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2006年11月07日

奥入瀬・八戸旅行記

東京発

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2006年10月27日~28日にかけて、奥入瀬と八戸へ1人で旅行に行ってきました。4時30分すぎに起床して、5時20分ごろ家を出発。6時56分東京発のはやて1号で、八戸へ向かいます。途中の天気は曇ったり雨だったり、あまり宜しくない雰囲気。しかし、当地は晴れとの予報だったので、まあ気にしない方向で。早起きだったため、仙台から盛岡あたりまでうつらうつらとしていました。しかし岩手沼区内を過ぎてトンネルと抜けると、一気に空が眩しくなりました。絶好の行楽日和です。眠気もすっかり覚めました。八戸には10時03分に到着です。

さっそく駅を出て、案内板に従いおいらせ号を探すも見つかりません。市営バスしか見つからず焦っていたところ、反対の出口に観光バス乗り場があることを発見。なんとかギリギリ間に合いました。今回の旅行で一番危ないところでした^-^;。

バスですが、平日なのに結構混んでいます。一応全員座れましたが、満席状態。これ、休日だともっとすごいことになるんでしょうか^-^;。途中、道の駅でトイレ休憩を挟みつつ、1時間30分ほどで降車駅である石ヶ戸(いしげど)に到着しました。

紅葉 鮮やかな黄色 渓流に浮かぶ細枝 雲井の滝 銚子大滝 渓流と紅葉

ここから、奥入瀬渓流の開始地点である子ノ口を目指して歩きます。渓流の流れとその周りを彩る紅葉が、なんとも美しいです。黄や橙を中心に、時折目の覚めるような赤が入る、そんな感じの景色が続きます。基本的に渓谷のなかなので、あまり陽は当たりません。まあ、このときは少し雲が多かったせいもありますが。それでもたまに陽が差し込むと、色づいた葉がキラキラと輝き、より一層と映えます。そうした景色を目で楽しみつつ、鼻は少し甘い森の匂いに包まれ、気持ち良かったです。

遊覧船 十和田湖と紅葉

いくつかの滝を眺めつつ、だいたい3時間ほど歩くと、水門が見えてきます。その奥に行くと水の流れが穏やかになっています。そう、この先にあるのは十和田湖です。渓谷のなかを歩いてきて、そこから一気に開ける様子は圧巻ですね。十和田湖には遊覧船も出ていましたが、帰りのバスまでの時間が短いので、滞在はそこそこに。渓谷を歩いてるときはさほどでもなかったですが、湖に出ると結構寒さを感じます。水際で、且つ急に開けたためでしょうね。

帰りは最終のおいらせ号で八戸駅へ。少し早めに並んでいて正解でした。座れない人も出るほどの混雑ぶり。でも半分くらいの人は焼山で降りてしまったので、長距離区間では皆座れました。

夕食

八戸に着いたあとは、今回お世話になるホテルオーシタの場所を確かめつつ、はちのへ温泉へ。ちと失敗したのは、ここは公衆浴場なのでタオルなどは持参なんですね。ハンカチで何とか凌ぎました^-^;。それから駅隣りのビルにある烹鱗亭で夕食。さんりく丼を頼んで、海の幸を満喫です。あと、セットのみそ汁を切り替えて、郷土料理であるせんべい汁も堪能。作り方は千差万別のようですが、ここのせんべい汁は鳥だしでお雑煮に近い感じでした。おいしかったです。あと地酒の田酒もいただきました。最初はす~っと入っていったのですが、段々と効いてきました。度数を訊ねたら、15~16度でした。1杯呑むにはちょうどいいです。

それからホテルにチェックインして、テレビやネットを楽しみつつのんびりします。ネットが出来るとついつい夜更かしに。一人旅のときは、ネットも繋がるし、ビジネスホテル系のほうが落ち着くかもしれません。ただ今回の部屋は禁煙部屋でなかったため、煙草の匂いが気になりました。。

翌朝、7時手前に起床して、ゆっくりと朝の身支度。ホテルのレストランで朝食をとったあと、ネットでこの日の行程の下調べを行ない、9時30分すぎに出発しました。

根城史跡の主殿 主殿内の部屋

まず向かった先は根城史跡。少し距離はありますが歩いていくことにしました。最初、ずいぶん進んでも目的の交差点が見えずに焦りましたが、程なくして見えてきました。そこから根城大橋を渡ると、根城史跡に到着です。人はほとんどいなかったので、ゆっくりと眺めることができました。歴史の教科書で見た光景を再び眺めているようで、何だか懐かしさに似たものを覚えました。

長苗代駅

次は八戸線に乗りたいのですが、同じ景色を見るのも何なので、1つ先の長苗代駅まで歩くことにしました。携帯の地図情報を参考にして、30分弱で到着。しかし、久慈方面行きが当分来ないので、一旦八戸へ戻り、駅前のユートリーでお土産を買いました。それから再び八戸線に乗り、種差海岸へ。鮫駅を過ぎた頃から、外に海の景色が見えてきます。こうした海沿いの風景、好きです。

海鳥が舞い飛ぶ 舞い降りる海鳥 八戸の海 小高い丘 丘のうえから見下ろして

種差海岸駅に着いたら、一路海岸へ。リアス式海岸の名の通り、大小様々な岩が切り立ち、入り組んだ形状となっています。空には海鳥たちが舞い、海からはゆるやかな潮風が吹いてきます。小高い丘の上に休憩所があるので、そこまで登り、眼下の眺めを楽しみました。海の雄大さは、何度見ても感動しますね。

さて、海岸を見終えたらどこかで昼食をとりたかったのですが、電車の時間が近かったので、そのまま引き上げることにしました。種差海岸駅には券売機がないので、車内で精算しないといけないのですね。乗務員さんの移動が早すぎて言いそびれてしまいました^-^;。

駅弁

八戸駅に到着後、遅い昼食に駅弁を買い、東北新幹線にて14時56分に八戸を出発しました。車内では、旅の疲れかうとうとして過ごすことが多かったです。体力が回復してきたら、ノートPCで写真の整理。今回も枚数を撮ってしまったので、整理が大変です。

東北新幹線はやて

18時すぎ、東京に到着しました。それから適当に寄り道して、20時すぎに帰宅。今回は初めての北東北でしたが、思ったほど寒くなくてよかったです。鮮やかな紅葉、八戸の海、そして郷土料理も堪能でき、充実した旅でした。

投稿者 bokupi : 2006年11月07日 23:34

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