表入力を楽にやりたかったので、4.7系から5.4.1に更新することにしました。 しかしシステム(CentOS6)に入っているPHPが5.3なので5.6に更新する必要があります。
CensOS6の標準リポジトリでは、PHP5.6系は非サポートです。そのため、リポジトリの追加を行ないます。 必要なパッケージは、各環境によって違うと思いますので、適宜追加/削除します。 分からない場合は、問題が出た時点で後から追加も可能です。
# yum install epel-release # rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm # yum remove php-* # yum install --enablerepo=remi,remi-php56 php php-devel php-mbstring php-pdo php-gd php-xml php-mcrypt php-mysql
Error Downloading Packages: libwebp-0.4.3-3.el6.x86_64: failure: libwebp-0.4.3-3.el6.x86_64.rpm from epel: [Errno 256] No more mirrors to try. libmcrypt-2.5.8-9.el6.x86_64: failure: libmcrypt-2.5.8-9.el6.x86_64.rpm from epel: [Errno 256] No more mirrors to try.
上記のエラーメッセージが表示された場合、下記の手順で対応します。
# du -sh /var/cache/yum <-キャッシュの確認 # rm -rf /var/cache/yum/* <-キャッシュ削除 # yum clean all # yum update # yum repolist
ただ、自分の環境ではこれが本当に問題の真因だったかは不明です。
Error: Cannot retrieve metalink for repository: epel. Please verify its path and try again
上記のエラーメッセージが表示された場合、下記の手順で対応します。
sudo sed -i "s/mirrorlist=https/mirrorlist=http/" /etc/yum.repos.d/epel.repo
これは自分がphp-mysqlを入れ忘れていたことで、WEBサーバ上にある、mysqlへアクセスするPHPスクリプトが叩かれて動作した際に、クラッシュしていました。 最初はWEBサーバの設定変更が必要なのかと考えましたが、不要です。
まず最初に、何はともあれバックアップを取っておきます。バックアップ対象は、WordPressディレクトリ配下一式と、mysqlのダンプです。
https://ja.wordpress.org/download/
上記のURLから最新のパッケージを取得します。執筆時点(2020/06/07)では5.4.1になります。 サーバにアップロードし、tar zxvf などで展開します。
既存のWordPressディレクトリはバックアップしておきます。 mvによるリネームが良いです。cpの場合は、属性を保持するオプション(-a , -p等)指定を忘れないようにします。
幾つかのディレクトリを、新しいWordPressのディレクトリへコピーします。パーミッション属性や所有者は適切に設定します。 wp-content配下は、Webサーバのユーザから読み書きができないと、記事作成時にファイルのアップロードが出来なくなります。
自分の場合は上記だけでしたが、バージョンやカスタム度合いによっては、他にも移行すべきファイルがあります。 こちらを参照ください。
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