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ミナミヌマエビの保護色~そして没

2020年06月21日にお迎えしたミナミヌマエビ。1匹は数日後に落ちてしまい、残る1匹に対してかなり気を遣っていましたが、数週間経過しても健在で特に不調な様子はありませんでした。

胴体部分が白っぽくなったミナミヌマエビ

そんなある日、ミナミヌマエビの体色が白っぽく変わっていることに気づきました。前日まで半透明の姿だったのに。体調不良による白濁かと思って焦りましたが、これはどうやら保護色のようです。底砂がクリスタルオレンジなので、それに合わせて変化した模様。変色したのは体幹の部分のみで、頭の方は従来通りでした。この保護色により、水底にいる時は見つけにくくなりましたが、ウィローモスの上にいる際は、逆に見つけやすくなりました。

そんな感じでだいぶ水槽に慣れたかな~、と安心していた矢先、7月19日、ミナミヌマエビが星になっているのを発見しました。はっきりとした原因はわかりませんが、思い当たるのは、在宅勤務が終了したことで、換水の頻度が落ちたことでしょうか。在宅勤務中は2~3日に1回は小換水していましたが、同終了後は週1回でした。ミナミヌマエビは動かない時もあり、体も小さいので、日々の生存確認がきちんと出来ておらず、星になった正確なタイミングはわかりません。

これでタンクメイトは、再びヒメダカとヒメタニシになりました。今後旅行等で5日間程度家を空けることもあるでしょうし、それを考えるとやはり飼育は難しそうなので、再投入はしません。


換水で硝酸塩を減らす

ミナミヌマエビがタンクメイトに加わってから、水質には一層気を付けるようになりました。生体数が増えたためか、硝酸塩が以前より溜まりやすくなっているみたいなので、換水の頻度を高めています。エビがいる都合、一度の換水量はあまり増やしたくないので、その分を頻度でカバーする格好ですね。

しかし、換水前に水質測定をしても毎回同じような値になるので、換水によってどの程度改善しているのかを計れません。そこで換水前後で水質測定をしてみました。確かに硝酸塩が多少減少していますね。10分の1程度の換水なので、まあ妥当かと思います。pHは全然変わりませんね。何故でしょう……まあ生体は元気そうなので深追いはしません。

Cl2pHKHGHNO2NO3
換水前06.407075
換水後0.86.407040
水面を向いて蓋をしているヒメタニシ

ヒメタニシは水質によって行動が変わるので、水質のモニタリングに良いかな、と思っていたのですが、どうも現在水槽にいる個体は気まぐれのようで、あまり当てになりません。蓋を上に向けているのを見た時は焦りましたが、結局何でもなかったり。実は何かしら問題があったのかもしれませんが、近傍の水質測定結果からは、目立った問題点は見受けられず。

硝酸塩を窒素まで還元するエコシステムを構築できたら良いのですけど、超小型水槽環境ではとても無理ですね。超小型水槽は換水が楽なことがメリットなので、素直に換水で対処します。


再度ミナミヌマエビを導入

以前にエビの飼育はやめておこうと言いつつ、結局改めて導入してしまいました。理由はウィローモスについた藻をどうにかしたかったからです。ヒメタニシでは水草に付着した藻の除去は期待できないため、ミナミヌマエビに頑張ってもらおうと思います。

ウィローモスをツマツマするミナミヌマエビ

水槽の容積の観点では1匹で十分なのですが、リスクを考慮して2匹導入しました。前回の反省を活かして、今回は慎重に水合わせを行ないます。50mlくらい水槽の飼育水をボトルに入れて30分から1時間放置し、その後同量の水を捨てて再度50mlの水槽の飼育水を入れることを繰り返しました。点滴法まではやっていません。何やかんやで1日経過し、ボトルを見ると1つだけ脱皮の痕がありました。少し変化が強すぎた部分があったのか、たまたまなのか。ミナミヌマエビたちの様子を見る限り、問題はなさそうです。

赤くなったミナミヌマエビの亡骸

日曜に購入し、水合わせを終えて月曜に水槽へ移しました。火曜は2匹とも問題なく元気そうでした。ところが水曜の朝、水槽を見ると、ミナミヌマエビが1匹赤くなって水底に横たわっていました。水槽から亡骸を取り出すと、エビの匂いが……。赤いのは茹で上がったわけではなく、死後に発生したアンモニアによる影響です。

緊急事態なので、急いで水質を測定します。結果は特に異常なし。6in1ではアンモニアが測定できないので、生体が増えたことにより、アンモニアが過剰に増えているのでは、と思いましたが、亜硝酸塩濃度はそれほど高くありません。一方で硝酸塩はそれなりに増えていくので、バクテリアによるアンモニアの分解が追いついていないとは考えにくいです。結局死因はよく分かりませんでしたが、水合わせに失敗したのでしょうね。

それから忙しなく水槽内を駆け回るミナミヌマエビに気を揉みつつ、金曜になりましたが、残った1匹は今のところ特に問題なさそうです。ウィローモスの上でツマツマしている姿も見られます。時折忙しなく水槽内を泳ぎ回りますが、時間が経つと落ち着いているので、水質悪化による行動ではないと考えています。

まだ安心はできませんが、そろそろ安定軌道に入ってくれたらなあ、と思っています。当座の不安は、夏の水温上昇と飛び出し死ですね。飛び出しはまだ対策できていないので、ホームセンターなりで適当な部材を探して、網蓋を作りたいと思います。


気まぐれなヒメタニシ

何だかんだで現在の水槽の最古参となったヒメタニシ。その行動様式が色々と謎です。投入直後は水槽の中を忙しなく駆け回っていたのですが、数日後に落ち着き、砂の中に半分潜った状態になりました。それからさっぱり動きません。砂の跡が少し動いている気がするので、多少は動いているのかもしれませんが。

ヒメタニシ
水槽の壁面を這うヒメタニシ

さすがに生きているのか不安になってきたので、ヒメタニシを起こしてひっくり返してみました。ヒメタニシは自力で元に戻れるので、ひっくり返しても大丈夫です。すると、これまでの大人しさがウソのように、水槽内を這い回り始めました。

しかし、数日後、また同じように砂に潜ってしまいました。またしばらくすれば同じように動き始めるだろう、と思っていたのですが、1週間近く経っても変化がありません。また不安になり、ひっくり返してみると、思い出したかのように水槽内を這い回り始めました。

水温から冬眠状態はさすがにないと思います。でも傍から見ると、まるで眠っていたのを起こされたかのような、そんな振舞いですね。苔取りの任務を担ってくれることを期待していましたが、この調子なのでなかなか壁の苔は減りません。水底に餌の残りとかが、結構溜まっているのかな。


ヒメダカをお迎え

黒メダカが落ちた後は、ヒメダカをお迎えしました。エアレーションなど多少環境を整えたので、難しいかな、と思いつつも2匹投入です。

2日目くらいから、懸念していた虐めが始まりました。最初はそこまで執拗ではなかったのですが、だんだんエスカレートしている模様。4日目あたりで攻撃を受けていた側が明らかに元気がなくなりました。水面付近でじっとしています。この状態になって以降は、虐めていたメダカによる攻撃は収まりました。けれどその晩に、そのまま帰らぬメダカとなりました。

喧嘩問題は悩ましいですね。個体数を増やして解決を目指す方法もあるようですが、水槽が小さいので無理です。複数の魚を入れるのは、やはり厳しいです。同居しているヒメタニシとは、互いに関心を示さないので、特に問題はないのですが。しかしヒメタニシは生きているのか判別しづらいのが困りますね。水底で数日間じっとしていたと思ったら、次の日急に動き出しますし。水槽が小さいので、落ちて腐敗した際の水質の急変が怖いです。水面を出てまでよじ登っていたのは、驚きました。