残留と続投
この時節、自ずと話題になってくるのが、てれび戦士の去就問題です。 誰が残留する、卒業する、といった期待と不安を胸に抱きながら、4月を待つ人も少なくないでしょう。 ここでふと気になるのが、普段使っている「残留」という表現。 遠い昔にどこかの掲示板で、「残留という表現はイメージが良くないので、続投と言おう」 という話題を見かけました。確かに「続投」という言葉に対し「残留」という言葉は、 少しマイナスなイメージがあるかもしれません。 それは「残留」が残りとどまるまでを示すのに対し、 「続投」はその後の活躍も含んでいるように聞こえるからではないでしょうか。
では、実際てれび戦士においてはどのような表現が使われているのでしょうか。 Googleで、調べてみた結果を以下に載せます。
検索ワード | 件数 |
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てれび戦士 残留 | 2680 |
てれび戦士 続投 | 824 |
やはり「残留」が使われているケースが多いようですね。 では、天てれ以外ではどうなのでしょう。 Googleで「残留」「続投」を指定して検索を行なうと、 テレビ番組やスポーツチームなど様々な話題で、これらの言葉が混在して使われています。 そこでこの言葉の意味を調べてみました。
■残留
あとに残りとどまること。残っていること
■続投
野球で、投手が交代せずに引き続いて投球すること
[出典:大辞林 第二版]
「残留」とは残り留まる、どこに?つまり、組織やグループに対して使うものです。 それに対し「続投」とは、なにを?つまり、役割に対して使うものです。 すなわち「残留」という場合は、「天てれという組織に残留した」、 「続投」という場合は、「てれび戦士という役割を続投した」という意味になります。
てれび戦士の去就において、「残留」という言葉が多く使われているのは、 「天てれ」という組織の印象がより強いためだと思います。 ややネガティブな言い方になりますが、てれび戦士は「てれび戦士」という役割を果たしているよりも、 天てれを構成している1メンバーという印象を強く持っている人の方が多いのでしょうね。
最後に司会者に関して、同じくGoogleで調べてみました。 やはりてれび戦士に比べて続投という表現の割合が多いようです。 司会という役割は、てれび戦士という役割よりも、明確にそれが役割であると認知されているのでしょう。
検索ワード | 件数 |
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天てれ 司会 残留 | 977 |
天てれ 司会 続投 | 760 |
最後に言っておきますが、上記の内容はあくまで言葉の意味やネット上の漠然としたデータをもとに、 論じているものです。慣習的に使っている場合も多いでしょうから、全ての人たちがそうだというわけではありません。