2019年8月11日から12日にかけて、長野県の八ヶ岳界隈を旅行してきました。一番の目的は八ヶ岳主峰の赤岳登山です。ちょうど山の日に登頂することができました。後は、残りの時間を使って、かつて天才てれびくんのロケ地の舞台となった、原村のカナディアンファームを久しぶりに訪問してきました。
初日から2日目午後までの行程は、「赤岳登山」の記事に書いてあります。赤岳登山を終えたら、バスに乗って茅野方面へ移動します。そして「八ヶ岳小さな絵本美術館前」停留所で降ります。向かう先は、カナディアンファームです。こちらは天才てれびくんというテレビ番組の企画「天てれハウス」のロケ地であり、過去に2回訪問しました。前回の訪問は2006年なので、およそ13年ぶりになります。
さっそく天てれハウスを探します。案内地図の看板には記載があったので、もしや現存するのでは、と胸が高鳴ります。しかし探せど探せども見つかりません。さすがに取り壊されてしまったようです。屋外展示で15年以上も前なので、正直残っているとは思っていませんでしたが、やはり寂しいですね。ただ、後日検索してみたところ、2017年にはまだ健在だったようです。そこまで維持してくれたことに、頭が下がりますね。
そして敷地内を散策している途中に、大平和正展の「球体」を見学したりしました。
その後はレストランにて、昼食をいただきます。ランチの時間は過ぎてしまったのでメニューは限定されますが、食べたかったスモークサーモンが食べられて良かったです。サーモンも野菜も美味しいです。それとギネスビールで喉を潤します。そしてデザートに、メープルシロップのヨーグルトをいただきました。
もう少し森の中の雰囲気を味わっていたかったのですが、バスの出発時刻が迫ってきたので、ダッシュで移動します。わりと間一髪で乗車することができました。茅野駅に戻りましたが、特急の指定席券は満席状態で、3時間先じゃないと取れません。迷いましたが、3時間待つことにしました。
と言うわけで、駅の周辺を散策します。史跡を案内する看板に導かれて向かった先は蟹河原南。入口はわりと狭い小路、しかし先へ進んでみたい、そんな気持ちにさせてくれます。足を踏み入れて少し進んでいくと、良い雰囲気。ただ、どこまで続いているのか良く分からなかったので、途中で引き返しました。
続いて向かった先は、横内笠地蔵。笠を被ったお地蔵さまです。笠は被せているのではなく、像の一部となっており、このような像は珍しいとのことです。確かに笠を被せてもらっている像は見るけど、笠自体が像になっているのは、見たことないと思います。他にも幾つかお地蔵さまがありました。
だいぶ日が暮れてきました。しかし、電車の時間には、まだだいぶあります。本当はどこかで食事をしたかったのですが、狙っていた蕎麦屋は蕎麦が品切れとなってしまい、別のお店は貸し切り営業でした。茅野駅前、もう少し飲食店があるものかと思っていましたが、存外少なかったです。
と言うわけで、飲み物などを買いつつ、時間を潰します。3時間先の特急ですが、さらに遅延して、20時すぎに茅野駅を出発。食べそびれた夕食は、富士そばで済ませました。富士そばも美味しいですが、せっかく長野に行ったのだから、信州そばを食べたかったなあ。帰宅したのは23時30分でした。
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