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2007年02月18日
九州紀行
2007年02月10日~12日にかけて、高校時代の友人と九州を旅してきました。九州上陸は、初めてです。
9時30分ごろ、浜松町駅で待ち合わせ。そして羽田空港に10時ごろ到着です。チェックインも完了し、出発まで結構な余裕ができてしまいました。でも、何が起こるかわからないので、早くに越したことはないです。11時に羽田を出発。手荷物を全て収納スペースに入れてしまったので、やることがなくて暇(長崎での旅程を詰めようと思ったけど、だいたい決まってしまった)。Zaurusは手元に置いておけばよかったです^-^;。
13時すぎ、長崎空港に到着。長崎市内に行こうと思ったのだけど、空港から市内まで結構離れているのですね。もともと福岡空港のつもりだったので、長崎空港の位置は調べていませんでした^-^;。高速バスが出ていたので、それで移動です。
長崎駅前に到着。長崎に来たのだから、やはり昼食はちゃんぽんで。ということで、夢彩都という商業施設内にある「みろくや」へ。ちゃんぽんと餃子と肉まんを頼みました。これまで、食堂などでちゃんぽんもどき(麺がラーメン用の使いまわし)を食べてきましたが、ちゃんぽん用の麺は一回り太いのですね。あんがよく絡んでおいしいです。
それから、バスで来る途中に見かけた文明堂へ。カステラをお土産に買いました。ところで、「総本店」と銘打ってあったけれど、長崎ではあちこちに「総本店」の文字を見かけました。本当の総本店はどこ^-^;?
続いての目的地は、大浦天主堂とグラバー園です。路面電車を使おうと思ったけれど、歩いていけそうなので、海沿いをそのまま歩いていきました。15分ほどで到着。大浦天主堂は、構内は撮影禁止で残念。ステンドグラスに差し込む光と、それを映す壁がとてもきれいでした。光のゆらぎが、色とりどりの水面のようでした。でも、外から見ると何の色もありません。光が差し込まないから、と気づいたのは旅行から帰ったあとでした(苦笑
続いてグラバー園へ向かいます。その途中、キリシタン資料館があったので、寄っていくことに。絵が、和洋折衷のようになっていて、面白かったです(歴史方面にあまり関心がないので、こういう感想しか^-^;)。そして、グラバー園に到着。さまざまな洋館が立ち並び、おしゃれです。また、高台にあるので、市内の様子や港などを見下ろすことができて、こちらも良い眺めです。
18時、グラバー園が閉園(夏場は21時30分まで)になるので、中心街へ戻ります。路面電車で帰ろうと思ったのですが、路線の関係で、乗換えなど少しややこしいです。そこで先の駅まで歩いていくことになりました。しかし、行けども目的の駅は見えてこない…、だいぶ歩いた先にその駅は見えてきました。もう、目的地まであまり距離はありませんでしたが、長崎記念に乗りました。料金はどこまで行っても、100円です。そのリーズナブルさ故か、結構混んでいました。
夕食は、海鮮食酒屋凛々丸にて。港町なので、魚がおいしいです。歯ごたえが違いますね。普段あまり新鮮な魚を食べる機会に恵まれないのですが、魚は鮮度が命だと改めて思いました。九州に来たからには焼酎も呑まないと、ということで、青一髪という銘柄を呑みました。サッパリとした口当たりで、刺身に合います。
それからホテルに移動します。店から歩いて5分ほどのところにある、長崎IKホテルにお世話になります。とにかく疲れていたので、部屋に付くなりベッドに横になり、就寝。ただ、あまりにいきなり寝たせいか、夜何度か起きてしまいました。。
2日目、7時くらいに起床。テレビをつけると「遠くへ行きたい」で長崎市が!昨日行ったところがちょこちょこ出てきて、It's a miracle。それからホテルのレストランで朝ごはん。8時30分すぎにホテルを出発して長崎駅へ。シーサイドライナーで諫早まで行き、そこから島原鉄道でのんびり島原まで行きます。そして島原城を散策…する時間はなかったので、外から眺めました。それからタクシーで、フェリー乗り場のある島原港まで移動します。12時05分発のフェリーに乗り、熊本港へ。所要時間は30分程度。大型船なのでほとんど揺れることもなく、船酔いせずに済みました^-^。
熊本港からは、バスで熊本市内へ移動します。昼食は黒亭で。思いきり行列してます。1時間くらい並んでようやく食べることができました。クーポンのおかげで玉子もゲット。うちらが食べ終えたのは15時すぎでしたが、まだ行列は絶えることなく続いていて唖然。
続いて、市電に乗って熊本城へ。先に見た島原城も大きかったですが、熊本城はさらに大きいです。石垣とか、実際に間近で見ると圧巻ですね。これはそう簡単に攻め入ることはできないでしょう。また、天気にも恵まれてよかったです。きれいに晴れ渡った空にこそ、城の姿は映えます。勇壮な石垣と、そこに佇む巨大な樟、そして後ろには澄んだ青空、この光景は、何とも言えず、心安らぎました。
天守閣にも登ってみました。内部は博物館になっています。展示物を見ながら、だんだん登っていき、ついに最上部へ。すごい見晴らしです。ここから城下を見下ろすのですね。
熊本城を堪能したあとは、熊本駅へ移動。肥後大津までいき、そこで乗換えて立野まで行きます。さらに南阿蘇鉄道に乗換え、長陽へ。ここから10分ほど歩くと、今回お世話になる旅館朝陽が見えてきます。しかし、街灯がまったくなく、先が見えません。携帯電話がライト代わりになるような、そんな状態でした^-^;。けれど、光がない分、満天の星空を見ることができました。写真に収めたかったのですが、三脚がないので諦めました。。てか、ここでISO感度を最高のままにしてしまったので、翌日以降の写真が…(--;。何とか補正はしたけれど。
旅館に到着したあとは、夕食をいただきます。昼間食べられなかった馬刺しが出てきて、やったー、といった感じです。焼酎も呑みましたが、銘柄は不明。夕食のあとは温泉へ。温泉に行く途中、外を通る(と言っても20秒程度)ため、寒さで余計に温泉が恋しくなります。そして、まったりと浸かります。内湯に露天、薬湯にサウナ、疲れが癒されますなあ。ちなみに温泉名は、(熊本だけど)栃木温泉です。温泉から上がったあとは、先ほど通った道も程よい冷たさ。部屋に戻ると、ほどなく就寝。
6時30分に起床。この日は一度も起きませんでした。朝食をいただいたあと、8時30分すぎに出発。昨日は暗闇でほとんど見えなかったけれど、雄大な景色が広がっています。朝、こうした山あいの土地を歩くのは気持ちいいですね。
長陽駅に着いたあとは(長陽駅の動画(4.7MB))、南阿蘇鉄道で立野まで。席がなかったので、先頭付近にいき、正面の景色を電車でGo!視点で眺めてみました。左右へのカーブが続いたり、レール1本分しかない橋を渡ったり、面白かったです。ただ、常に左右に振られるので、写真を撮る余裕はありませんでした。
立野からは、豊肥本線にて阿蘇まで。スイッチバックは初めてでした。阿蘇に着いたら、バスに乗って阿蘇山西駅まで移動です。そこからロープウェイに乗り、中岳火口へ。気温は氷点下2度程度。太陽が出ているおかげか、それほど寒くはありません。けれど、手が少し痛いです。火口付近は、硫黄の匂いがするけれど、それほど強くありません。噴煙は、結構気まぐれで、火口の中程度に留まっていたかと思えば、火口を飛び抜けるほどに舞い上がったり。火口を見て回ったあとは、少し先にある砂千里にも行ってみました。何だか、別の惑星の上にいるような、荒涼とした風景です。
とにかく広大な風景ですね。九州は、阿蘇山の噴火によってできたというのは、今回の旅で初めて知りました。一通り見終えて、あとはロープウェイで下り、バスで戻るだけ…だったのですが、10秒くらいの差で間に合わず。バスは当分来ません。仕方ないのでタクシーです。運ちゃんに、いろいろと阿蘇山について聞かせてもらいました。GWくらいが見どころらしいですが、混み具合も半端ないらしいです…。
阿蘇駅に着いたら、九州横断特急で熊本まで行きます。車内で、大分名物じゃこ弁当を頼みました。弁当を食べつつ、のんびりと電車の旅を満喫。ところが、熊本から博多まで行くリレーつばめは、かなり混雑しており、1時間ほどデッキでした><。
博多に到着後は、一蘭(サンプラザ地下街店)へ。一蘭は初めてです。横に仕切りがあり、カウンターのなかも目隠しされた状態になっているのですね。食べ終えたあとは、少し早いですが、地下鉄で福岡空港へ移動します。わずか5分で到着。お土産を買って、飛行機に乗り、いざ東京へ。
羽田に到着後は、飲食エリアでコーヒーを飲みつつ精算。それから東京モノレール、山手線と行き、うちが下りる秋葉原で解散。お疲れさまでした~(というと、ちゅるっちゅロックが浮かぶ今日この頃)
投稿者 bokupi : 2007年02月18日 12:52
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