2022年02月19日18時開演のプレミアム公演に参加してきました。会場はJ:COMホール八王子です。電車だけで1時間半掛かり、なかなか遠いです。なおプリキュアの感謝祭イベントに参加するのは今回が初めてになります。舞台挨拶やキャラクターショーはあるものの、プリキュアのこうしたステージは初めてかもしれません。2011年にオールスターDX3のイベント@大宮に参加予定でしたが、東日本大震災の影響で中止となりましたので。
会場には結構ぎりぎりに入りました。まん延防止の影響で終演後に夕食を取れないので、先に食べたりしていたためです。会場入り後も物販はかなりの行列でしたので、そのままホール内へ進みました。J:COMホールは動線の都合上、開場前に物販を行なえないのがネックですね。プリパラの時も感じました。
特典付きのプレミアム公演チケットを購入しましたので、キャラクターショー台本とクリアファイルをお土産に貰いました。
キャラクターショー&ライブ
開演すると司会のお姉さんが登場する、キャラクターショースタイル。サブタイトルは「みんなでクラプ!ムテキのやる気パワー!!」。前半から中盤まで、キャラクターショーと歌で編成したミュージカルのような形で進みます。ストーリーはトロピカ卒業フェスティバルの準備中で、第42話の前半ベースの内容になっています。ヤラネーダはマイクヤラネーダ。マイクの細かい設定など、プレミアム公演仕様になっています。でも随所で狙いにいかない、程よい塩梅です。
劇中には歌のお姉さんとして、Machicoさんと吉武ちはやさんも登場します。というわけで、自然な流れでOP/EDにも入れます。また声優キャストによるキャラクターソング、そしてシャンティア~しあわせのくに~も披露されました。
通常キャラクターショーでは変身後の姿で出てきますが(最近は行けてないので一昔まえの記憶)、日常パートも長いため、変身前の姿のパートもあります。この変身前の姿から変身後の姿へ変わる仕掛けが面白かったです。最初の変身は、半透過のスクリーンが前に現れて、そこに変身バンクの映像が投影され、やがてスクリーンの透過がなくなり、変身バンクのシーンが終わると、変身後のキャラクターがスクリーンの後ろから登場します。2回目の変身は、舞台袖左右からセットが勢いよく運び込まれて、一瞬で変身後のキャラクターが登場しました。左右それぞれで登場と撤収を担っているんでしょうけど、鮮やかな早業でした。プリキュアステージではお馴染みなのかもしれませんが、初見でしたのですごいと思いました。
あと面白かったところを一部ピックアップ。劇での出番を期待したくるるんが、みのりん先輩から「くるるんの出番はないの」と告げられ、残念そうに「くるるん……」というのが可愛かったです。そしてくるるんのグッズを物販で売ろうと算段をつけるみのりん先輩。
声優トークコーナー
キャラクターショーの後は、声優キャストによるトークコーナー。ここでちょっとしたハプニング。花守さんのマイクが故障してしまいました。直前の劇でマイクヤラネーダの話があっただけに、マイクのやる気パワーが奪われるという、神懸った展開となりました。
トークコーナーの主な内容は、お手紙コーナーになります。登壇しているキャスト同士と、登壇していない他のキャストからの2通が、各キャスト宛に送られます。トップバッターでファイルーズさん宛に手紙を送った花守さん、この後に読まれた高垣さんの手紙を聞いて、部屋のことを書いたことを悔いてたのが面白かったです。聞く側としてはエピソードトークが広がるので嬉しかったり。そしてこの後、チョンギーレさん、ヌメリーさんとしての手紙が続いてことで、瀬戸さんが福原さんからの手紙と聞いて「この流れだと、まさか百合子から手紙が来るのか?!」と反応していました。実際には福原さんとしてのお手紙でした。そして日高さんへのお手紙は、くるるん役の田中さんから届きました。中身は「ただみんなのそばにいるという大事な使命があるので、他の作品では妖精がやってくれそうなことを頑張ってくれてありがとう」というくるるんみ溢れる最高の内容でした。
そしてくるるんの鳴きまね一番上手いのは誰?のコーナー。その名の通り、「くるるん!」な鳴きまねをキャスト3名で行ない、本物を含めた4択で観客から正解を拍手してもらうというコーナーです。さすがに声優さんなので真似でも上手で判断に迷う部分はありましたが、それでも本物を聞けば大体わかりました。
生アフレコと朗読劇
最終回の生アフレコになります。お別れのシーンは涙腺が緩みますね。放送ではなかった、行間を埋めるようなシーンもありました。記憶が消えた後の5人が、それぞれの日常の中で、何か引っ掛かりを感じながら過ごしていくシーン、本放送では尺の都合で入れられなかったのかな、と思えるほどに自然な流れ。その後まなつさんとローラさんが再会して記憶が戻るシーンへ繋がります。
さらに最終回の向こう側となる、卒業から半年後の物語が、朗読劇で演じられます。ローラさんがいなくなった後に皆で埋めたタイムカプセルを、掘り起こすことになります。ランゲルハンス島の謎は解決編カットがされました。タイムカプセルの中に生ものを入れたり、トロプリらしいドタバタ展開。最後はまなつさんが未来の皆に宛てた手紙で締められました。。
「ねえ、未来のみんな!今一番大事なことは?」
ラスト
続いてデパプリの登場です。キュアプレシャス、キュアスパイシー、キュアヤムヤム、そしてMachicoさん、吉武さんが登場して、OPとED歌唱が披露されました。それからトロプリに戻り、「あこがれ Go My Way!!」そして「なかよしのうた」と続きます。このタイミングでの「なかよしのうた」は、まなつさんたちとローラさんの別れではなく、我々とトロプリの皆との一時の別れが投影されているように思えて、ぐっと来ました。最後はやはりこの曲「Viva!Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア」です。
終演後
終演後は握手会がありましたが、券のために物販に並ぶ必要があり、且つ握手会の順番を待つ必要があるので、帰り道の時間を考えて参加せずとしました。八王子は遠いです。
この日は土曜日でしたので、翌朝にトロプリの放送がない事実に、少し寂しさを覚えました。