2022年11月09日一覧

男体山登山

2022年10月16日、日光の男体山に登山してきました。前日に日光白根山へ登山したため、そのまま日光に前泊しています。9時手前に宿出発予定でしたが、1本早いバスに乗れたので、1時間ほど前倒しとなりました。

間違えて中禅寺湖温泉止まりのバスに乗ってしまったので、そこから中禅寺湖畔を散策しながら、登山口のある二荒山神社中宮祠へ向かいます。登拝受付で1,000円を支払い、入山証としてお守りを授与されます。さっそく二荒山上奥宮登拝口に行き、ここから登山開始です。

最初は石段が続く参道で、しばらく歩くと門が見えてきます。ここを抜けると山道が始まります。地面には笹が生い茂り、木々が点在している樹林帯の中の細い道を登っていきます。一合目から三合目までこのような道が続きます。勾配はそこまできつくないですが、上りが続きます。

三合目を越えると、一旦舗装道路に出ます。九十九折の緩やかな上り道となります。男体山は終始上り基調な山ですが、ここの区間だけ勾配が緩まりますので、ほっと一息。登り始めは晴れていましたが、このあたりでガスが目立ち始めて、薄暗くなっています。中禅寺湖もうっすらとしか見えません。

やがて鳥居が見えてきますので、そこをくぐって再び山道に戻ります。1合目から3合目と比べて、少し険しくなります。岩や小さな木製階段が出てきて、また土の粘性が高くなり且つ湿っているので、足を滑らせないように注意が必要です。しかしながら、この一帯は紅葉が見事で、特に赤い椛が素晴らしく、登りの苦労を忘れさせてくれます。ガス気味で薄暗いのは残念ですが、それでも十分に見ごたえがあります。

6合目手前あたりから、岩が多くなってきます。紅葉も一旦お休み。さらにガスも濃くなってきました。

しかし7合目を越えるとガスが一気に晴れて、日が差してきました。高層で曇天になったのではなく、山に掛かった雲の中を歩いていたようです。青空と紅葉を楽しみながら、登っていきます。中腹に比べて落葉は進んでいますが、まだ色づきを楽しめるかと思います。

8合目の瀧尾神社を越えて少し登っていくと、若干勾配が緩くなります。しかし程なくして再び勾配がきつくなります。本当この山は息つく暇を与えてくれません。周りは木々が生えていますが、丈はわりと低くなり、空を近く感じられます。木々の隙間からは、先ほど抜けてきたガスが一面の雲海として広がっており、テンションが高まります。

9合目の石碑を横目に登り続けて、ついに周囲の展望が開けました。木々は点在していますが、一気に乾いた感じの光景です。ここからは滑りやすい火山性の砂利となりますので、一歩一歩踏みしめながら登ります。

そしてついに山頂に着きました。標高2,486メートル。だいたい3時間弱を要しました。さっそく二荒山神社奥宮に参拝し、二荒山大神の像を眺めて、岩山に突き刺さった二荒山大神御神剣を見上げます。

その後は絶景を見ながら昼食タイム。そして雲海や峰々などの写真をたくさん撮影しました。ここまできれいに広がる雲海は久しぶりでしたので、何枚でもシャッターを切ってしまいます。空も青空が広がり、とにかく気持ちがいいです。ただ雲海があると中禅寺湖は望めないなあ、と思っていたら、ちょうど中禅寺湖のところだけ雲が晴れていて、ラッキーでした。太陽のおかげで山頂でも暑いくらいで、非行動時でもアウターは不要な陽気です。というわけで、山頂では1時間超のんびり過ごしました。

帰りはピストン下山です。ひたすら登りでしたので、帰りはその分楽です。膝へのダメージと転倒には注意しつつ、道に合わせて緩急を付けながら、テンポよく下っていきます。3合目から1合目の区間を歩いている時には、林の奥から西日が差しており、薄暗さを感じます。10月中旬ですので、随分と日も短くなってきましたね。

16時手前に下山完了し、二荒山神社中宮祠に安全下山感謝のための参拝をしました。山麓は曇天なので、山頂よりむしろ寒さを感じるほどです。その後は16時20分くらいに二荒山神社中宮祠前のバス停からバスに乗車し、東武日光駅へ戻りました。

今回の山行データは以下の通りです。

距離10.27km
山行時間5:24:24
経過時間6:15:55
高度上昇1,146m

前述の通り、ほぼ登り一辺倒なコースになります。日光という観光地で登山口も比較的アクセスが良く、技術的難易度も高くないのですが、とにかく登りが延々と続くので、想像より体力を要します。満身創痍で登っているような方も数名見かけました。上りは舗装道路以降ほぼ同じペースで進んでいますが、下りは何度かペースが変わっていますね。あまり意識はないのですが、火山性砂利、岩場、粘土といった感じで、道の特性が切り替わっていくので、何となくペースをコントロールしていたのかもしれません。

記事に載せきれなかった写真は、こちらをご覧ください。