丹沢大山雪山登山

2026年02月08日、丹沢大山を雪山登山してきました。この週末は関東南部に大雪予報が出ており、丹沢エリアは結構降りそうなので、急遽山行を計画しました。塔ノ岳方面に行けばより雪深い山を楽しめそうですが、せっかくの大雪なら普段そこまで積もることのない丹沢南部を登ろうと考えました。そして選んだ山が、アクセスも便利な丹沢大山です。

当初はヤビツ峠から入山しようと考えていたのですが、大雪によってバスが運休となったので、定番の大山ケーブルカーがあるこま参道から登ります。こちらは観光スポットということもあって、冬期でも1時間に3本バスが出ていてありがたいです。普段は終点まで直通ですが、雪のため急坂の手前でバス乗り換えが発生しました。

大山ケーブルカー停留所で降りた後は、こま参道を通ってケーブルカー駅まで進みます。雪が積もって地面の独楽の絵柄はすっかり隠されています。ケーブルカー駅に着いたら、積雪のため始発から運休の案内が出ていました。

というわけで自分の足で登らなくてはなりません。前回は女坂経由で下山したので今回は男坂経由で登ろうと思っていたのですが、最初の方で道を間違えたようで結局女坂を登っていました。道中にある女坂七不思議の案内とお地蔵さまを見ながら雪道を登っていきます。つぼ足で進みますが、階段で斜度がある部分は転倒が少し怖いですね。

少しずつ雪の量も増えてきたことから、大山寺の少し手前にある建屋の近くでチェンスパを装備しました。途端に足元が安定します。

それから大山寺本堂や無明橋を見ながら、粛々と登っていきます。それほど人数は多くないですが、一定数の登山者はいます。

やがて阿夫利神社下社のあるエリアに着きました。普段なら賑わっているのでしょうが、ケーブルカーが動いていないので、登山者しかいません。雪がわりと強く舞っていて、晴れる気配がありません。拝殿に参拝したら、大山獅子などを見て回ります。

一通り観光を終えたら、ここから頂上登山口に進みます。雪が強くて且つこの先は山道度合いが増すこともあってか、ここで引き返す人たちの姿も見受けられました。下社まではチェンスパなしで登っている人もいましたが、この先はあった方が安心です。まあ、結果としてなくてもいけたとは思いますけど。

まず急な階段を登ります。45度くらいあって一段の奥行きも狭いので、ここが一番怖いかもしれません。そんな階段を登りきったら、樹林帯の山道を粛々と登ります。道中、夫婦杉や天狗の鼻突き岩などの景勝地を楽しみます。

上部に進むにつれて、雪も深くなってきているように感じます。道中には、白と黒で彩られた水墨画の世界が広がっています。やがて富士見台に着きましたが、ガスで真っ白で富士山どころか何も見えません。

富士見台からさらに進み、ヤビツ峠からの合流点を過ぎたら、いよいよ山頂に向けてもう一踏ん張りです。雪がさらに深くなって、モフモフ具合が増していきます。新雪でサラサラなので、風に吹かれて形成された雪庇が美しい造形を見せてくれます。また、寒さのせいでミラーレス一眼のバッテリーが切れてしまったので、スマホカメラに切り替えます。タッチパネル操作のためグローブを外さなければならないのがつらいです。一応タッチパネル操作できるグローブなのですが、精度が良くないので外さないと厳しいです。

やがて鳥居が見えたら山頂エリアに到着です。階段を2箇所ほど登っていくと山頂に着きました。さっそく山頂標を記念撮影します。それから奥の院の軒下を借りて、ザックを置いて休憩します。併せて、ミラーレス一眼のバッテリーを予備バッテリーと交換します。

さすがに山頂は結構冷えます。山専用ボトルで持ってきたお湯を使ってフリーズドライの味噌汁を味わいました。

とにかく冷えるのである程度堪能したら、下山します。まずは見晴台方面へ下ります。こちらのルートも基本樹林帯ですが、時折展望が開ける場所があり、雪に覆われた山肌を望めます。まだ雪が降っていたので、良い感じに白く染まる景色を撮れました。

こちらのルートは傾斜が緩い代わりに距離が長いです。通っている人も少ないのか、往路よりトレースが薄いようです。前述の通り雪が軽いので風が抜ける場所はだいぶ積雪が薄くなっており、一方で吹き溜まりとなる場所は厚くなっています。

しばらく歩いて見晴台に着きました。振り返ると頭が雪雲に包まれた大山の山体を望めます。ベンチやテーブルがありますが、当然のごとく雪に埋もれています。しかしながら一箇所東屋がありますので、そこで腰掛けて靴紐を直したりしました。

日向薬師方面に向けて山行を続けます。ケーブルカー方面へ戻る人が多いようで、この先は2~3人しか歩いていないようなトレースになります。雪が十分に踏み固められておらず、結構埋もれます。さすがに要らないと思って持ってきませんでしたが、ワカンがあった方が嬉しかったかもしれません。

しばらく歩いていくと正面に勝五郎地蔵が見えてきました。遠目には人影に見えたので少し驚きました。その後は一旦車道を挟んで再び山道に入ります。

この先のルートは先行者が1人しかいないようで、かなり雪がモフモフです。そのため自分の一踏みで圧雪され、その雪の塊がチェンスパの刃に付いてしまいます。雪の下駄を履いているような状態になり、足は重いし滑りやすくなるしで大変でした。自分が歩いた後は地面が露出するほど、がっつりと雪を拾い上げてしまいます。そんな状況なので途中の一本橋はちょっと怖かったです。

この山道を抜けると後は車道歩きです。道中では雪を被った蝋梅を見られたので観賞します。道沿いには浄発願寺や日向薬師などの史跡がありますが、思ったより山行に時間を掛けてしまったので、真っ直ぐバス停に向かいます。この雪での山行装備なので道中何度か話しかけられました。

日向薬師バス停に着いたら、自販機でカフェオレホットを購入して、バスを待ちます。その間に除雪車が来て、ロータリーの除雪をしていました。バスの出発時刻が57分かと思っていたら27分だったので結構待ちました。とは言え、日向薬師まで往復するには厳しい時間なんですよね。

バスで伊勢原駅まで戻ったら小田急小田原線で海老名駅まで移動します。そしてららぽーとのフードコートにある晴っぴにて、贅沢味噌ラーメンをいただきました。とにかく雪で冷えたので温かいラーメンが身体に染み入りました。

今回の山行データは以下の通りです。

日程2026/02/08
距離11.35km
歩行時間5:37:42
経過時間5:56:39
高度上昇1,021m
高度下降1,128m
平均心拍数94bpm

こま参道から大山阿夫利神社を経由して山頂まで登り、見晴台を経由して日向薬師方面へ下山するコースです。予想通り日向薬師方面は人が少なかったです。最悪ラッセルも覚悟していましたが、数名先行者がいたようで助かりました。午後には止むかと思っていましたが、行動中は雪が降り続ける状態で、貴重な丹沢大山での雪山経験となりました。

記事に載せきれなかった写真はこちらをご覧ください。

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