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2005年10月10日

雪の女王第19~20話感想

19話のマッチ売りの少女。悲しいお話。未来を見渡すに十分な身丈がなくとも、その方を信じて健気にマッチを売り生きている少女。けれど現実には抗えず、最期は…。7歳で天涯孤独、食事は数日に1回しかありつけない。普段考えることもないほどの絶望的な展開から始まります。途中、おばあさんの知り合いに手紙を出したことでハッピーエンド!と思わせておいて、直後にその手紙が宛先不在で戻ってきたという事実、そして悲しいまでに絶望的な状況にも関わらず笑顔であり続けるマリア。全てが涙を誘います。最後にお母さんの形見の靴も失ったとき、これまで笑顔を続けてきたマリアがついに泣き出し…。

20話は総集編。前半はリーネとえんどう豆のお話。前話のマッチ売りの少女と反して、こちらはある種ハッピーな結末。後半は突然ゲルダの歌がBGMに。流れるようにこれまでのストーリーが展開されます。見ていなかったうちにはありがたい。

雪の女王は以前何度か見たけれど、暗い展開が多くて途中で止めていました 。それが諸事情によりふたたび19話より視聴したのですが、いきなりこのレベルで来ましたか、という感じです。各種感想サイトを巡ると、この話と並べて語られる「赤い靴」を多く見かけました。こちらも気になります。しかし、時間帯といい名作劇場を見ているようで、少し懐かしさを感じます。

投稿者 bokupi : 2005年10月10日 12:25

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