天の箱〜HOT LINE

NHK教育で放送中の天才てれびくんMAXのファンサイトです。
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2004年04月04日

卓也と里穂、陶芸に挑戦

今回は卓也と里穂が陶芸を習うために、西多摩郡までやって来ました。 師匠はこの道40年の吉田明さんです。 まず一番最初にすることは、焼き物を作るための土探しです。 でも土と言ってもそんじょそこらの土では駄目なのです。 少し粘りがあって少し砂が入っている土が、陶芸には適しているそうです。 さっそく師匠お薦めの場所で土探しへ出発します。 お薦めの場所へ到着して土を採取する一行。 オケラに驚く一幕もありましたが、無事材料の土を集めることが出来ました。

次はその集めた土を潰す作業です。 3人で協力してせっせと土を練ります。 土を練って粘土を作る一行 こねこねとえんやこら〜。意外とヘビーな作業のようです。 こうしてついに粘土が完成しました。 まずはこの粘土を使って、陶芸の基本おちょこ作りです。 おちょこは団子状に丸めた土の真ん中を凹ませておちょこの形にします。 この時の注意として、中に入っている小石を取り除くことと、 そして手は逐次湿らせておくことです。 これはおちょこ作りに限らず、陶芸全般における基本的な注意事項です。 30分もすると2人もだいぶ慣れて来た様子を見せています。 そこで次は『カップ作り』に挑戦です。 ろくろを使っての作業になります。 ここからが一般的にイメージされる陶芸になりますね。 ヒモ状にした粘土を高く積み上げていくことで、カップの形を作ります。 目的の高さまで達したら、取っ手を付けましょう。 取っ手は、自分が持ちやすい形にしてあげると良いです。 こうしてカップが完成しました。 卓也は自分のサイン、里穂は花の模様が入っています。

さて、ここでもう1点作ろうと師匠から提案がありました。 それは明日行うお楽しみのために、縄文土器を作ろうというものです。 さっそく先ほどのカップ作りを応用して、作業をしていきます。

卓也「ドキドキする」

おお、まるで笑芸部のようなギャグを(笑)。 こうして土器も出来たところで1日目は終了です。

2日目はダンボールと新聞紙で釜を作ります。 本来陶芸で使う釜を作るにはお金と時間がかかりますが、 この方法だと手軽に作ることが出来ます。 釜が出来たら、これまでに作った土器を入れていきます。 こうして熱すること1時間、土器は見事に焼き上がりました。 さっそく冷やして出来栄えをチェックです。

2人の作品は次の通りです。
里穂 卓也
そばちょこ
薬味入れ
小鉢(ノブオ、ジロウ、ハナコ)
たまご入れ
小鉢
はし置き
ヒトデーズ

そしてこれらの他に、カップがあります。 無事ヒビ割れなく出来上がったかを確認するため水を注ぎますが…、 結果は卓也、里穂ともに失敗です^^;。 まあ初めての場合は大抵こうです(笑)。

気を取り直して、昨日言ってたお楽しみを行うことにします。 そのお楽しみの内容とは、パンを焼くことです。 縄文土器の方もきちんと焼き上がっており、 自分たちで作ったパンを自分たちが作った器で食べると言う、 まさにおいしさも格別でしょうね。 ちなみに流れているBGMが『恋はあせらず』ですが、 どうせならジャスミン版を流してと思った方、結構いるでしょう(笑)。

さて、2日に渡って陶芸を続けたてれび戦士2人ですが、 次のような感想で締めくくりました。

卓也「こんなに難しいとは思ってなかったんで。でも頑張った数だけ楽しみがあった。」
里穂「達成感みたいのがあって、すごい嬉しいです。 でもね、ちょっとね、あのコップがヒビ入っちゃったことがショックでしたー」
師匠「全部はうまく行かないけど、半分うまく行ったよ。パンが食べられたから。」
里穂「うん、パンが。」
卓也「失敗は成功のもとさ。」
里穂「そうだよねー」

時間があったら絵付けとかまで出来たらまた面白かったでしょう。 器系から離れて、プレート作りとかも創作意欲が沸いて楽しいかもしれません。 うちは器よりそちらの方が楽しかった記憶があります(笑)。