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ITストラテジスト~合格発表(その6)

12月19日、情報処理技術者試験の合格発表がありました。照会に必要な情報を控え忘れたので、帰宅してから確認です。合格者番号一覧を見ると、自分の番号がありました。無事、合格です。それから、成績照会しました。結果は、以下の通りです。

午前1 免除
午前2 92.00点
午後1 81点
午後2 A

午後1は、わりと自己採点通りの結果でした。実質相対評価だと思うので、意外と全体の正答率が良くなかったのかもしれません。ここ最近の高度論文区分の成績状況から、1回は落ちるかな、と思っていましたが、一発合格できて良かったです。良くも悪くも、情報処理技術者試験のテクニックが身に付いたのだと思います。

試験で得られるのは、最低限の知識ですが、自分が普段している開発業務の上流にいる人たちが、どのようなことを考えて仕事をしているのか、何となく見えたのは、良かったです。私自身は経営やビジネス側より技術開発側の興味が強いですが、技術開発を安心して続けられる場を設けるという観点でのビジネス視点は、それはそれで面白いかなあ、とぼんやり感じています。

何はともあれ、今回の合格をもって、新旧合わせて一通りの試験区分に合格できました。来年からは、春と秋の行楽シーズンを多少のんびり過ごせそうです。


ITストラテジスト~自己採点(その5)

先日受験したITストラテジストについて、再現答案を作成し、自己採点しました。

【午前2】

試験当日にIPAから公式解答が公開されたので、それを用いて自己採点を行いました。勘が当たったところもあり、25問中23問正解で、92点でした。午前2は無事突破です。

【午後1】

午後試験のIPAからの解答公開は、12月上旬なので、TACおよびITECが公開している解答例を参考にします。IPAによる解答の公開時期が遅いのは、受験者の解答をある程度参考にして、公式解答の妥当性を検証しているのでしょうね。

解答例ですが、TACとITECで異なる箇所がそれなりにあります。その場合は、OR条件で正解としました。なので、自己採点結果は高めになります。そして結果は、87点でした。問題はわりかし優しかったと思うので、採点基準が厳しくなると予想します。OR条件の件と絡めて、87点の7割掛けで、61点と予想します。ギリギリ合格でしょうか。以前、エンベデッドシステムスペシャリストで、同じように自己採点結果が90点近くなのに、結果は61点だったことがあったので、そのパターンの予感がります。

【午後2】

いつもの通り、論文骨子を再現しました。選んだのは問1です。これが一番オーソドックスで、ほとんどの受験者はこの問題を選ぶのではないかと思います。

1.1 事業概要

  • 旅行代理店の経営企画室に勤務するITストラテジストである。
  • 国内旅行や海外旅行のパッケージ商品を販売している。
  • 販売チャネルは、支店窓口による対面販売と、ネットによる販売である。

1.2 業務改革の背景にある事業課題

  • 売上が伸び悩んでいる。
  • 少子高齢化という社会情勢から、市場は縮小していくので、競合との差別化によるシェア確保が必要である。
  • 旅行商品の内容は際立った特徴がなく、差別化が難しい。
  • ネットを利用した販売は、早期に導入したが、現在は競合も導入しており、差別化にはならない。

2.1 業務改革に向けた検討

  • 新規顧客の開拓は難しいので、既存顧客の旅行頻度を高める。
  • 顧客の40%を占めるシルバー層を対象にする。満足度の向上を図り、リピーター化してもらう。
  • 第1案として、ネット販売をシルバー層に最適化する。
  • 近年のシルバー層は、PCやスマホを使いこなす人も多い。しかし、対面販売による安心感が評価されていることがインタビューから分かった。
  • 第2案として、SNSを運営する。
  • 写真交換したり、自身のブログ等で公開したりしている。こうしたニーズに対応できるSNSを運営することで、満足度の向上を図る。また、顧客との交流により、提案もできる。

2.2 実施した業務改革

  • SNSについての運用ノウハウはないので、外部から調達する。
  • SNSには社員を参加させて、顧客のニーズをくみ取り、満足度向上に向けた取り組みができるようにする。
  • SNSの利用費は、半期で200万円、SNSでの提案から成約した案件の利益が500万円、効果があったと判断する。

3.1 経営者からの評価

  • 効果が定量化されており、会社の経営に貢献していると、良好な評価を得た。

3.2 今後の改善事項

  • 客単価の向上を図る。ニーズを適切にくみ取り、高価格帯の商品を提案する。
  • この際に、顧客との信頼関係が崩れないように、注意深く行う必要がある。SNSに参加する社員は、外部の研修に参加させる。
  • SNSの利用者拡大を図る。元々既存顧客の満足度向上を狙っていたが、口コミにより利用者が少しずつ広がっている。
  • 会社自身が積極的にプロモーションすることで、一気に利用者拡大を狙える可能性がある。
  • 注意すべき点として、利用者の急増に対して、サイトが耐えられるか、事前に検証しておく必要がある。

問題文に書かれている、業務の現状と将来見通し、複数の改革案の比較、活用するITの費用、定量的な費用対効果、について、一通り書いたので、論点無視による失点はないとは思います。ただ、2~3行で済ませている部分もあるので、具体的かと言われると、微妙なところです。あとは、全体として、これが業務改革に相当するのかという部分が、怪しいです。若干事業改革に踏み込んでいる感もあるんですよね。でもSNSによる収益ではなく、あくまで本来業務である旅行商品の売上向上を狙ったものなので、大丈夫でしょうか。

一応自己採点は、ぎりぎりのA評価としておきます。

    午後試験問題の解答速報 情報処理試験情報

    ITストラテジスト~試験当日(その4)

    いよいよ試験当日になりました。前日2時30分くらいまで勉強していたため、若干寝不足です。今回の会場は、ここ最近恒例だった川崎ではなく、戸塚にある明治学院大学です。締切近くに申し込んだせいか、元々この会場だったのかは、ちょっと気になります。ただ、遅い時期に申し込んだわりには、受験番号が若いんですよね。不思議です。

    会場に到着した時点では、午前1の対応をしていたので、しばらく外で待機です。秋晴れで心地よいですね。何だか部屋に篭って試験しているのが、もったいなく感じられる日和です。

    ちなみに、今回は腕時計を実家に忘れてきてしまったので、時計なしでの受験になります。試験会場にあることを少し期待していましたが、残念ながらありませんでした。退室可能時間と禁止時間のアナウンスはありますが、精度は十分ではないので、可能な限り早く解く方針で臨みます。

    【午前2】

    過去問からの出題も何問か見受けられ、新問についても類推が利くものが多かったので、解きやすかったです。時計がないのでわかりませんが、大体15分は余ったと思います。

    【午後1】

    問2と問3を選択しました。問1は勘定系を何となく嫌い、問4は少し専門的な感じを嫌いました。基本的に問題文から解答を拾えるので、解きにくい感じはありません。問2は、自分の答えが要求字数に対して不足が大きく、少し不安です。問3は、設問1について、オーダエントリシステムの存在を意識していいのか、少し悩みました。時間は、20分くらい余ったと思います。

    【午後2】

    問1を選択しました。問2のクラウドは馴染みがないし、問3の組込みは自分の畑ですが、語るに足るネタを持ち合わせていないので、避けました。ネタは、事前に用意していた骨組みのパーツを使って、仕上げます。時々論旨を外れそうになるので、意識して軌道修正するようにしました。時間は、25分くらい余ったと思います。

    【全体】

    こうして、今回の情報処理技術者試験は終了です。解答用紙は全て埋めたので、とりあえずの満足感はあります。感触としては、それほど悪くないので、あわよくば合格できたらいいな、と思います。


    ITストラテジスト~試験前日(その3)

    さて、試験前日になりました。体育の日の三連休は、お出かけしたり、体調不良で、勉強はほとんどできませんでした。そこで年休消化の意味もこめて、金曜に午前半休を取って、腰が重かった午後2の論文演習をこなしました。あとは、前日である土曜日に一気にこなします。

    さすがに一日でこなせる量には限界があるので、当初の勉強計画から目標を引き下げます。午後1の問題演習は、3年分から2年分とし、午後2の論文演習はフル演習を2本のみとして、骨子作成演習は行なわないことにしました。結局深夜2時過ぎまで勉強するはめになりましたが、とりあえず満足のいく形で勉強を終えることができました。途中昼寝をしたり、息抜きは入れているので、そこまで根詰めた勉強はしていません。

    勉強の感想ですが、午前2は他区分に比べて、傾向がずいぶん違うなあ、と感じました。戦略のための分析手法は当然出題されますが、予想以上に財務会計の突っ込んだ問題が出題されますね。午後1は、問題演習をこなして慣れれば、それほど難しいとは感じませんでした。他区分と同様に、問題文から解答を引き当てる要領で解けます。まあ、問題によって出題者が違うので、微妙に納得がいかないなど反りが合わない問題もありますが、それはもう仕方ないと思っています。午後2の論文もオーソドックスな題材であれば、わりと定型化されているので、事前のネタ仕込みがそれなりに有用だと思います。

    今回の勉強時間のまとめです。

    • テキスト読み:490分
    • 午前2演習:181分
    • 午後1演習:313分
    • 午後2資料読み:40分
    • 午後2演習:234分

    合計1258分で、およそ21時間でした。


    ITストラテジスト~その2

    さて、この三連休も思うような勉強はできませんでした。せめて最終日は論文1本書きたかったのです。遊びに出かけたりもしていますが、仕事がかつてない忙しさなので、勉強が相当疎かになっています。これまでこなした勉強は、テキスト読みと午後1演習を1年分、午前2演習を1年分です。午後1の感触はそれほど悪くないので保留し、午後2演習を最優先とし、午前2をもう1年分こなすのが、最低限の目標です。

    論文の題材ですが、候補として以下の3パターンが考えられます。

    • 旅行代理店。これまでの論文試験で使ってきた定番ネタです。自身の業務経験との関わりはゼロです。業務経験がないので説得力に欠ける部分はありますが、一般化しやすいので様々なお題に柔軟な対応ができます。
    • ストレージ開発。これは業務経験に近い分野です。ただし、自身は下流工程にいますので、垣間見える上流工程の情報の知見を拾う形になります。断片的な説得力は増しますが、自身の経験ではないので、総合的な説得力に不安が残ります。また専門的な分野なので、それをかみ砕くコストが増えます。
    • 自社の戦略。会社の戦略に関する情報は耳にするので、自身の問題意識と合わせて、多少書ける内容があるかもしれません。

    考えた結果、よほど書きやすい他でお題がこない限りは、旅行代理店を題材に使おうと思います。業務経験がゼロとはいえ、これまでの論文試験で使ってきたこともあり、多少脳内のイメージもできています。

    ちなみに試験会場ですが、申し込んだのが締切1週間前と遅かったためか、普段より遠い会場になってしまいました。