天の箱〜HOT LINE

NHK教育で放送中の天才てれびくんMAXのファンサイトです。
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2004年04月04日

ケイビングの地にて

竜ヶ岩洞のある山の風景 某日、うちは望と結花がケイビングに挑戦(2003年10月14日放送)したあの場所に訪れていました。 そこは静岡県にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)です。 まさに山の中というような場所で、浜松駅からだとバスで1時間ほどかかります。 だからこその雄大な山々を望みつつ、いざ洞窟探険に挑戦です。

日本一おもしろい顔ハメ写真…らしい 当然洞窟に潜るのですから、それなりの訓練をしないといけません。 さまざまな訓練設備がありますが、一通りやってみました。 放送されたのは3種類だけでしたが、実際にはもっとたくさん種類があります。

横穴通過訓練
横穴通過訓練 やや広めの穴と、狭い穴の2つがあります。 腕をついて腰を浮かし、足のつまさきで蹴りながら、少しずつ進むのがポイントです。 狭い方は無理です^^;。
コークスクリュー
見た目ただのUの字に見えますけど、実は穴が楕円になっていてUの字カーブとともに、 その楕円の向きも回転しています。 そのため体を折り曲げつつ回転もさせないと、抜けることはできません。 だからこそスクリューというのですね。 大変でした。
土管くぐり
土管の内部は、ツルツルしているわけではないのですけど、 傾斜がすごいのでどうしても滑り落ちてしまいます。 背中とひざで体を支えていくのですが、 止まるのに精一杯で気を抜いたらやり直しです。 7メートルがこんなに遠いなんて…。 本当に体力を使います。しかし登ったさきから見下ろす風景は、絶景ですよ。
土管くぐり(平坦版)
さっきの土管くぐりで上に登ると、 隣の草むらにもう2つ土管があります。 まっすぐの物と折れ曲がったもの。 基本てきには横穴通過訓練と同じ要領です。
トラバース訓練壁
トラバース訓練壁 壁にある突起物を支えに、壁をつたっていきます。 みなさんよくご存知のロッククライミングの訓練風景、 あれの進む方向が横になったものです。 自分を体重を四肢で支えることができないと、まったく進めないです。
プレス機?
靴の高さ程度に調節された狭いスペースを抜けていきます。他とくらべてやりやすかったかも。

ところでみなさん、放送をみてあの設備は子供サイズと思いましたか? 実はあれで大人サイズだそうです。 この訓練を通して自分の体力のなさを思い知りました。

お昼は、下りたところに食堂があるので、そこで天重セットをいただき体力回復?! デザートには、さまざまな種類のあるアイスをいただきました。 きっと2人も食べたんでしょうね。牛後からはいよいよ洞窟探険です。

洞窟の岩肌 洞窟は途中でいくつにも分かれていますが、 いちど奥がループ状になっているところまで行き、 それからかつて滝のあった場所へ行くルートになりました。 土管をくぐって進んでいくと、いきなりの高低差のあるところ。 しかしほどよく広さがあるので、 身長がある分2人ほどは苦労せずにクリアしました。 逆にここから先狭くなるにつれ、2人以上に苦労します^^;。 途中、鍾乳石やコキクガシラコウモリを目の前にして、洞窟を満喫していきます。 そうして、望と結花が次のように困った場所へ。

結花「ムリだと思う」
望「ちょっと俺たちの判断で、ムリだと思います」

手のひらサイズなコウモリ 2人はムリだと判断したところですが、 あそこはループ状になっていて、中は本当に狭いです。 這って進まないといけないうえ、水もたまっているので大変です。 ムリといった2人は正解かもしれません。 そこを回ったら、少し戻って別ルートへ。 鍾乳石の壁を眺めながら最後についたのは、高さ15メートルの高さある空間。 わずかに水がしたたり、まさに洞窟がつくられている瞬間です (放送で最初の説明にあったように、洞窟は水の流れに削られてできるのです)。 今回はここを最終地点として、今度は地上を目指します。

こうして地上に帰ってきましたが、服は泥まみれです。 おまけにすごい臭いもついてたり。 望と結花がムリと判断したあの場所、コウモリのふんか何かが大量にあるらしく、 とにかく臭いがすごかったです。 洗っても3日間くらい落ちませんでした。 しかしそんな泥まみれの姿も、結花の言うとおり。

望「ちょっと汚れてるけどね」
結花「へへへ、いっぱいがんばった証拠だ」

ちなみに放送にはありませんでしたが、 洞窟探険を修了すると、「一般初級ケイバー」の認定証がもらえます。 おそらく2人ももらったのでしょうね。

あとで見たら、ひざを軽くすりむいていたのですが、なんだか懐かしい感触です。 ひさびさに童心に帰れたような気がします。 いろいろとありがとうございました。