「 2017年09月09日 」一覧

イタリア旅行~5日目

この日はボローニャを発つので、荷物を持っての移動になります。朝食をいただき、チェックアウトを済ませたら、マッジョーレ広場へ向かいました。この日は雨は降っていないけど、曇り空。

  

最初に入ったのは、サンペトローニオ聖堂です。植物の幹のような大きな柱が印象的ですね。祭壇やステンドグラスなどを楽しみ、椅子に腰かけて、穏やかな時間を過ごします。祭壇の奥には、バイオリンなどの展示コーナーがありました。

 

続いて向かった先は、アルキジンナージオ宮(旧ボローニャ大学)です。世界最古の大学として有名ですね。学士たちの紋章が壁の様々なところに貼られています。

  

2階に上がると、世界で初めて人体解剖が行われた大階段教室があります。ここは有料区画となり、チケットを購入する必要があります。大階段教室という名前から、もっと大きい教室をイメージしていたのですが、普通の教室程度の広さでした。中央に解剖台があり、正面には皮を剥がれた人の像が並んでいました。解剖の内容を示した書物も展示されています。大階段教室に入ったチケットで、図書室にも入れるので、そちらにも入ってきました。壁の棚に並ぶ古びた本の背表紙に、歴史を感じます。

アルキジンナージオ宮を後にしたら、マッジョーレ広場を少し散策して、ボローニャ駅に向かいます。

続いて向かう先は、ヴェネツィア。1時間ほど電車に乗り、途中パドヴァ駅で一時停止。程なくして出発し、外には海が見えてきました。干潟を眺めながらリベルタ橋を渡ると、終点のサンタルチア駅に到着です。

さっそく駅から一歩踏み出すと、そこには世界で唯一の景色が広がっていました。車道がないことが、すごく大きいと思います。テーマパークのような、現実とは隔離された夢のような街、と言う印象です。ヴェネツィア本島は土地が少なく、ホテル代はかなり高いですが、それでも本島に泊まった方が良いと思います。帰りにバスからメストレの景色を見ると、夢から醒めた心地になりました。

そんなヴェネツィアの町を散策する前に、まずはホテルへ向かいます。駅からわりと近い立地なので、あまり迷わず着けました。ヴェネツィアで宿泊する先は、カーサカブールロットです。他の町と変わらない値段にした結果、バス・トイレは共用となりました。

 

しばらく部屋で寛いだら、ヴェネツィアの町を散策します。地図は大まかな方向を知るには良いですが、細かい部分では上手く役立てられません。運河の向こうのあそこの道に行きたいのに橋がない、と言うことが時々ありました。まるでRPGの後半に出てくる町のようです。

 

この日の空模様は曇りがちでしたが、ヴェネツィアらしい景色を楽しみます。サンマルコ広場にはたどり着けませんでしたが、何となくの方向感覚を身に着けました。ザッテレの河岸で、黄昏時を楽しみます。町の様子は、ほとんど観光客と言った雰囲気で、これまでの町のなかで一番気持ちが緩みました。

夕食は、ホテルへの帰り道の途中にあった小さなお店で、バゲットサンドをテイクアウトしました。hotの意味が一瞬理解できず、わちゃわちゃしましたが、hotの忠告通り、若干辛めのサラミが入ったサンドです。中国系の店員さんがいたので、翻訳アプリで漢字経由で意思疎通し、ダイレクトの意味じゃないけど頭を回転させて理解しました。そしてこの際に、ピカンテと言うイタリア語を覚えました。自らの英語力のなさが露呈しましたが、楽しい一幕でした。

21時ごろホテルに戻り、23時ごろ就寝。夜に天気が荒れるとの予報でしたが、起きているうちは特に雷雨の様子は聞こえませんでした。


イタリア旅行~4日目

4日目、ホテルで朝食をいただきます。メニューの数がなかなか豊富でうれしいです。

この日はサンマリノ共和国へお出かけします。旅のコースが一筆書きから外れてしまうのですが、行ってみたかったので、敢えて旅程に組み込みました。ボローニャに泊まったのも、サンマリノに行くことが主な理由です。

8時すぎにホテルから出発し、ボローニャ駅へ。おじさんに煙草をねだられたりしつつ、電車に乗ってリミニへ向かいます。

リミニに着いたら、サンマリノ行きのバスの時間まで1時間超あるので、町を散策します。特急電車とバスの接続があまり上手く行かないんですよね。

 

リミニの町は、閑静な郊外の町といった趣で、フィレンツェやボローニャと言う大都市と比べると、落ち着いた雰囲気を楽しめます。街のサイズも可愛らしいです。リミニの町自体の歴史は古く、史跡も点在しており、アウグストゥスの凱旋門などを楽しみました。

バスの時刻が近づいてきたので、駅前に向かいます。途中の売店で飲み物を買ってからバス停に着くと、予想以上の人の数。あれ、乗り切れない?と思っていたら、次のバスがやってきて、そちらに乗ることになりました。結果、後続のバスのほうが空いていて良かったです。

車窓からのどかな景色を眺めていると、遠くにティターノ山が見えてきました。山頂にはサンマリノの城塞が見えます。次第に山道となり、ぐんぐん上へ登っていきます。税関チェックがされる場合もあるとの情報でしたが、今回はそのまま通過でした。

終点に着いてバスを降りると、眼下に広がる景色に心を奪われます。緑色の丘に点在する木々や家々、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。

坂道や細い道が多くて入り組んでおり、地図はあまり役に立たないので、適当に上の方へ進みます。重厚な石壁や美しい芝や木々の緑、そして遠くに広がる地上の景色、歩いているだけで、目を楽しませてくれます。

聖クゥイリーノ教会を見遣りつつ、お店が並ぶ賑やかな通りへ出ました。ここまでずっと登り道です。ロッカグアイタ前に向かう坂道が結構急峻で、軽く息が上がります。

 

しかし、その先の広場からは、ご褒美とも言える眺望を堪能することが出来ます。東の方向には、遠くにアドリア海が見えます。山の上なので、若干冷えてて、風も強いですが、ぼーっと景色を眺め続けてしまいます。

それからロッカグアイタに入場しようとチケットを買います。ここで、何か忠告されたのですが、上手く聞き取れませんでした。で、このことが原因で、サンマリノで四苦八苦するはめになります。

複数箇所に入場できるコンボチケットと、1箇所に入場できるチケットがあったのですが、時間がそれほどないので、後者を選びました。それでロッカグアイタに入るつもりでしたが、入れません。ん、ではこのチケットはどこへ入れるチケットなのか。

とりあえず観光を続けます。続いて向かった先は、リベルタ広場。サンマリノ共和国は、ルパン三世の2015テレビシリーズの舞台になっていますが、ここリベルタ広場が一番印象的でしたので、是非来たいと思っていました。目の前に広がる作品と同じ景色に感動です。

  

その後は、バシリカ・ディ・サンマリノ大聖堂を見学したり、城壁の上を歩いたり、チェスタの塔まで歩いたりしました。他にも、ロープウェイや白いポスト、サンマリノ国旗など見つけて、写真に収めたりしました。

結局先ほど買ったチケットですが、政庁に入れるチケットらしいことが分かりました。政庁の入場口でも少し揉めたのですが、電話確認等をしてくれて、事情が伝わり入場出来ました。ロッカグアイタのチケット売り場で、政庁のチケットを買う、と言うことをしてしまったわけですね。

と言うわけで、政庁の中を見学。政庁は塔のようになっているので、階段でどんどん上に登っていく形になります。途中シアターコーナーがあったりしますが、見どころはやはり最上階にある議会場でしょう。広くはないですが、格式を感じる部屋でした。

そろそろバスの出発時刻が近づいてきたので、バス停に向かって道を下ります。だんだん現実感が増してきて、サンマリノ中心部は特別な空間なのだなあ、と感じました。帰りのバスは、往きほどの混み具合ではなかったです。

リミニに戻った後は、電車が来るまで待機。少し時間があるので自販機でコーラを買ったら、シュワーッと泡が溢れました。何たるトラップ!

ボローニャに戻ったら、ホテルまでの道中にあるcoopに立ち寄り、夕ご飯を買いました。サンドイッチ2個と水を買いましたが、味は普通。日本のコンビニの方が美味しいかも。イタリアに来てから食事は基本的に美味しかったので、ちょっとハードルが上がっているかもしれません。21時すぎに就寝しました。