JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」

2023年06月16日に品川プリンスホテルClubExで開催された、JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」の夜公演を見てきました。実に久しぶりのミルモイベントです。一般販売開始のだいぶ後に購入したので、座席は1階の最後列(6列目)でした。事前のイメージカットなどを見た印象としては、やはり≒JOYが主体に見えるのでどこまでミルモ作品に寄せてくれるかなあ、という気持ちもあり、期待値を上げすぎないようにしました。

しかしながらいざ蓋を開けてみたら、期待以上にミルモな内容でした。舞台設定としては、ミルモが楓と出会う前の妖精の里での出来事となります。なので登場するのはほぼ全員妖精です。「ミルモでポン!」自体を久しぶりに見たのですが、台詞の内容やキャストの喋り方もそれぞれ役の妖精のイメージにあっていて、当時の情景が思い浮かんでくるようでした。口調とか間とかテンポとか、違和感を覚えなかったので、みっちり練習をされたのだなあ、と感じました。

ストーリーの前半から中盤にかけては、ミルモがリルムにボコボコにされたりといった、お約束なギャグ満載の楽しい展開となります。途中でライブステージも入ります。終盤はまさかのダアク様が登場してシリアス展開へ。リルムのミルモに対する恋心が失われてしまいます。度を越えてしまった時のヤシチの自責の念とか、ライバルだけど敵ではないという関係性が垣間見えて良いです。最後に渾身の魔法で、死んだのら、というオチも付けてくれました。ミルモとリルムの、当たり前だったものが失われるという展開は、王道ながらも涙腺が緩みました。

なお、中盤では、テーマしりとり対決というゲームコーナーがありました。ここはアドリブ主体のようで、各公演ごとに内容が違っているようです。アドリブだからこそ生まれる面白いシーンもあって良かったです。せっかくなのでイラストにしてみました。

舞台のストーリーが終わった後は、≒JOYのミニライブコーナーとなります。舞台での衣装は着ていないので、舞台本編とは切り離されています。初めて聴く曲ですが、基本的にアップテンポなので、楽しむことができました。

客層は≒JOYのファンが主だと思います。ミルモでポン!経由での人たちがどれくらいの割合だったのか、気になりますね。

物販はパンフレット1部を購入しました。中身はキャストの写真とミルモでポン電子書籍の宣伝、背面に横長のポスターという構成です。

入口にはフラスタが並べられており、全部で6基ありました。向かって一番左に、篠塚ひろむ先生およびちゃお編集部からのフラスタがあります。

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