KURE5-56でペンライトの接点を復活させた

電池を入れたまま数年間放置していたペンライトが、過放電により盛大に液漏れしていました。充電式電池の場合、他の使途のために都度取り出すのですが、通常の電池の場合はつい入れっ放しにしてしまいます。

各ペンライト共に現在では入手できないイベント限定販売のペンライトなので、復活を試みました。まずは白く固まった水酸化カリウムをウェットペーパーで取り除きます。劇物なので本来は防護措置を取った方が良いのですが、年数が経過しすぎて完全に固形化しているので、直作業しました。届かないところは爪楊枝を使って剥がします。

見た目だいぶきれいになりましたが、電池を入れても通電してくれません。水酸化カリウムによって接点が腐食してしまったのでしょう。そこで、KURE5-56を買ってきました。用途が接点復活剤なので、ペンタイプにしました。マジックペンのような形をしており、使用時もマジックで塗るように使います。

ペン先はそこまで細くないので、マイナス端子側の接点のバネの奥の方は、塗るのに少し苦労します。何度か塗り直した結果、点灯しました。やったあ。諦めて処分しなくて良かったです。ただ、何度か電池を着脱すると点灯しなくなり、再び接点復活剤を塗布して復活しました。

ついでにテレビのリモコンも修理したかったですが、こちらは分解できるドライバーがなくて断念。

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