* VMWareのインストール [#adb227c1]

** ダウンロード [#l2c1cb7d]
- [[VMWare Player:http://www.vmware.com/ja/products/player/]]

上記のページからダウンロードできます。間違えて下記のページに行くと、ダウンロードできません。(下記のページはダウンロードリンクの貼りミスじゃないでしょうか…)

- [[VMware Playerのダウンロード:http://www.vmware.com/ja/download/player/]]

** インストール [#kf4d17d7]
ウィザードに従っていけば、特に問題ないはずです。インストール後は、再起動を要求されます。

** 仮想マシンの作成 [#y1626fb3]
VMWare Player には、仮想マシンの生成機能がありません。そこで、QEMU というフリーソフトウェアを利用します。下記のサイトからダウンロードできます。
- [[TAKEDA toshiya's HOMEPAGE:http://www1.interq.or.jp/t-takeda/top.html]]

展開すると、いくつか qemu-img.exe というファイルがあるので、コマンドプロンプトから次のコマンドを入力してください。

 > qemu-ime.exe create -f vmdk D:\VMWare\debian-linux.vmdk 15G
- "-f vmdk" で VMWare 用の仮想マシンを指定
- 仮想マシンファイルの出力先指定
- "15G" でディスクサイズの指定

続いて、仮想マシンの設定ファイル(.vmxファイル)を作成します。これはテキストで作成できます。また、GUI を利用して作成できるツールも公開されています。
- [[vmx-Maker:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se386393.html]]

細かい設定をしたい場合は、vmxファイルを直接いじりましょう。
- [[フリーで使える仮想マシン・ソフト「VMware Player」No.5:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061019/251208/?ST=virtual&P=5]]
-- シリアルポートの設定など
- [[Inside VMX Files:http://dev.remotenetworktechnology.com/vmware/vmxfiles.htm]]
-- vmxファイルにおける基本的なコマンド

** 仮想CDドライブの用意 [#g9155de4]
isoイメージなどを使いたい場合、Alcohol 52% などのフリーソフトウェアを使うと良いです。他には DEAMON Tools というフリーソフトウェアもあります。ただし、どちらもスパイウェア/アドウェアにはご注意ください。(Alcohol 52% は怪しいツールバーをアンインストール、DEAMON Tools はスパイウェアと割り切る)
- [[仮想CD・DVDドライブ作成ソフト「Alcohol 52%」が無料化:http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060921_alcohol52/]]@GIGAZINE

vmxファイルでの設定により、isoイメージをマウントした仮想マシンを作成できます。(ただし、試したことがありません)

** VPC2004 との比較 [#o0e37a98]
両方に Debian Linux 4.0 をインストールしたので、その比較を書きます。インストール時の画面描写速度は、VPC2004が早いです。VMWare は結構遅いです。ただし、VPC2004 は、解像度選択などでよく化けました。VMWare では特に問題なかったです。また、VPC2004 では、インストールが途中で何度か失敗しましたが、VMWare では問題ありませんでした。

というわけで、VMWare のほうが、Debian Linux 4.0 をインストールするのに向いているでしょう。

余談ですが、さらに VPC2004 は、USB デバイスを使えません。これは、結構大きいハンデかと思います。

** vmx の設定 [#g8e26b1f]
ツールを使って vmx ファイルを作ったのですが、いくつか正常に動かないところがありました。そこを個別に修正したので、それのメモです。

- フロッピーを認識しない
-- floppy0.filename = "" が空欄指定になっていたので、ドライブ名 "A:" を記入した。この指定がないと、floppy0.present や floppy0.startConnected が TRUE でも駄目。
- 2台目の CD-ROM ドライブを認識しない
-- 仮想CD-ROMドライブのみ認識して、PC 備え付けの CD-ROMドライブを認識しない。新しく追加した。ide の後ろにあるコロンで区切られた値は、マスター・スレーブとプライマリ・セカンダリを指定している。ここを、実際の機器を同じにする必要がある。分からなければ、4パターン試せばよい。
 ide1:0.present = "TRUE"
 ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
 ide1:0.autodetect = "TRUE"
 ide1:0.startConnected = "TRUE"

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** 履歴 [#k905acff]
- 2007/06/03 bokupi 新規作成

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