映画プリキュア ミラクルリープを鑑賞

2020年11月16日、チネチッタで夕方から「映画プリキュア ミラクルリープ」を鑑賞してきました。普段でしたら土曜のナイトショーあたりで鑑賞するのですが、コロナ禍の影響か、昼間の上映しか設定されていないので、在宅勤務日に定時終了して見てきました。

タイムリープものとして期待していた展開どおりで、面白かったです。同じ日を周回しながら、徐々に真相に近づいていく過程が楽しいですね。あとは同じ日を繰り返すことで、オールスターズならではの、プリキュア同士の初対面シーンを何回も見られることが良かったです。ヒープリ側は以前の記憶を保持しているので、初対面時の対応が変わり、スタプリやハグプリメンバーの反応も変わってきます。こうして複数バリエーションの対面シーンを見せられるタイムリープもの、強いなあ、と思いました。

キャラクターとしては、三度目の対面で訝しむえみるさんの反応に”らしさ”を感じたり、温泉大好きルールーさんが単純に面白かったり、説得に窮したひなたさんがプリキュア暴露しちゃったり、色々楽しませてもらいました。ただ、スタプリは縁がなくて視聴話数がだいぶ少ないので、あまりキャラクターに対する思い入れが少ない自分に、改めて気づきました。

映画固有のゲストキャラクターは、ミラクルンとリフレイン。ミラクルンがプリキュア側について、リフレインは敵側となります。ミラクルンは、ミラクルと未来来るが掛かっているんでしょうね。名前の通り、明日を望む者と過去に執着する者になります。それぞれの背景は、オープニングネタバレなプリキュア映画であっても、重要なネタバレになってしまうので、伏せで。ミラクルンはほぼ妖精タイプで、こうしたゲストキャラクターは珍しいような気がしています。

その他小ネタとして、大女優春日野うららさんの登場は不意打ちで驚きました。北条まりあさんは、不勉強で初見では分からずでした^^;。

映画自体、約70分の尺で、3作品のプリキュアの見せ場を作ったり、出会いを描いたりする必要があるので、どうしても深い話を描いたりするのは難しいと思います。なのでそうした伏線の上に成り立つ深いメッセージや感動には繋がりにくいと思いますが、真っ直ぐな強いメッセージを投げかけてくるので、ちょっとうるっとくるシーンがあり、やはりプリキュア映画だな、と感じました。まあ、上映終了後に小さい女の子が、「おもしろかったー!」と言っていたので、大正義だと思います。

そして来春の映画予告。東京が舞台なんですね。聖地巡礼が捗ってしまうかもしれません。プリキュア5の出演については、最初はヒープリの出番を食ってしまいそうで、若干むむむ、と思ったのですが、最近は純粋に楽しみになりました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする