2022年04月21日、チネチッタにて、「劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁」を鑑賞してきました。毎年恒例のコナン映画鑑賞です。LIVE ZOUND上映での鑑賞となりました。
本作は警察学校組というテーマはあるものの、舞台となる場所は渋谷の街であまり特殊な要素はないため、純粋にストーリーを楽しみやすかったです。推理要素はもちろんあるのですが、例によってコナンの推理は難しすぎるので、そのまま見進める感じです。所謂犯人はこの中にいる、というシチュエーションではないので、推理の対象にさえ気づかなかったです。
前述の通り舞台となる街は渋谷のみなので、5年前の事件を中心として時間軸で広がりを持たせています。過去の事件パートでは、警察学校組のチームワークのカッコよさが伝わってきます。
そして安室さんがプラーニャとの勝負で拮抗しつつも、サシの勝負では過去も現在もラスト一歩で競り負けることが印象的でした。いずれも仲間のアシストにより、勝利しています。超人で一人でやりきるイメージのある安室さんですが、敢えてのこういう描き方なんでしょうね。
そして何より、かなり久しぶりに山場で流れた「キミがいれば」にテンションが上がってしまいました。「探偵たちの鎮魂歌」以来16年ぶりのようです。初期の劇場版のクライマックスで多く流れたこともあり、とかく懐かしかったです。
また毛利探偵は序盤の序盤で最高にカッコいい見せ場がありましたが、そのまま退場しちゃいましたね。おっちゃんがいると、話を描きにくい部分があったのかなあ。
ちなみにエンドロール後の落ちパートは、思わず最初は笑ってしまったのですが、冗談とはいえメインキャラの葬式シーンを見せられるのは、少々微妙な気分でした。冒頭の結婚式とは受ける印象が違います。
映画館のロビーには、色々とパネルがあったので、撮影しました。カラフルに輝くチネチッタのタワー部分が背景に映ってきれいです。