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2007年01月05日

海外送金の方法や税金に関して

仕事で海外送金をする必要があったため、いろいろ調べてみました。今回は米国の銀行宛に、ドルで振り込んでいます。利用した金融機関は郵便局です。なお、調べた内容はあくまで個人的に集めたものであり、正確性は一切保証しませんので、ご了承ください。

まず、郵便局に行って、国際送金請求書兼告知書という書類を貰います。ちなみに、郵便局の支局などでは、海外送金に詳しい人がいる可能性は低いことを頭に入れておいてください。よくわからないから担当のひとに教えてもらおう、と考えている場合は、郵便局の本局か銀行に行ったほうが無難です。で、話を戻すと、その書類に必要な情報を書きます。送金先の住所と銀行の情報(銀行コードもしくは住所)、口座情報が必要になります。米国の住所は、アパート名、番地、市、州、zipcodeといったふうに、日本とは逆方向になります。それぞれの間には、改行かカンマが必要です。銀行コードは、ABAコードやRootNumberと書かれているものが、米国国内の銀行コードです。SWIFTと書かれているのは、世界の銀行を特定するためのコードです。どちらを書いてもいいはずですが、うちは窓口でABAコードと言われたので、そちらを書きました。

書類の記述は基本的に英語ですが、右下にある住所氏名欄や、送金目的などは日本語で書けます。その場合、住所の漢字表記は、英語欄に書いたものと一致するように、気をつける必要あります。たとえば、「2-16 弐-204」という場合、「2-16 II-204」というふうに、漢数字をローマ数字などにして、区別したほうがいいらしいです。細かいですけど、そのようなことが原因で、どこかで手続きを弾かれると痛いですから、用心深いに越したことはありません。

で、書類に書く内容はこんな感じで、それほど多くありません。5分くらいで書き終えるでしょう。あとは、各手数料についてのお話です。とにかくいろいろなところで引かれます。まず、郵便局での手数料が2500円。米国へ送金する場合、途中でユーロジャイロというシステムを使うのですが、それの使用料が12ドル。さらに相手先銀行の手数料に相当する口座登記料があります。これが幾らなのか、普通には調べられないので厄介です。仕方ないので、適当に上乗せしておきます。20ドルもあれば十分のはずです。もったいないですが、諸記事を見てるとそれが一般的なようで。

さらに、これが商品の購入だった場合、そこに掛かる税金も考える必要があります。米国には売上税や消費税があります。州によって税率も異なるため、価格が税込なのかを含めて確認しておくと良いでしょう。ちなみにうちの場合、購入先がオレゴン州だったので、気にする必要はありませんでした。そう、オレゴン州には、売上税がないのです。

で、まだあります。商品が日本に到着すると、物に依りますが、関税が発生します。この関税は、宅配業者が代行回収する形になるらしいです。ちなみに、先に登場した売上税は売り手が払うもので、消費税は買い手が払うものです。なので、関税と合わせて、日本の消費税も発生します。まあ、日本と米国で同じ名目による二重取りではないですが、なんだかなあ、といった感じです。売上税については還付があるかもしれません。そのへんは、今回関係なかったので、あまり調べていません^-^;。

まあ、いろいろとややこしいです。多少お金は大目に見込んでおいたほうが安全だなあ、と思いました。

投稿者 bokupi : 2007年01月05日 22:46

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