カンクン旅行~4日目(セノーテダイビング)

4日目、この日も4時ごろ起きます。ダイビングの支度をして、6時ごろ送迎車でピックアップ。

セノーテは、水面がない洞窟空間でのダイビングになります。万が一トラブルがあった際に緊急浮上ができないため、水面のあるオープンウォーターと比べて、リスクへの対処の仕方が異なってきます。未踏の水中洞窟を探検するケーブダイビングと、入口から60メートルの範囲に限定したカヴァーンダイビングがあります。通常のダイバーはこれらの認定を受けていないため、カヴァーンダイビングの体験ダイビングと言う扱いで、セノーテに潜ることになります。

車中では、そのためのルール説明講座。ガイドロープ、タンク3分の1ルール、ハンドシグナル、隊列の組み方、フィンキックのやり方、たくさんあって、頭に入りきらないように思えて、不安が増していきます。

タンクの残圧は、折り返し時点で3分の2以上、終了時点で3分の1以上となるようにプランニングします。3分の2を下回った時点で、予定より手前であっても折り返しになります。つまり往路で3分の2を下回った時点でガイドに伝えることが、最も重要なことになります。ハンドシグナルは数字の2です。それ以外はOKを返します。通常のオープンウォーターでの残圧チェックとはかなり異なります。

ハンドシグナルは、OKが円を描くように回す、Attentionが上下に振る、Emergencyが横に振る、です。

途中、コンビニで停車して、朝食を調達したり、トイレに行ったり(有料)。なお、今回行ったセノーテにもトイレ施設はありました。

1本目に潜るセノーテの開場時間が最近1時間後ろ倒しになったとのことで、さらに近くのスーパーで時間調整。ここでウェットスーツまで装着します。セノーテは海に比べて水温が低い場所もあるので、5mmです。

 

1本目のポイントは、エデンです。9時の開門を待つ車列が出来ていました。敷地内へ入ったあとはセッティングを行ない、階段を下りていざセノーテへ。エデンは入口部分が広くて、シュノーケルでも楽しめそうな雰囲気です。コースは、最奥部まで行っての折り返しになります。

さっそくエントリして、水面集合。ここでウエイトの量を変えて浮力調整します。それから、奥にある洞窟の入口へと向かって潜行します。真っ暗な洞窟の中を、水中ライトを片手に進んでいきます。水中ライトは常に点灯して、前方を照らしておきます。光の動きがハンドシグナルに繋がるので、むやみに振り動かすのはNGです。その状態で写真を撮るのは大変かなあ、と思ったけど、意外と何とかなります。ただ、水中ライトだったり、中性浮力だったり、色々気に掛ける必要のあることが多いので、カメラに夢中になりすぎるのは危ないですね。なので、今回は基本スナップショットのつもりで撮影しています。芸術写真のように凝ろうとはしていません。

 

しばらく進んでいくと、前方に水色になびく光のカーテンが見えてきました。おお、これこそセノーテに期待していた光景です。テンション上がりますね~。それからその光が差す中を泳いでいきます。

 

光を抜けると再び洞窟の闇の中へ戻ります。セノーテは海にも繋がっているため、淡水だけではなく海水も交じっています。海水の方が重いので、水中に淡水と海水の面ができます。これがハロックラインです。人が通ってかき混ぜられると、ピンボケのように視界がぼやけます。結構強くぼやけると、上下左右の感覚が掴みにくくなり、少し怖いですね。

 

再び光のカーテンが登場です。今度は真横から見られました。洞窟の闇と光の対比がきれいです。そして入口まで戻ってきました。洞窟内では、小さな魚がたまに泳いでいるくらいで、ほとんど生物を見かけないのですが、光が差す入口部分には、たくさんの水草が生えていました。

ここで安全停止のため、ぼけ~っとしていたら、ガイドのサインに気づかず怒られました。厳しいですけど、安全のためです。実際に潜って感じましたけど、カヴァーンとは言え、それなりの距離を進むので、奥の方で何かトラブルがあったら一人ではどうしようもないです。

セノーテのエントリ/エグジットポイントには、階段の昇降が必要ですが、アルミニウムタンクなので、それほど大変ではありません。器材セッティング場の近くには、野良イグアナがいました。

本数 91
日付 2019/05/03
エリア/ポイント セノーテ/エデン
潜水時刻 09:50-10:31
水深(平均/最大) 7.0m/12.9m
水温 27.4℃

2本目のポイントは、タージマハ。エデンからすぐ近くです。セッティングを済ませて、エントリポイントへ。エデンとは違い、入ってすぐに洞窟の入口です。シュノーケルには向きませんね。コースは一筆書きで、ぐるっと1周回ります。

  

1本目で潜ったエデンより水温が低くて、入った瞬間はひんやりします。とは言え、5mmウェットなら十分に快適です。ハロックラインや、鍾乳石などを楽しみます。こちらは巻貝の化石もよく見かけました。奥の方まで進んでいくと、進入禁止のドクロマークつき看板があります。ここから先は、ケーブダイバーの領域です。

エデンと違い、アップダウンが多いので、耳抜きが忙しいですね。オープンウォーターなら自分である程度深度を調整出来ますが、洞窟内では出来ないので、何度も耳抜きが必須です。途中なかなか抜けなくて少し焦りました。あとは深度が浅くなることによる空気の膨張です。上昇時にどんどん浮力が強くなって浮上速度が上がっていくシーンが1回ありました。事前に注意を聞いていたので、BCDの空気を抜いて天井との衝突を無事回避できました。通常セノーテ内ではフィンを着底させないために、身体を水平にしますが、空気を抜くときは上半身を起こす必要があります。

しばらく進んでいくと、エスメラルダに着きます。ここは木の根が水中に伸びて、その上から光が差し込む幻想的な場所です。少し緑がかった光ですね。

   

最後はレーザービームのように3本の細い光が差し込む場所です。個人的には、ファイナルファンタジーのダンジョン内のセーブポイントを思い出しました。これらの光以外にも、洞窟の鍾乳石が立派で、楽しむことができます。上から降りるつらら状のものや、石筍もあります。残念ながら折れたようなものも見受けられました。

セノーテと言うと、水色の幻想的な光のカーテンばかりが注目されがちですが、宙を舞いながら鍾乳石の洞窟の中を探検出来ることも、かなり楽しいですね。地上の洞窟探検では出来ない体験です。

本数 92
日付 2019/05/03
エリア/ポイント セノーテ/タージマハ
潜水時刻 11:53-12:33
水深(平均/最大) 8.0m/13.8m
水温 25℃

  

こうして2本目のダイビングを終えました。器材片付けを行ないます。5mmウェットを脱ごうとしたら、右親指の爪が少し剥がれた……。最近爪周りが弱いなあ。片づけを終えたら、この場で昼食タイム。サンドイッチをいただきます。

セノーテは特殊なダイビングなので、潜る前は結構不安もありました。本文中には書ききれなかった、実際に潜ってみた感想やメモを書いておきます。

  • 中性浮力は意外と大丈夫だった。きれいにピタッと静止はできないけれど、ゆっくり進むし、海と違って流れがないからかな。
  • 正しいフロッグキックは出来ていないと思うけど、とりあえず平泳ぎの足で泳いだ。フロッグキックが出来ないなら、足を上に上げた状態での小さなバタ足でも良いらしい。
  • 透明度はさすが。100メートルとも言われるけど、洞窟内にそこまでの直線距離のある空間がない。でも人が潜った後だと、水中に細かい塵は舞っているね。潜っている最中はあまり気にならなかったけど、写真で見ると気になる。

  

タージマハを出発し、市内のショップでタンクを返却したら、プラヤデルカルメンにて1時間の散策タイム。とりあえずブラブラと歩いてみます。しかし、とにかく日差しが強くて暑い。通りを歩いて街の様子を一通り眺めたら、商店で買ったジュースを飲みながら、日陰で過ごしていました。ショッピングしないからな~。

15時30分、プラヤデルカルメンを出発し、17時30分ごろホテルに着きました。横になったらそのまま寝落ちしてしまい、21時ごろ再度起床。シャワーを浴びたり、筋トレをして、23時ごろ再び就寝しました。

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