#author("2020-06-07T12:36:27+00:00","default:bokupi","bokupi") #author("2020-06-07T13:37:01+00:00","default:bokupi","bokupi") * WordPress5.4.1へ更新 [#q8c2454d] ** 背景 [#t8422e5e] 表入力を楽にやりたかったので、4.7系から5.4.1に更新することにしました。 しかしシステム(CentOS6)に入っているPHPが5.3なので5.6に更新する必要があります。 ** PHP5.6へ更新 [#o8906c63] *** 更新手順 [#ra64a7ef] CensOS6の標準リポジトリでは、PHP5.6系は非サポートです。そのため、リポジトリの追加を行ないます。 必要なパッケージは、各環境によって違うと思いますので、適宜追加/削除します。 分からない場合は、問題が出た時点で後から追加も可能です。 # yum install epel-release # rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm # yum remove php-* # yum install --enablerepo=remi,remi-php56 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd php-xml php-mcrypt php-mysql - 参考 : https://qiita.com/ozawan/items/caf6e7ddec7c6b31f01e *** yumでインストールできない その1(トラブルシューティング) [#id0beb78] Error Downloading Packages: libwebp-0.4.3-3.el6.x86_64: failure: libwebp-0.4.3-3.el6.x86_64.rpm from epel: [Errno 256] No more mirrors to try. libmcrypt-2.5.8-9.el6.x86_64: failure: libmcrypt-2.5.8-9.el6.x86_64.rpm from epel: [Errno 256] No more mirrors to try. 上記のエラーメッセージが表示された場合、下記の手順で対応します。 # du -sh /var/cache/yum <-キャッシュの確認 # rm -rf /var/cache/yum/* <-キャッシュ削除 # yum clean all # yum update # yum repolist ただ、自分の環境ではこれが本当に問題の真因だったかは不明です。 -参考 : https://qiita.com/miqpim/items/64e9e002ec35e26a9b1c *** yumでインストールできない その2(トラブルシューティング) [#qdbbe922] Error: Cannot retrieve metalink for repository: epel. Please verify its path and try again 上記のエラーメッセージが表示された場合、下記の手順で対応します。 sudo sed -i "s/mirrorlist=https/mirrorlist=http/" /etc/yum.repos.d/epel.repo - 参考 : https://qiita.com/maruware/items/eb659266a45021cf486c *** PHP5.6に更新後WEBサーバがクラッシュする [#nd70bdfc] これは自分がphp-mysqlを入れ忘れていたことで、WEBサーバ上にある、mysqlへアクセスするPHPスクリプトが叩かれて動作した際に、クラッシュしていました。 最初はWEBサーバの設定変更が必要なのかと考えましたが、不要です。 ** WordPress 5.4.1のインストール [#u86185de] まず最初に、何はともあれバックアップを取っておきます。バックアップ対象は、WordPressディレクトリ配下一式と、mysqlのダンプです。 https://ja.wordpress.org/download/ 上記のURLから最新のパッケージを取得します。執筆時点(2020/06/07)では5.4.1になります。 サーバにアップロードし、tar zxvf などで展開します。 既存のWordPressディレクトリはバックアップしておきます。 mvによるリネームが良いです。cpの場合は、属性を保持するオプション(-a , -p等)指定を忘れないようにします。 幾つかのディレクトリを、新しいWordPressのディレクトリへコピーします。パーミッション属性や所有者は適切に設定します。 wp-content配下は、Webサーバのユーザから読み書きができないと、記事作成時にファイルのアップロードが出来なくなります。 - wp-config.php - wp-content 自分の場合は上記だけでしたが、バージョンやカスタム度合いによっては、他にも移行すべきファイルがあります。 [[こちら:https://wpdocs.osdn.jp/WordPress_%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89/%E8%A9%B3%E7%B4%B0]]を参照ください。 ---- History - 2020/06/07 bokupi created