おねがいマイメロディ~夢の国の大冒険

先日のクラブイベントの帰りにヨドバシへ寄ったさい、勢いで買ってしまったのが、この「おねがいマイメロディ~夢の国の大冒険」です。いわゆるキャラゲーですね。ここ最近は、有名作品しか買っていないので、こういうゲームは久しぶりです。

さっそくコミケへ行く電車のなかでプレイしてみました。…最初にいっておきます。はっきりいってクソゲーです。ネタもしくはコレクション目的で買う場合以外は、購入見送りが吉でしょう。

では、何がクソなのか、順を追ってみていきましょう。

  • ステージ導入の意味がわからない。何でマリーランドの住人は毎度逃げるのか。この飛びっぷりは、往年のFCソフトを思い出す
  • ゲームのやりかたの説明が一切なし。説明書にも詳しく書いてない。ふざけんな…って思ったけど、それはうちがヌルゲーマーになったせいか。でも実質ミニゲーム集なんだから、都度説明が欲しい気も
  • 難易度は、やや簡単程度。やり込む要素がないので、数回繰り返せばクリアできる。
  • クリア所要時間1時間弱
  • 2分程度で終わるステージが、13個。その内半分が、画像や敵パターンをすりかえただけの、コピーステージ。さらにそのステージ内も、同じ配置がループになっている。どんだけ手抜き
  • 操作が、ボタン操作とタッチペンの併用。アクションゲームなのにこれはきつい。右手でタッチペンを持ちつつ、Aボタンを押して、タッチペンで画面タッチ。絶対この操作系統は間違いだと思う。
  • 実は「きせかえ」が本命!?と思ったが、人間キャラの画質が良くない。マイメロの画のみ許容レベル
  • メッセージをスキップしても音声がスキップされないので、おかしなことになる
  • 「おまけ」として、「ミニゲーム」があるが、本編にあったゲームがそのまま入ってる。本当にふざけんな
  • 実は一人で作ってるんじゃないだろうか
  • 普通のゲームソフトが本編のおまけとして用意したミニゲームが、本編になっちゃった素敵なソフト
  • これで4500円なんて、ありえない。ケータイアプリと思えば、500円が妥当

いやあ、こうやって業界を生き残っているんですね。とにかく徹底して開発費を抑えることで、利益を搾り出す、うん、勉強になりました。

うちはネタとして買ったからいいものの、本気で買った子がいたら可哀相すぎ。サンリオはもうちょっとチェックをしたほうが、いいと思います。

ちなみに、ゲームオーバー時にマイメロが幽体離脱するなど、原作からの引用というキャラゲーポイントを微妙に抑えている点は、評価できます。まあ、もともとキャラゲーなので大して期待してなかったですが、あまりにもボリューム不足だったことが、何よりも残念でした。

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