2026年10月12日、川崎市幸区にある加瀬山に登ってきました。標高34メートルの低山で登山というよりお散歩ですが、かながわ百名山の一座として登っているので登山として扱います。

実家から自宅への移動中に寄ったので、横須賀線で新川崎駅に下車します。そこから歩いて加瀬山に向かいました。平地でこんもりと盛り上がっている様子は、駅前からも印象的に映ります。

駅の出口が高架にあるので、地上に向けた下りから始まります。そこから夢見ヶ崎公園の案内に従って進みます。山の周辺に着くと左右のどちらに行けばいいのか判断がつかず、適当に左を選んで進みました。

少し進むと山へ入る道が見えてきました。石の階段を1分くらい登っていくと、山頂エリアの南側に出ます。大きな慰霊塔の裏手に出るので、回り込んでいくと公園広場に出合います。それほど広くはありませんが、家族連れで賑わっています。

加瀬山の山頂標や三角点は、慰霊塔近くの小さな丘の上にあります。山頂標は丘の上の木の幹に小さな札が付けられています。三角点は茂みの中にあります。よく見る石の棒が立っているタイプではなく、石の中央が凹んでいて、その中に名称等が刻まれた金属製の三角点があります。

そして加瀬山は加瀬台古墳群として、多くの古墳が出土している史跡でもあります。最も大きくて有名なものが白山古墳です。白山古墳の一帯は広場となっており墳丘などの痕跡は一切ありませんが、石碑が立てられていて、その大きさを知ることができます。先述の山頂標がある丘も古墳跡になります。

ちなみに最高地点は三角点や山頂標とは別の場所にあります。最高地点探しも兼ねて山頂エリアを散策しました。山頂には了源寺、熊野神社などの寺社仏閣と夢見ヶ崎公園があります。夢見ヶ崎公園は入場無料のミニ動物園です。ミニ動物園といいつつ、結構な種類の動物がおり、ペンギンまでも見られます。

北側には天照皇大神神社が鎮座し、立派な拝殿があります。参道が山麓から伸びており、北側から入るとここが入口になるみたいですね。近くにある富士見坂から西を望むと富士山が見えるらしいですが、この日は霞んでいて見えませんでした。

なお最高地点は、山頂エリア中央付近の富士浅間神社がある高台です。朱色の鳥居はありますが小さな参道なので、最初に通った時は見過ごしていました。最高地点であることを示すものは特にありません。

ひとしきり見て回ったので往路と同じ道で下山します。慰霊塔横の坂が唯一山道らしい山道かもしれません。

帰りは南武線を使うので、鹿島田駅方面まで向かい、駅前の味楽で海老と玉子炒めをいただきました。程よい塩加減で美味しかったです。
今回の山行データは以下の通りです。
| 日程 | 2026/10/12 |
| 距離 | 3.78km |
| 歩行時間 | 1:09:53 |
| 経過時間 | 1:09:53 |
| 高度上昇 | 64m |
| 平均心拍数 | 97bpm |
新川崎駅から歩いて加瀬山に登り、山頂エリア一帯を散策するルートです。冒頭にも書いた通り、標高も低くてお散歩レベルですが、平地にポツンと浮かび上がる様子は確かな存在感を放っています。古墳が見つかっていることからも、太古の時代から人々を惹き付ける山だったのでしょうね。太田道灌がこの地に江戸城を築城しようと思案したというエピソードも、そうした山の魅力を感じさせます。山頂からの眺めも、標高のわりに気持ちよかったです。
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