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山寺・蔵王の旅~初日

  • 2017-02-20 (月) 9:40

初日、東京駅から8時56分発の新幹線つばさに乗って、出発します。朝食は売店で買ったカツサンド。肉厚でソースも染み込んでおり、美味しいです。車窓を眺めると、福島に入ったあたりからうっすらと雪が積もっています。福島駅から山形新幹線の区間に入り、日本海側へ進んで行くと、あっという間に雪が深くなっていきます。米沢付近までは晴れていたのですが、山形駅に着く頃には、雪がパラパラと舞っていました。

山形駅に着いたら、仙山線に乗り換えます。押しボタンでドアが開くタイプで、これを見かけると旅情を感じますね。雪がしんしんと降る山間を走ること15分、山寺駅に着きました。

以前に仙山線の車窓から、雪の山寺を見て、是非この季節に一度は来たいと思っていました。しかし、観光的にはこの時期は閑散期のようで、日曜ですけどあまり観光客の姿はありませんでした。紅葉川を渡って、立石寺に向かう途中にあった美登屋にて、昼食をいただきます。

注文したのは、天ぷらざる蕎麦の大盛と、そば焼酎そば湯割り。そば湯割りなので、底には濁りがあるのが特徴的。焼酎で温まりつつ、ざる蕎麦でさっぱり感を楽しみます。外はとても寒いのですが、店内は灯油ストーブでぽかぽか。エアコンとは違うこの温かさ、匂いも含めて何だか好きです。食事はとてもおいしくいただいたのですが、何故か自分の腹具合が思った以上に膨れており、最後は少し苦しかったです。大盛にしなくても足りました。

さて、食事の後は、腹ごなしに立石寺で山を登ります。まずは根本中堂でお参りをして、貞明皇后記念碑や東宮行啓記念碑、御神木の大イチョウなどを見学します。それから日枝神社を拝観し、亀の甲石にお賽銭を置いたりしました。ここでは、お金にペンで自分の名前を書いて、亀の甲に見立てた石の上に置くという作法になります。

それから、鐘楼を眺めつつ、横にあるトイレで用を済ませたら、いざ山登りへ。ここから先は拝観料300円が必要です。チケットを買い、進みます。しかし、踏み固められた雪によって階段が凍っているので、なかなか登るのが怖いです。手すりを頼りに慎重に登っていきます。参道の脇には、大小様々な石塔や石碑が立ち並んでおり、高野山で見たような厳かな雰囲気を少し感じます。

登り進むと、目の前には大きな岩壁が見えてきます。この岩こそ、松尾芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」において、蝉の声が染み入っている岩なのです。それに由来し、後世の人が石碑を設けたことから、せみ塚と呼ばれています。ちょうど真冬なので正反対の季節ですが、この岩壁を前にすると、そうした夏の様子が何となく想像できます。

それから弥陀洞に彫られた碑文を見つつ、仁王門にやって来ました。周りの岩壁には巨大なつららが何本も生えており、冬の厳しさを感じさせます。そして、ようやく目的地が見えてきました。その前に少し寄り道して、三重小塔を見学。普通に建物を想像していたので、あまりの小塔ぶりに驚きました。

再び足を進めて、ついに到着した奥之院。これより先は進めません。お参りを済ませた後は、まだ行っていない場所を回ります。東宮行在所や開山堂、そして五大堂。開山堂は工事中のようで、一部シートに覆われていたのが、残念でした。

しかし、五大堂からの眺めは格別です。立石寺境内から麓を望む場合、どうしても電線が入ってしまう場所が多いのですが、ここからは見事な景色を望むことができます。人があまり来なかったこともあり、静寂と雪景色をたっぷりと堪能しました。雪景色と静寂の組合せは、本当に良く合います。そして、長いこといたため、雪がしんしんと降り続いたり、晴れ間が覗いたり、様々な表情を楽しむことができました。

だいたい見たいところは見られたので、下山します。凍っている階段は、圧倒的に下りる時の方が怖いですね。途中ですれ違った年配の方もそう話していました。それから麓直前で中華圏の観光客とすれ違った際に、「我想去……」と言ったのを聴き取れたのは、中国語学習の効果を感じられて嬉しかったです。この時に限らず、中華圏からの観光客の姿は結構多く見かけました。

仙山線は1時間に1本程度の間隔なので、駅前でしばらく待ちます。本当はもう1本前の電車に乗るつもりでしたが、立石寺を見たりなかったので、ひとつずらしました。しかし、さすがに少々時間余りでした。芭蕉記念館に興味があったのですが、そこへ行くほどの時間は余っておらず、残念です。

こうして、16時すぎの電車に乗り、山形駅に到着。さっそく蔵王行きのバスに乗ろうとしたら、バスが来る気配がありません。よくよく時刻表を見たら、既に発車していました。うわー、毎時40分発だと思っていたら、毎時20分発でした。40分発は、次の17時以降の便で、勘違いしていたようです。昨年の支笏湖に続いてやってしまった路線バスの時刻勘違い。

次のバスまで1時間以上あるので、霞城公園に行ってみました。夕暮れでだいぶ暗くなっているため微妙ですが、他に行く当てもないですし。通りや路地を歩いて10分ほど、お堀が見えてきました。お堀の水は全て凍っています。橋を渡り、公園のなかへ入ります。てくてく歩いて本丸一文字門などを見ましたが、やはり暗いので、いまいち楽しめません。それより、公園に集まっているカラスの数が尋常ではなく、驚きました。

うろうろしていたら、程よい時間になったので、駅前のバス停に戻ります。すると思った以上に人が並んでいますね。とは言え、無事に座ることができて、いざ出発。最初は市街地を進んでいますが、途中から登り道に入り、どんどん高い場所へ進んでいきます。途中車窓から見えた山形市街の夜景がきれいでした。

蔵王バスターミナルに着いたら、宿に連絡して、送迎車で迎えに来てもらいます。最初歩いて行くつもりでしたが、かなりの上り坂になっており、平面地図の距離以上に大変そうでした。

こうしてゲレンデの中腹にあるホテル樹林さんにチェックインします。部屋で少々寛いだ後は、夕食。郷土料理を含む様々な前菜と鶏のたたき鍋を堪能します。お酒は、山形の地酒である鯉川と雪中熟成をいただきました。

夕食の後は温泉を楽しみたかったのですが、思った以上に酔いが回り、浴場まで行く気力がありませんでした。なので、とっとと寝て、早朝に温泉を味わうことにしました。22時前には就寝です。

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