「 2017年12月06日 」一覧

紅葉の京都日帰り旅行2017

2017年11月18日、京都へ日帰り旅行してきました。この時季なので、もちろんお目当ては紅葉です。毎年行きたいと思っているのですが、行こうと思えばわりと気軽に行けるので、つい先延ばしになっていました。行くと決めたのが11月の初めだったため、宿泊パックの空きは簡単には見つかりそうもなく、日帰りとなりました。

5時15分ごろ家を出て、6時品川発の東海道新幹線に乗ります。朝食は車内でとるつもりでしたが、売店は混んでて見送り、車内販売は転寝していて買いそびれたので、食いっぱぐれました。

  

8時すぎ、京都駅に到着です。天気予報通り、雨模様です。思ったより強い雨で、傘を差さずに歩くのは無理であり、テンションが下がります。とりあえず朝食をとろうと、京都駅構内にあるBURDIGALA EXPRESSへ向かいました。イートインスペースは混雑していそうだったので、一押しされていたブレッサンヌをテイクアウト。

8時30分、JR奈良線で稲荷駅へ向かいます。朝早いのに、たくさんの人がいます。駅から出て、道路を渡り、伏見稲荷大社への参道を進みました。空模様は良くないですが、社殿の朱色はきれいに映えますね。

  

雨に濡れたお稲荷様を眺めつつ、本殿への参拝を済ませたら、千本鳥居へ向かいます。雨による傘差しや、修学旅行生がいたこともあってか、入口付近は大渋滞。しかし、奥の方へ進んで行くと、だんだんと空いてきます。天気は生憎ですが、雨に濡れた鳥居も趣があります。熊鷹社を抜けて四ツ辻まで行ったところで少し休憩。稲荷山を結構高いところまで登ってきたので、京都の街並みを見下ろせるはずなのですが、天気が悪くてうっすらとしか見えません。

この後はぐるっと一周するか迷いましたが、先の予定も考え、下山することにしました。ちょうど次の目的地である東福寺へ続く道があったので、そちらへ進みます。稲荷山を下りると住宅街に出ます。落ち着いた雰囲気の立派な和風の家が多いですね。

 

15分ほど歩いて東福寺に着きました。立派な三門や本堂を眺めます。三門は僧侶の方たちが登っていましたが、一般の人は登れないようです。三門の周りには、チャノキの白い花がところどころ咲いていました。

   

それから有料拝観エリアである通天橋と開山堂のある庭園へ入ります。ここの紅葉が見事で、一面真っ赤です。橙から深紅まで、様々な赤色を楽しむことができます。そのため、人の数もすごいです。道の細くなる階段付近では牛歩状態。なので、あまりじっくりと観賞はできませんが、それでもこの紅葉は見る価値があります。開山堂では、石庭や見事な苔を楽しみました。

次は少しエリアを変えて、北の方へ向かいます。東福寺を出て適当に歩いていたら、京阪本線の鳥羽街道駅に出ました。しかし京阪本線だとどうも乗り継ぎが良くないので、思い切って十条駅まで歩くことにしました。

鴨川を渡り、少し歩いたところで、ラーメン屋さんの看板が立て続けに2枚見えてきました。ちょうどお昼時ですし、特に食べたいものも決めていなかったので、ここで昼食をとることにしました。入ったのは麺屋めいもん。全部入りのめいもんラーメンを注文しました。細麺ストレートで、鶏白湯のこってりスープ、天一を思い出します。叉焼や半熟卵などの具も堪能しました。

お腹を満たしたところで、十条駅へ。調べたところ、Suicaが使えるようなので、活用します。便利ですねー。昔は使えなかった気がします。烏丸御池で東西線に乗り換え、二条駅でJR嵯峨野線に乗り換えます。そして花園駅で下車しました。

それなりに距離がありますが、徒歩で仁和寺を目指します。住宅街を歩いていると、オムロン発祥の地という石碑を見つけました。オムロンって、御室という地名から来ていたんですね。

  

結構歩いて、ようやく仁和寺に到着しました。立派な仁王門が迎えてくれます。金堂へと続く広い参道がありますが、まずは御殿へ。なんか検札のタイミングを逃してしまいましたが、まあちゃんと拝観券買っているし、いいか。回廊を歩きながら、庭園や建屋、生け花の展示などを楽しみます。北庭は奥にある五重塔を借景しており、手前の紅葉と合わせて楽しめます。一番お気に入りだったのは、南庭の回廊の傍にあった椛ですね。白い石庭に紅葉がよく映えていました。

 

御殿を出たら、中門を抜けて五重塔を眺めます。周りの紅葉を上手く収めて、写真を楽しんでみました。それから参道に戻って、金堂を目指して歩きます。脇には御室桜の区画があり、春にはさぞ美しいのだろう、と思いを馳せました。

   

金堂に着いたので、お参りを済ませます。続いて経蔵のほうへ。境内では様々な場所が紅葉しており、色々楽しめます。朝方は雨が降っていたので、しっとり濡れた葉っぱもきれいですね。また、地面の落葉でも画になるのが、寺社の素敵なところです。そして、仁和寺の境内には、九所明神の神社もあります。こちらの参道も両脇が見事な紅葉でした。

  

仁和寺を後にして向かった先は、龍安寺です。仁和寺から10分弱歩いて到着しました。入口付近は青葉でしたが、境内の中へ入ると真っ赤に紅葉していました。場所によって色づき具合に差がありますね。

 

紅葉を楽しみつつ、石庭へ向かいます。靴を下足棚に閉まって、廊下を歩いて行くと、テレビ等で見覚えのある景色が見えてきました。どこから見ても15個全ては見えないことを試そうとしましたが、隣り合っている石を上手く数えられずに、いまいち判然としませんでした。存外岩の丈が小さいんですよねえ。縁側は常に満席ですが、たまに空くタイミングがあるので、腰掛けて石庭の景色を楽しみました。写真一枚では全景を収められないのでパノラマ写真を撮ったつもりが、パンする方向を間違えてしまい、上手く撮れていませんでした。

  

その後は方丈の周りを歩いて、吾唯足知のつくばいや侘助椿、臥龍梅の襖絵などを見学しました。石庭の手前には、石庭のジオラマがあり、これなら15個の岩全てを同時に見られます。

  

その後は外へ出て、西源院の横を通り、鏡容池の周りを歩きます。すると、ここに来て、ようやく太陽が顔を出し始めました。池の向こうの紅葉がきれいに照らされます。木々の間から注ぎ込む太陽の光も幻想的できれいでした。また、鏡容池はその名前の通り、鏡のように見事に景色が映り込んでいます。弁天島に霊光堂、山肌の木々や空など、本当に鏡を見ているようです。なお、途中にあった西源院の七草湯豆腐は気になりましたが、次の予定が詰まっているので、今回は見送りです。

龍安寺を後にしたら、ひたすら南へ歩きます。それなりの距離があるので、朝からの移動もあり、多少疲れます。花園駅に着いたら、嵯峨野線に乗って京都駅まで向かいます。数駅分ですが、ラッシュアワーレベルの混雑で疲れました。京都駅に着いたら近鉄奈良線に乗り、東寺駅に到着です。

   

JRパックに含まれる東寺の夜間先行特別拝観になります。程よい明るさで確かな存在感を放つ五重塔、その足元で明るくライトアップされた木々、そしてそれらが映り込む瓢箪池。夜の闇の中に浮かび上がる光景は、とても幻想的で美しいです。紅葉自体はまだ若干早いのか、青葉のほうが多かったように思えます。写真は、最初標準ズームレンズで撮影していましたが、どうしてもブレてしまうので、F1.8の単焦点レンズに替えました。これなら手持ち撮影でも耐えられます。

そして五重塔や金堂、講堂の中では、仏像を拝観しました。夜に拝む仏像は、昼間とはまた違った幽玄な世界を感じさせてくれます。先行拝観なので混雑しておらず、静かに観賞出来て良かったです。もう少しゆっくりしたかったですが、結構寒くて風も出てきたので、一般拝観が始まる15分くらい前に出ました。

外へ出るとビックリ、数百人、下手すれば千人くらいの行列が出来上がっていました。確かに自分が入った1時間前くらいで、既に並んでいる人がいましたしね。あまり深く考えていませんでしたが、先行して入れるパックにしていて良かったです。

東寺駅から京都駅に戻ったら、夕食タイム。毎度お馴染み京都伊勢丹の11階へ向かいます。予想通りどこも行列が出来ていますが、今回の帰りの新幹線は遅いので、多少の待ち時間は大丈夫です。

   

湯葉を味わいたかったので、松山閣さんに入店しました。およそ1時間待ち。窓際のテーブルに案内されたので、夜景がきれいです。駅前を行き交う人の姿や京都タワーがよく見えます。注文したのは栄コース。さっそく八寸、湯葉のお刺身もさっそく出てきます。続いて松茸の土瓶蒸し。久しぶりに食べました。次は湯葉桶。桶にたくさんの湯葉が入っており、一枚ずつ汁に浸していただきます。汁の味に飽きてきたら、桶に入っている豆乳だけであっさり食べるのもいいですね。こんなにたくさんの湯葉を食べたのは初めてかも。

   

焼物は鮭の幽庵焼。油が乗っていて、身もほぐしやすく、美味でした。鍋物は、蟹の餡が入ったお豆腐、熱々でいただきます。締めは松茸ごはんとお新香、湯葉の入った赤出しです。デザートは代白柿とマスカット。お酒は黄桜Sをいただきました。味や雰囲気を堪能しつつ、のんびり食べていたら、帰りの新幹線の時間が気になり始めたので、後半は少し急いてしまいました。泊まりなら時間に気兼ねなく楽しめて良かったですね。

 

食事を終えたら外へ出て、大階段を下ります。毎回ここの開放感は好きです。夜なのでイルミネーションが美しく、時期柄下にはクリスマスツリーも展示されています。しかし、この日は寒かったので、そそくさと駅舎へ戻り、新幹線ホームへ向かいました。

発車時刻まで多少余裕があったので、売店で辻利の京らんぐをお土産に買いました。ふんわりとした食感で程よい甘さ、良いお茶請けでした。

21時18分発の東海道新幹線に乗って、23時30分ごろ品川駅に到着しました。さすがに疲れていて、車内では半分くらい居眠り状態。しかし、丸一日、しっかりと遊びました。日帰りで行くのなら、これくらい遊び尽さないともったいないです。前回の京都紅葉日帰り(2005年11月)は、南禅寺しか行かなかったようでした。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。