Surface Pro8スリムペン2でお絵描き

これまで下描きは製図用シャープペンを使ってアナログで描き、それをハンディスキャナでPCに取り込んで、板タブで主線入れ以降の作業をしていましたが、これらを全てSurface Pro8とスリムペン2を使って対応するようにしました。

最初は筆圧の掛け方やペンを走らせた時の感触が従来の環境と異なるので違和感を覚えましたが、何枚か描いていくと次第に慣れてきました。ペンを走らせる歳の引っ掛かりがなくてツルツルした描き心地も、最初は流れすぎて描きづらく感じていましたが、今では滑らかで描きやすいと感じるようになってきて、住めば都的な状況です。評判通り、スリムペン2の描き心地は板タブと比べて特に遜色ないです。ただ若干硬い感じはあったので、筆圧感度は調整しました。

下描き工程も直接PC上で行えるようになったのも、大きな変化です。板タブだとペン先と表示される場所が異なるので、何も目印がない状態では描きにくさがありましたが、Surface Pro8のタブレット使用なら液タブのように使えるのでその問題が解消されます。タイプカバーと合わせたSurface Pro8一式さえ持っていれば、いつでもお絵描きできる環境を構築できました。時々実家に帰るときがあるので、その際に恩恵を受けることが多そうです。

一方でまだ解消できていない問題として、首が疲れる点が挙げられます。板タブの場合は、モニタを正面に配置できるのですが、Surface Pro8にスリムペン2で直接描く場合は、首を下に向ける必要があり、主線入れ以降の工程で長時間その姿勢を続けると、ダメージがあります。スタンドを思いきり開いて、少し角度を付けた状態で机上に置く方法も試しましたが、筆圧で沈んでしまって描きづらいです。固定の台座を用意するしかないかな、と今のところは思っています。そこまで頻繁にお絵描きをするわけではないので必須ではないですが、徐々に積もったダメージがどこかで爆発するのも嫌ですしね。

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