2023年01月21日に開催された、アイカツ!10th STORY~未来へのSTARWAY~の舞台挨拶に参加してきました。年末年始にかけて実施されたプレオーダーはすっかり見逃していて、一般販売で3枚とも確保しました。新宿は一度売り切れになりましたが、放流待ちでゲットできました。
以下に各回のレポートを書きます。新宿バルト9はメモを取っていなかったので、情報量がやや淡泊になっています。新宿回は一部の模様がYouTubeに載っていますので、そちらを見ると良いかも。
新宿バルト9
8時30分回の上映後舞台挨拶となります。少し早起きを頑張りました。席は放流チケットということもあり、最後列のP列の右側です。この回は動画撮影やプレス向けのスチール撮影などが入る回で、上映後にライティングやホワイト確認などでしばらく時間を使います。その後司会の中原みなみさん(テレビ東京アナウンサー)が登場し、キャストのお三方と監督がステージ袖から入場します。
キャストの皆さんは、キャラクターの台詞でご挨拶。
- 諸星さん「私の熱いアイドル活動、アイカツ!はじまります!フフッヒ」
- 大橋さん「これもアイカツだな」
- 沼倉さん「あなたもユリカ様に血を吸われたいの?」
印象に残ったシーンでは、諸星さんが「おやすみ、おやすみ、おやすみ」のところを挙げて、それを聞いた沼倉さんが「言われたー!」と被ってしまったようです。大橋さんはえびポンが映画の随所に出てくるところを挙げました。それを受けて木村監督から、それは自分の指示ではないところで、スタッフが自発的に入れているとのお話がありました。
10年経って、キャラクターや自分の変わったところ、変わらないところについて、諸星さんは色んなキャラクターを演じてきて、演技とか変わってきたところはあるけど、根本にあるものは変わらないとのこと。大橋さんは、蘭は「ああ」という台詞が多いけど、最初の頃はその短い台詞でも上手く気持ちを表現することができなかったとのこと。
ちなみに木村監督はここのスクリーンで初日に鑑賞したそうです。上映後には拍手が起こったそうな。
自身にとってアイカツ!とは、という質問。
- 諸星さん「青春」
- 大橋さん「人生の一部」
- 沼倉さん「学校」
これから見る方に向けてのメッセージでは、沼倉さんから「ユリカ様のあんな姿が見られる」とお言葉。多くの人が解釈一致している例のシーンです。
イオンシネマ板橋第1回
11時35分上映回の上映後舞台挨拶となります。席はW列でこちらも最後列でした。新宿からの移動はわりと余裕がありません。キャストおよび監督の入場は、新宿と違って客席の間を一部歩いていく形式でした。動線に近い席いいなー。
最初の挨拶は、大橋さんだけ「まずオムライス食べな」に変えてきました。
お気に入りのシーンについては、ライブでのMCシーンが挙げられていました。あそこで語られるメッセージは、時と空間を越えて強く伝わってきます。
それから話題は蘭が乗っていた車の話へ。そこへ木村監督から、あの車のモデルは脚本の加藤陽一さんの乗っている車であるZ4がモデルとの裏話が展開されました。
映画の最後でスターライト学園に集まるシーンについて、夜にした理由は、初代オープニングSignalize!の映像を意識したとのことでした。
どんな気持ちで演じたか、という質問について。
- 諸星さん「収録前は悲しい気持ちになったけれど、3人の関係性に勇気づけられた」
- 大橋さん「蘭は悩むことが多かったけれど、ポジティブに悩むようになって成長したと思う」
- 沼倉さん「劇中ではユリカのこの先の道のシーンはなかったけれど、同じように悩んだはず」
今回の作品を作る上でこだわったこと、気を付けたことについて、木村監督から、大人になったいちごたちが、皆の想像と違わなければいいな、と思って作ったとのこと。
そして話題は思い出深いことについて。諸星さんは、20歳の誕生日をお祝いしてもらったことを挙げました。アイマスクを付けてビルの中に入っていき美月さんの声に導かれていくと、フィッティングルームのBGMが流れて……。皆が諸星さんに内緒でオリジナルソングの練習をしたり、織姫学園長やジョニー別府先生が司会をしたり、色々エピソードが溢れてきました。すーちゃんがお酒を飲める歳になるまでアイカツ!が続いたらいいね、というお話が、現実になった瞬間でした。
それから木村監督が記憶に残っていたエピソードとして、スタジオへ諸星さんと入れ替わりですれ違った大橋さんが、諸星さんを見て「若いね」と言った話を挙げていました。いや、あなたも若いでしょ、というツッコミをしたくなりますが、この歳での数歳の年齢差は大きいですよねえ。
大人になったキャラクターの印象について。
- 大橋さん:蘭はもともと大人っぽかったので、ようやく追いついた感じ。バーテンダーからの深夜酒で大人になったんだなあ、と感じた
- 諸星さん:らいちの成長っぷり。イケらいちになってた。パパ(星宮太一)に似ている。何だか落ち着いていて、何ならいちごの方が幼く見える
- 沼倉さん:ユリカは学生時代は吸血鬼キャラと元々の引っ込み思案が性格のスイッチを切り替えていたけど、大人になってそれが融合した感じ
それから話題はあおいの髪型について。アメリカにいるのが分かる髪型になっており、やぐちひろこさんがそのようにしたとのことです。キャラクターの髪型は変えたかったけど、あまり変えると誰が誰だか分からなくなってしまう可能性があったので、あおいさんだけ大きく変えているそうです。へそ出しファッション案もやぐちさん案とのこと。
最後の挨拶では、今回出てこなかったおとめとかのキャラクターがどういうふうに成長しているか気になるとか、80歳になった皆の姿も見たいよねとか、諸星さんが#アイカツ10thレポハッシュタグをかなりマメにチェックしている話などがありました。
ちなみにこの回で、ようやくネタバレOKで話せる~とおっしゃっていましたが、新宿も上映後なのでネタバレOKなのでは、という疑問がありました。どうやら舞台挨拶の模様を動画で撮影したり、プレス向けの回だったので、ネタバレ禁止だったみたいです。
イオンシネマ板橋第2回
引き続き、14時30分上映回の上映前舞台挨拶です。こちらの席はM列で、真ん中あたりとなり、前2回よりはスクリーンに近い位置となります。ショッピングモール内を少しブラブラしていたら、すぐに開演となりました。ご飯を食べるだけの時間はありません。
最初の挨拶は、大橋さんと沼倉さんが変えてきました。諸星さんの台詞は、皆が聞きたいであろう定番中の定番台詞なので、変えてきませんね。
- 大橋さん「仲良しでいられるのもいまのうちだよ」
- 沼倉さん「下僕にしてあげないこともなくもなくってよ」
上映前なのでネタバレなしで、映画の見どころを語ります。何がネタバレになるかは人それぞれなので、何を言ってもネタバレになってしまう気はしますが。
- 諸星さん:ライブは最高。めまぐるしくアイカツが押し寄せてくる
- 大橋さん:ぐっとくる
- 沼倉さん:ストーリーの進み方が大人向け
続いて、本作のテーマでもある卒業に関するエピソードについて。
- 諸星さん:これまで学校とお仕事を両立してきたけど、大学を卒業してお仕事1本になったのが、不思議な感覚。
- 大橋さん:高校3年生から編入したので校歌を知らないまま卒業式を迎えた。口パクで乗り切った。未だに校歌は知らない。
- 沼倉さん:小学校の卒業式直前に、担任の子供が生まれるとのことで、担任が卒業式に出られなかった。そのこともあって、その子の誕生日3月16日は未だに覚えている
- 木村監督:卒業式は25年以上前なので覚えていない。アイカツ!のメンバが他の現場で活躍している様子を見て、アイカツ!を卒業したんだな、と感じている。
- これを受けて、諸星さんから、アイカツ!の現場は学校みたいな感じ。他の現場ではこんなに教えてもらえないようなことも教えてもらってた。そしてよく聞くワード、菊田塾が登場。菊田さんは何か喋りも先生っぽいしね、と木村監督。
- 印象的な先生は、との質問に、高畑勲監督を挙げた木村監督。おー、そういうSHINING LINEがあるのか、知らなかった。
10th応援コメントについて。文字数がたくさんあると”続きはHPで”となってしまう話を沼倉さんがして、文字数の目安ってあったよね、という話になり、それを聞いた大橋さん、文字数制限のことに気づかず思いきり書きまくっていたとのこと。でも他にも”続きはHPで”となっていて、アイカツ!愛が溢れてしまっている方もいたよね、という話になりました。
諸星さんからは、プラネットの子たちが、小さな頃から見てました、とかキャラクターの台詞とか書いてくれていて、まさにSHINING LINEだな、と。木村監督は、多くの人が関わってくれているんだな、と感じたとのこと。
最後の挨拶。
- 沼倉さん「最後のいちごのメッセージ、受け止めて」
- 大橋さん「10thレポ、どんどん投稿して」
- 木村監督「アイカツ!を見てきた女の子、男の子、おじさんも、楽しんでもらえたら。10th、15th、20thを迎えられたら」
- 諸星さん「共に、元気に、ハッピーに、歩んでいきましょう!」
1日に3回同じ映画を見たのは、初めてかもしれません。感想は別記事で書きますが、これだけ見ても食傷感がありません。