクの中庭などを見学しました。内部も美しいですが、外から見ても美しいですね。

一通り見学を終えたら、ヒポドロームを抜けて、一旦ホテルに戻ります。朝も早かったので、少し休憩します。

夕暮れ時、ホテルを出て、夕食をとるべく、イスタンブールをぶらぶらと散策します。途中、英語をしゃべるおじいさんに捕まりました。何か息子が日本語の手紙を書きたいから手伝ってくれ、てきな話で、話の流れで同行しました。途中これはマズイかなあ、と思いつつ、マンションのなかへ。暗い階段を登って、おじいさんの家に到着。さすがにこのときは内心焦りましたね。

結局話を聞くと、日本製品のルータを弟から貰ったけど、マニュアル読めないから設定が分からないとのことでした。チャイをご馳走になりつつ頑張ったけど、どうも以前の機種にはモデムとルータ機能があったけど、今の機種にはルータ機能しかないのが原因に思えてなりません。自分はこのあと別用があったので、申し訳ないけど未解決のままお別れ。うおお、結局夕ご飯食べ損ねたよー。

21時すぎ、ホテルに戻りましたが、来るはずのガイドが来ません。30分強遅れて到着しました。さっそくハマムに案内してもらいます。少し歩いて、とあるホテルの地下にあるハマムに着きました。一人一室使用で、エステみたいな感じですね。大理石の上に寝転がり、蒸気に満たされたなかで、丁寧に垢すりをして貰います。ジェット風呂や泥パックなど、心地よい時間を満喫しました。間にチャイを飲める休憩が入るのも良いですね。適度な疲労と喉の渇きが、癒されます。値段はそれなりにしますが、気持ちよくて満足。肌もつるつるになりました。

0時すぎにハマムを出て、歩いてホテルに戻ります。夜遅い時間でしたが、とくに治安に不安を感じることなく、戻りました。スルタンアフメット地区は客引きが鬱陶しいですが、基本的な治安は良いですね。

ホテルに戻ったら、すぐに就寝。ハマムは気持ちいいけど、とても疲れました。良い気持ちで眠れそうです。