君たちはどう生きるか

2023年07月19日、チネチッタで宮崎駿監督作品の「君たちはどう生きるか」を鑑賞してきました。無宣伝戦略ということもあり、公開日あたりにTwitterで上映を知りました。事前情報がない状態で見る映画は久しぶりです。ふらりと立ち寄って映画を見ることはないので、実に小学生以来かもしれません。

序盤の戦争描写から、この世界観で最後まで話が進むのかな、と思っていたら、中盤以降で冒険活劇ファンタジーな展開に入っていきます。この日常から非日常な世界へ移動する時の描写が、何とも言えない不気味さを感じられて、印象的でした。

途中いくつか疑問に思うことも出てきますが、後に伏線が回収されるので分かりやすいです。口説くなく、程よい塩梅でさらっと回収されます。一方ではっきりしない部分もあり、見た人が考える余白もあります。

そして自分がそういう目線で見ているためかもしれませんが、これまでの監督作品のモチーフを多く感じられました。異世界に迷い込むのは千と千尋だし、石が騒ぐのはラピュタだし、下の世界のワラワラやキリコさんの和装はもののけ姫だし、細かいところを見ていくと他にもたくさんです。

タイトルである「君たちはどう生きるか」は同名の小説タイトルからの引用であり、本作と直接の関係はありませんが、主人公が比較的恵まれた社会階級であるという点は共通しており、何か重ねる意図があるのかもしれません。

ちなみにポスターの鳥は、本編を見ればまあ分かるのですが、ただ全体的に「鳥」をモチーフにしている理由はよくわかりませんでした。

自分はラピュタあたりを入口に監督作品に触れているので、中盤以降の冒険活劇を見て、やっぱりこれだなー!となりました。途中で話の流れが大きく変わっていくことで覚える高揚感は、事前情報を持っていないことで増幅されました。

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