弁護士、弁理士、公認会計士、税理士…など、いわゆるその道のプロフェッショナルを指す俗称です。職能団体が存在し、士を名乗るためには、そこに登録する必要があります。そして登録には実務要件が必要であったり、更新制度が設けられていたりします。ここが、検定試験や認定試験との大きな違いです。
その道の職業人になるといった、取得後の明確なビジョンがないまま受験するのは、危険な試験だと感じました。取得後のビジョンとそれに払う対価の比較をしないと、時間やお金をドブに捨てることになります。資格コレクターで、試験合格証書さえあれば良いと割り切れるなら、良いと思いますが、個人的には辛いです。
そういう点を踏まえて、うちが目指す先は技術士かな、と思っています。中小企業診断士の内容も興味深いのですが、これを活かしてどんなビジョンを思い描けるかと言われると、ちょっと方向が違いますね。検定試験のような性格だったら、チャレンジしたいですけど。
余談ですが、FP技能士などの技能士資格は、職能団体などへの登録なしに名乗ることができます。FP技能士は、Wikipediaの士業のページに載っていて、ちょっとややこしいですね。確かに協会があって士業的な活動もあるでしょうから、間違いではないのでしょうけど、ちょっと毛色が違う気もします。