E-M5markIIIを修理(シャッター動作不良)

2024年3月に新潟旅行へ出かけた際に、E-M5markIIIの調子が悪いことに気づきました。帰宅後の原因切り分けに向けた追加調査の結果も踏まえて、症状は以下の通りです。

  • シャッターを切ると電源が落ちる
  • 画像ファイルはSDカードに記録されていない
  • SDカードを外すと発生しない
  • 撮影モードを変えると発生率が変わる。AUTOだと発生しやすい
  • 情報量の多い撮影内容だと現象が発生しやすい

シャッターを切ってしばらくしてから落ちるので、最初は電源が落ちるものの画像ファイルは記録されていると思い込んでいました。実際には記録されておらず、この間に野鳥の接写写真を色々と撮っていたので、残念でした。こういう勘違いを生んでしまうので、厄介な現象ですね。

レンズ、バッテリー、SDカードをそれぞれ予備品とスワップして確認しましたが、いずれも問題の事象が発生するので、ボディ起因だと結論づけました。

OM SYSTEMに修理見積依頼を出します。WEBから修理カルテのPDFファイルをダウンロードして印刷し、記入を済ませます。シリアルナンバーは本体に記載されているので、それを参照すれば良いです。OM SYSTEM MEMBERS会員番号は、過去のメールを漁ってサイトにログインして確認しました。余計な数字が左右に付いているので、少し分かりづらいです。発送は梱包サービス付きの集荷を依頼しました。自前で梱包材を揃えるのも面倒ですし、この方が確実だと思います。

集荷の翌日に見積連絡が来ました。金額も3万円強とほぼ想定内ですので、修理開始依頼を掛けました。グリップ浮きはさほど不便がなかったのですが、この機会に修理することにします。このクラスのカメラになると、やはり買い替えより修理の方が妥当な選択肢かと思います。修理対象品目は以下の通りです。

  • シャッター作動不良
  • グリップ浮き・剥がれ

3日ほどで修理が完了して、修理品が郵送されてきました。修理代等は代引きでの支払いとなります。さっそく試し撮りをしたところ、修理前は100%現象が再現していた条件の撮影でも、特に問題なく撮影できました。修理納品書を見ますと、交換部品名はグリップとシャッター部品となっていました。症状だけ見ていると色々怪しそうな箇所はありましたが、トリガーがシャッター押下なので、やはりシャッター周りが不調だったのですね。

今回の故障の原因の可能性として思い当たるのは、現象が発生する前週に、雪山の厳寒下で使用し、長時間水滴たっぷりの状態にしてしまったことです。ただ、購入してから4年4か月ほど経っており、純粋に経年劣化の可能性もありますし、因果関係ははっきりしません。

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