* SMART Monitoring Tools [#y34c3ca2]

** 概要 [#w9de2e86]
SMART とは、HDD に搭載されているログ管理機能です。これを利用することで、HDD の状態を知ることができます。寿命を予測するうえで、1つのバロメーターになるでしょう。

** 入手 [#t150a110]
[[ダウンロード:http://smartmontools.sourceforge.net/#howtodownload]]

上記のページからダウンロードできます。

*** Linux [#rcc5fa26]
方法(2)に書かれているソースからのビルドが、良いと思います。

 $ ./configure
 $ make
 # make install

うちの Vine Linux 2.6 環境では、コンパイルのさいに、以下のようなエラーが2回出ました。

 smartd.cpp: In function `void PrintCVS()':
 smartd.cpp:313: initialization to `char *' from `const char *' discards qualifiers

該当ソースは、

 char *configargs=strlen(SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS)?
   SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS:"[no arguments given]";

上記のようになっていたので、

 char *configargs=(char *)(strlen(SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS)?
   SMARTMONTOOLS_CONFIGURE_ARGS:"[no arguments given]");

このように修正して、対応しました。

*** Windows [#vab69fee]
方法(6)にあるように、Windows用のバイナリをダウンロードして、インストールします。

** 利用 [#a82b580b]
さっそくハードディスクの SMART 情報を見ます。ソースからビルドしてインストールした場合、/usr/local/sbin 以下に、smartctl があるはずです。

 # smartctl -a /dev/hda

うちの場合、SMART が有効になっていませんでした。そこで、次のようにして、SMART を有効にしました。

 # smartctl -s on /dev/hda

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** 履歴 [#v644cfcf]
- 2007/12/30 : bokupi 新規作成

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