劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES

2019年2月9日、公開翌日のナイトショーで鑑賞してきました。20年ぶりのシティーハンター新作ということで、期待しながら公開日を待っていました。見終えた感想としては、期待値のハードルを相当上げられているのに、それを飛び越えてくる仕上がり具合で、とにかくすごかったです。

内容自体は王道で、当時の感覚のまま楽しむことが出来ます。とは言え、スマホが登場したり、時代背景は現代に合わせているので、冴羽獠たちが2019年の世界に帰ってきた気持ちになり、うれしかったです。

主に前半部分で色々繰り出されたギャグも、純粋に楽しいです。エローンのくだりとか、後は新宿の種馬とか、思わず吹き出しそうになりました。

そしてこれでもかと言うくらい絶妙なタイミングで流れだす歴代OP/EDによる挿入歌。とにかくカッコよくて、ぐっときますね。出し惜しみしない感じが良いです。

メインストーリーは、獠と亜衣の関係が少しずつ変わっていくのが面白かったです。獠と香の関係がギクシャクするのも、往年の展開通りで良かったです。

海坊主は、海小坊主の絡みもあって、全体的にギャグ要素の方が強かったですが、終盤の肉弾戦はさすがのカッコ良さでした。

そして事前予告があった通り、CAT’S EYEの3名もゲスト出演。大きく本編には関わりませんが、それなりの出演シーンがありました。

ラストは安定の、静止画からの引きで、『Get Wild』へ。これだけでも嬉しいのに、さらに歌詞テロップつき。後ろで流れるテレビ放送時のエピソード回は、獠と香の関係に着目した3エピソード。後日改めてグッバイ槇村回を視聴しました。

最初にも書いた通り、かなり期待値を上げて映画館に行ったのですが、それでも満足のいく出来でした。オリジナルスタッフ集結による安心感、素晴らしいです。これからも数年に一度、ルパン三世みたいに新作を見られる機会があると嬉しいなあ、と思いました。

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